独SAPのイノベーションハブ「SAPラボ」、ルーマニアに開設

企業ソフト大手の独SAPはルーマニアのブカレストにデジタルイノベーションハブ
「SAPラボ」を開設した。同国市場のニーズに合わせたソリューションの開発が目
的。ルーマニア事業を通じて培った知見を開発に生かすとともに、同社の標準的な
ソリューションを同国市場向けにアレンジしたりする。ニュースサイト『ルーマニ
ア・インサイダー』が31日に伝えた。
SAPがグローバル研究開発機関に位置付けるSAPラボは、ドイツをはじめ米国、イン
ド、中国、ブラジルなど世界17カ国の21カ所に設置されている。各拠点では人工知
能(AI)、クラウドコンピューティング、プロセスオートメーションなど様々な分
野を対象に、合計で4万人以上が開発業務を行っている。
ルーマニアのSAPラボは、SAPラボ・ブルガリアとともに南東欧の地域ハブ「SAPラ
ボSEE」を構成し、地域内で顧客や大学、スタートアップ企業が連携するエコシス
テムを構築する。
SAPは2002年にルーマニアに進出した。従業員数は約400人で、ブカレスト、クル
ジュ・ナポカ、ティミショアラに拠点を持つ。国内では450社以上が同社のソ
リューションを導入している。

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