NTTデータは4日、独子会社を通じてブルガリアのSAPサービスプロバイダ、ビジネ
スサービシズ・アンド・テクノロジーズ(BST)の過半数株を買収すると発表し
た。「グローバルで質の伴う成長」を目指す中期経営計画に沿うもので、世界市場
におけるサービス展開力を強化する狙い。取引額などの詳細は明らかにされていな
い。
NTTデータによると、BSTは2012年にソフィアを拠点として設立された。SAPベース
のデジタル化に特化し、業務・導入コンサルティングやマネージドサービスを提供
している。NTTデータは同社と数年前から提携関係にあり、そのサービスを柔軟
性・質ともに高く評価している。