トルコ車部品大手テクラス、ブルガリアに第6工場設置

トルコの自動車部品大手テクラス(Teklas)がブルガリア北西部のヴラツァに国内6番目の工場を設置する。同市のカメノフ市長が7日明らかにしたもので、大手自動車メーカー向けにゴムコンパウンドとプラスチック製品を生産する。投資額は3,000万レフ(1,530万ユーロ)強。生産施設を段階的に建設していく計画で、当初は500人を雇用する。将来的に倍増させる計画。

テクラスはブルガリアで南部のクルジャリに4工場、トルコ国境に近いクルモフグラートに1工場を持つ。

テクラスは1971年の創業。流体循環システムや防振部品をゼネラルモーターズ(GM)、フォルクスワーゲン(VW)、ボルボ、BMW、ダイムラー、ルノーなどの自動車大手に供給している。ブルガリアには2004年に進出し、従業員2,100人以上を抱える。(1BGN=63.75JPY)