スズキのハンガリー工場、通算400万台の生産達成

スズキのハンガリー子会社であるマジャールスズキがブダペスト近郊のエステルゴ
ムに持つ工場の通算生産台数が400万台を突破した。400万台目はコンパクトSUV
「ビターラGLX」だった。11日付のニュースサイト『bneインテリニュース』が報じ
た。
同工場は小型ハッチバック「スイフト」の生産を1992年に開始したのを皮切りに、
小型ワゴン車の「ワゴンR」(2000年)、クロスオーバーモデルの「イグニス」
(03年)と「SX4」(06年)、小型ハッチバック「スプラッシュ」(08年)、クロ
スオーバーSUV「SX4 Sクロス」(13年)、「ビターラ」(15年)を手がけてきた。
20年1月からは欧州向けに生産する全てのモデルをハイブリッド(HV)仕様に転
換。現在はビターラとSX4 Sクロスを生産し、世界123カ国に輸出している。
マジャールスズキの昨年の売上高は前年比22%増の24億4,000万ユーロ、生産台数
は20%増の12万9,022台だった。ロベルト・クリスティアン副最高経営責任者
(CEO)によると、今年の生産台数は13万台に達する見込み。

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