スロベニア国営送電会社、独シーメンス・エナジーとDX推進で協力

スロベニアの国営送電企業エレクトロ・スロベニア(ELES)は7日、独エネルギー
設備大手シーメンス・エナジーとエネルギー分野におけるデジタル変革(DX)およ
び持続可能なソリューション開発で協力すると発表した。高電圧送電線のデジタル
ツイン技術や作業ロボットなどを開発し、設備の点検や二酸化炭素(CO2)排出削
減に役立てる。開発したソリューションは国際市場で展開する方針。
ELESはフェイスブックへの投稿で、「エネルギーインフラのDXは待ったなしだ。
シーメンス・エナジーとの提携は真にグリーンで持続可能な未来への一歩を意味す
る」と述べて歓迎した。
ELESは国内唯一の送電システム運用会社。総延長2,587キロメートルの送電線を、
400キロボルト(kV)、220kV、110kVの3つ電圧階級で運用している。

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