トルコ初の電動国民車、29日に生産開始

トルコ初の電動国民車を開発するTOGGが29日、ブルサ工場の開所式を行う。最初に
生産するモデルはミドルクラスSUVで、年内発売を予定している。
ムスタファ・ヴァランク産業技術相が20日、テレビ局Aハバルの取材で明らかにし
たところによると、第1号モデルの国産化率は51%。今後も国産への切り替えを進
め、2025年までに65%へ引き上げることを目指す。基幹部品である駆動モーターも
現時点では外国製だが、国内で開発が進められているという。
気になる値段については、「市場で流通する同一クラスのエンジン車の価格と同
等」としたうえで、普及を後押しするために「最近、EVに対する特別消費税
(SCT)率を最大10%引き下げた」と話した。
TOGGは2030年までに5モデルを発売し、年100万台生産する目標を掲げる。

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