クロアチアのリマック、自動運転タクシー開発で欧州助成金を獲得

クロアチアの電動スーパーカーおよび部品メーカーのリマック・オートモビリは8
日、自動運転タクシー開発で欧州連合(EU)から2億ユーロの支援を受けると発表
した。クロアチア復興計画への助成金63億ユーロから配分される形だ。リマックで
は24年末の商業化を予定している。
リマックの姉妹会社で自動運転タクシー開発プロジェクトを運営する「プロジェク
ト3モビリティ」には、韓国の起亜自動車が出資している。リマックによると、実
用化までの初期投資額は4億5,000万ユーロ。資金は起亜自など国外投資家から調達
するほか、EUからの助成金も活用する。
リマックは自動運転タクシー開発にあたり、起亜自のほか、米マイクロソフトなど
多数の企業と開発提携を結んだ。また欧州・中東の約20都市と実用化に向けて交渉
中で、そのうちのいくつかとは提携合意を結んでいる。

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