ソーラーパネルのリサイクルを手がけるポーランドの2loop Techhは、クラクフの
AGH科学技術大学と提携して開発した方法を中部ウッヂの新工場で実用化する。
ソーラーパネルの材料をほぼ完全に回収して循環経済に移行させることができると
いうもので、まずは年間1,000トンの処理能力でスタートする。能力拡大を継続
し、ポーランドにおける持続可能エネルギーの推進に大きく貢献する意向だ。ウッ
ヂ工場では初年度売上高で300万ズロチ(70万ユーロ)を見込む。
欧州では近い将来、10万トンを超えるソーラーパネルの廃棄が見込まれており、こ
れをどう処理するのかが業界にとっての大きな課題となっている。2loopはその解
決策となる技術を提案し、リサイクルの有力企業として市場に食い込む意気込み
だ。欧州のソーラーパネル・リサイクル市場規模は近く12億5,000万ズロチ(約2億
9,000万ユーロ)を超えるとみられている。
ポーランドもソーラー発電の導入が加速している。エネルギー規制当局によると、
2022年の発電容量新設規模は4.7ギガワット(GW)と過去最高を記録。市場成長率
は61%で欧州6位につけた。総容量は12.4GWに達した。
2loopはソーラーパネル以外に、風力タービンのリサイクル法および再生材料の建
設業界への応用の開発にも取り組んでいる。(1PLN=35.91JPY)