独フォルクスワーゲン(VW)がスロバキア・ブラチスラバ工場におけるSUVモデル
の生産を再停止する。半導体部品の供給不足を受けた措置で、期間は21〜22日の2
日。Aセグメントに分類されるシティカーの生産は継続する。
VWは前回、4月29日から5月13日まで同工場のSUV生産を停止した。16日付の現地英
字紙『スペクテーター』によると、同社は半導体不足の影響を最小限にとどめるべ
く努力しているが、今後数カ月は難しい状況が続くとみられる。VWスロバキアの広
報は、今年下半期には事態が好転するとの見通しを示した。
ブラチスラバ工場はVW、アウディ、セアト、シュコダ、ポルシェの5ブランドを手
がけている。