ポーランドのバス製造大手ソラリス、ミラノ市営交通と電気バス100台の納入契約

ポーランドのバス製造大手ソラリスは12日、イタリアのミラノ市営交通会社アツィ
エンダ・トランスポルティ・ミラネージ(ATM)と電気バス100台の納入契約を交わ
したと発表した。昨年7月にATMと交わした電気バス250台の枠組み契約(契約額1億
9,200万ユーロ)の一環として、来年前半に納車する。今年6月には同受注契約の最
初の40台をATMに納入している。
納入する電気バスは「ウルビーノ(Urbino)12 エレクトリック」。乗車定員は82
人(座席数26)で、出力110kWの電気モーター2基と、ソラリス独自の高エネルギー
蓄電池(容量240kWh)を搭載している。今回納入する車両には、運転支援システム
としてイスラエルのモービルアイの死角監視・警告システム「モービルアイ・シー
ルドプラス(Mobileye Shield+)」を搭載する。また、1台には試験目的で米ス
トーンリッジの電子ミラー「ミラーアイ(MirrorEye)」を装備する。
今回の受注により、ソラリスが生産する電気バスは計1,000台に達することにな
る。

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