トルコ統計局(TUIK)が14日発表した9月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前
年同月比で3.4%増加し、2018年8月(1%増)以来13カ月ぶりのプラスとなった。
製造が前月の3.3%減から3.4%の増加に転じたほか、鉱山・採石が5.7%、電力・
ガス・スチームが0.4%増加して全体を押し上げた。
財別でみると、非耐久消費財の増加幅が最も大きく8.9%に達した。エネルギー
(8.1%増)と資本財(6.9%増)も好調だった。中間財は0.1%増。耐久消費財は
15.8%減と振るわなかった。
同国の鉱工業生産高は2018年9月に2.5%減少し、16年9月以来2年ぶりのマイナスに
転じていた。