クロアチアのP3Mがロボタクシー量産へ、EUが1.8億ユーロを支援

クロアチアのテクノロジー会社プロジェクト3モビリティ(P3M)はロボタクシーの
量産工場を建設する。ニュースサイト『bneインテリニュース』が29日に伝えた。
同事業の総費用は5億3,500万ユーロで、欧州連合(EU)の復興・強靭化ファシリ
ティ(RRF)を通じて1億7,950万ユーロの助成を受ける。同国のプレンコビッチ首
相によると、同助成額はEUが承認した単一の研究開発事業としては史上最高額とな
る。
首都ザグレブの都市モビリティの整備計画の一環として行われる同事業には、無人
自動運転車両の研究と開発、生産のほか、必要なインフラ整備とソフトウエアプ
ラットフォーム開発が含まれる。P3Mのマルコ・ペヨビッチ最高経営責任者(CEO)
によると、すでに工場建設の詳細は決まっており、数カ月以内に着工する予定。
P3Mには高級電気自動車(EV)を手掛けるクロアチアのリマックグループとマテ・
リマックCEO、韓国起亜自動車が共同出資している。

上部へスクロール