チェコ7-9月成長率5%、15年7-9月以来の上げ幅 に

チェコ統計局(CSU)が12月1日発表した2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比で実質5%増となり、市場予測の4.7%増を上回った。伸び率は前期の4.7%から0.3ポイント拡大し、2015年7-9月以来の高水準となった。前期比では0.5%増加した。

項目別にみると、個人消費が前年同期から4.4%拡大。政府支出も1.1%増え、最終消費支出は合わせて3.4%増加した。総資本形成は8%増で、そのうち固定資本形成は7.5%伸びた。輸出は7.2%、輸入は7.1%それぞれ増加した。

前期比では総資本形成が3.6%増加して全体をけん引した。個人消費は0.9%増となり、最終消費支出は0.7%伸びた。輸出は1.4%、輸入は0.4%それぞれ減少した。

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