独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が9月末、国内
工場での生産を1週間停止する。長引く車載電子機器向け半導体部品の不足が理
由。ロイター通信が16日、労組のヤロスラフ・ポフシーク代表の話として報じた。
同社は8月にも2週間の夏季休暇期間を1週間延長して生産調整を余儀なくされ、22
日から生産を再開したばかり。ポフシーク代表は当時、半導体が欠けている未完成
車が工場敷地内に4万台強あり、この数が5万台に近づく事態になれば、改めてシフ
トを減らして対応することになる見通しを明らかにしていた。
チェコではトヨタ自動車もコリーン工場の操業を今月13日から1週間の予定で停止
している。