北マケドニアの後発薬大手、韓国のバイオ創薬企業を買収

北マケドニアのジェネリック(後発医薬品)大手アルカロイド(Alkaloid)は4
日、韓国のバイオ創薬企業ロフィビオ(Rophibio)を買収すると発表した。バイオ
シミラー(バイオ後続品)市場に参入する計画の一環。クロアチア子会社のアルカ
ロイド・ファーマ・インターナショナルを通じてロフィビオ株を100万米ドルで取
得し、筆頭株主となる。
ロフィビオは抗体・タンパク質医薬品、遺伝子・細胞医薬品、幹細胞医薬品などの
バイオ医薬品を手掛ける。現在、バイオシミラーの開発を進めている。
アルカロイドは首都スコピエに本社を構え、医薬品のほか化学薬品、化粧品分野で
事業を展開する。中東欧ではクロアチア、スロベニア、セルビア、モンテネグロ、
コソボ、アルバニア、ルーマニア、ブルガリア、トルコ、ウクライナ、ロシアに進
出している。従業員数はグループ全体で約3,000人。

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