シュコダ自がデジタル部門を刷新、中核事業の強化に向け

チェコのシュコダ自動車は1日、デジタル事業部門であるシュコダ・オート・デジ
ラボが新たに「シュコダ・エックス(Skoda X)」として始動することを明らかに
した。製品とサービスの一層のデジタル化を進めて同社の中核事業を強化する役割
を担う。また、プラハのイノベーションハブを通じて欧州のスタートアップ企業と
の連携を強化し、新しいアイデアを積極的に採用する。
シュコダ・エックスは革新的なデジタルサービスの提供を通じ、シュコダが「現代
の探検家」と呼ぶ、テクノロジーの利用に積極的なターゲット層のニーズに応えて
いく。顧客のフィードバックをもとに新サービスを開発し、運営も独自に行う。
シュコダ・エックスが提供するサービスには、◇全地球測位システム(GPS)を用
いた駐車と給油のキャシュレスサービス「ペイトゥパーク(Pay to Park)」と
「ペイトゥフューエル(Pay to Fuel)」◇車の購入者に仕様や来歴などのデータ
を包括的に提供するデジタル証明書「デジサート(DigiCert)」◇車の位置情報を
基に、提携する店舗やガソリンスタンドなどの有益な情報が表示される「オファー
(Offers)」◇カーシェアリング・プラットフォーム「ホッピーゴー
(HoppyGo)」◇シュコダの完全電気自動車(BEV)「エンヤクiV」の使用済み車載
電池を二次利用したエネルギー貯蔵システム「チャージングハブ(Charging
Hub)」——がある。

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