ラトビアとリトアニアのデータセンター、SEBから3,000万ユーロを調達

スイス投資会社クエロ(Quaero)・キャピタル傘下の独立系データセンター事業者
であるラトビアのDEACとリトアニアのデータロジスティクス・センター(DLC)
が、スウェーデンSEB銀行から3,000万ユーロを調達した。電気通信インフラを強化
するためで、償還期間は10年。
具体的には、(1)DEACのリガ第3データセンター建設(2)DLCがヴィリニュスで運
営する複数のデータセンターの拡張(3)光ネットワークの拡大——が予定され
る。
(1)は再生可能エネルギー・再可燃料を電源とし、電力利用効率(PUE)1.3未満
を確保する。データセンターの格付け機関である米アップタイム・インスティ
テュートの安全性基準で、2番目に高いティア3の認定を受けられる見通しだ。

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