独エネルギー大手エーオンのハンガリー法人は10日、高級乗用車大手の独BMWが同
国北西部のデブレツェンに建設中の電気自動車(EV)工場向けに大型の太陽光発電
所を設置すると発表した。投資額は非公表。
太陽光発電所の出力は43メガワット(MW)で、2万世帯の年間需要を満たす量に匹
敵する。敷地面積は50ヘクタール、ソーラーパネルの合計面積は32万平方メート
ル。
BMWはデブレツェンで完全電気自動車(BEV)専用プラットフォームを採用した次世
代の主力モデル「ノイエ・クラッセ」を2025年から生産する予定。工場には高電圧
バッテリーの組み立て施設を併設する。