独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の旧ロシア・カルーガ工場が生産を再開す
るもようだ。ロシアのデニス・マントゥロフ副首相兼産業通商相が3日発表したも
ので、「外国の技術パートナー」が見つかったため今年上半期中に生産を開始する
としている。生産を行うメーカーやモデルなどの詳細は明らかにされていない。
VWは2022年3月、ロシアのウクライナ侵攻を受けて露事業を停止。昨年5月、現地
ディーラー、アビロンの傘下企業アートファイナンスに対し、同国資産を将来的な
買い戻しのオプション権なしに100%譲渡した。
マントゥロフ副首相は当時、カルーガ工場の今後の運営を東南アジアの企業に委ね
る方向で交渉が行われていることを明らかにしていた。しかし11月になって、一時
帰休していた同工場の従業員に対し、生産再開に向けたパートナー探しが難航して
いるためアートファイナンス側から解雇の申し出がなされたとロイター通信が報じ
ていた。