ロスアトム、エジプト初の原発建設を受注

ロシア原子力公社(ロスアトム)は11日、エジプトの電力・再生可能エネルギー省から同国初の原子力発電所の建設を正式に受注した。プーチン大統領のエジプト公式訪問を機に本契約が結ばれたもので、推定総工費は210億米ドル(178億ユーロ)。2028〜29年の完工を予定する。

同発電所の立地はエジプト北部、地中海沿岸のエル・ダバで、出力1,200メガワットの原子炉4基が設置される。

プーチン大統領はエジプトのシシ大統領との会談で、シナイ半島上空で2015年に起きたロシア旅客機墜落事件を機に中止したエジプト直行便を来年2月にも再就航させることでも一致した。

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