イスラエルの小型軽量モーター企業、ツカサ電工と提携

イスラエルの新興企業EVRモータースが日本における自社製品販売でツカサ電工と
提携する。独自開発の「台形固定子ラジアル磁束永久磁石(TS-RFPM)モーター」
の販売地域を拡大するとともに、自動車以外の分野への応用を進める狙い。
EVRによると、TS-RFPMモーターは出力が従来品の2倍と高いため、サイズ・重量を
半分に減らし、価格も下げられる。もともと自動車市場を念頭に開発したが、他の
機械産業からも注目されている。
ツカサ電工との提携では、◇産業機械(フォークリフト、無人搬送車、デッキク
レーンなど)◇建設機械◇農業機械・乗用芝刈り機◇産業ロボット・自動倉庫◇
ボート——などの分野での需要を見込む。顧客のニーズにモーターの仕様を合わせ
て対応する。
EVRは、今月26〜28日開催の名古屋オートモーティブワールド展に出展を予定して
いる。

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