特殊容器大手の独ゲレスハイマーは24日、北マケドニアの首都スコピエにある技術
産業開発区(TIDZ)で医療器具の第2工場の建設を開始した。2024年に稼働を開始
する予定。180人を新規雇用し、医療用ガラス容器やワクチン用注射器などを生産
する。投資額は1億2,600万ユーロで、同TIDZの開設以来、最大規模となる。
同社は21年4月、同TIDZに第1工場を設置して医療用プラスチック容器の生産を開始
した。これまで同国に6,000万ユーロを投資している。
北マケドニアへの投資を拡大する理由としてゲレスハイマーは、◇最初の投資の成
功◇良好なインフラ◇コストの透明性◇専門人材が豊富◇当局の支援の厚さ——を
挙げている。