起亜自動車は15日、スロバキア北部のジリナ工場でステーションワゴン「プロシード」の新モデルの生産を開始した。3代目となる新プロシードは独フランクフルトにある起亜のデザインセンターで開発されたもので、ドア数が先代までの3つから5つに増えている。車高をより低くしたほか全長も伸ばしており、流麗なスタイルに仕上がっている。2019年1-3月期から欧州限定で発売する。
ジリナ工場ではこれまで、プロシードを計19万台以上生産してきた。今回の新モデル生産開始に合わせ、従業員300人を起亜の韓国本社拠点に受け入れ、研修を行った。
同工場は2006年5月、起亜の欧州初の生産拠点として設立された。16年までの10年間で車両250万台超、エンジン約380万基を生産した。