現代自のロシア工場、7,000ルーブルで売却

韓国の現代自動車は18日、ロシア資産の売却を発表した。取引額は象徴的な7,000
ルーブル(77.67米ドル)。今月28日までの手続き完了を見込んでいる。現代自は
ウクライナ戦争勃発直後の昨年3月、半導体部品などの調達困難を理由にロシアで
の生産事業を停止していた。
サンクトペテルブルク工場と、同地で2020年に買収した米ゼネラル・モーターズ
(GM)の工場を、現地ディーラー、アビロンの傘下企業アートファイナンスに譲渡
する。契約には将来的に資産を買い戻す権利が含まれている。現地顧客へのアフ
ターサービスは継続する。
現代自のサンクトペテルブルク工場は11年に操業を開始。年産能力は20万台で、
「クレタ」と「ソラリス」、起亜自動車「リオ」を生産していた。同工場の売却に
より2,870億ウォン(2億1,919万ドル)の損失が発生する。
同社は21年、ロシアで37万3,132台を販売し、市場シェア24%でルノーグループ
(アフトワズ、日産、三菱)に次ぐ2位に付けていた。
アビロンは現代自と取引関係があり、同社モデルの販促活動や輸入販売を行ってい
る。アートファイナンスに対しては独フォルクスワーゲン(VW)が今年5月、買い
戻しのオプション権なしにロシア資産を売却している。(1RUB=1.57JPY)

上部へスクロール