チェコの自動車・バイク生産数、昨年は過去最高の142万台に

チェコ自動車工業会(SAP)が24日発表した同国の2017年の自動車・オートバイ生産台数は前年比5.2%増の142万1,324台となり、過去最高を記録した。主力の乗用車は5.2%増の141万3,881台で、輸出は5.1%、国内販売は6.8%それぞれ拡大した。

乗用車で生産数が最も多かったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、12.2%増の85万8,103台に上った。韓国の現代自動車は0.5%減の35万6,700台、トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)は9.8%減の19万9,078台と低迷した。

バスの生産台数は5.5%増の4,631台。チェコ唯一のトラックメーカーであるタトラの生産台数は11.7%増の1,481台と大きく伸びた。同じく唯一のバイクメーカーであるヤワ(Jawa)は8.4%増の1,331台に拡大した。

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