アロブスグループ、ESAのプロジェクトに参加

ルーマニアのアロブス・エンジニアリングとそのポーランド姉妹会社アロブス・ポ
ルスカが欧州宇宙機関(ESA)のCRIMSON計画に参加する。低軌道上の近接操作のた
めに柔軟に活用できる汎用制御ユニットを開発するもの。ランデブーや捕獲(キャ
プチャ)などにおける監視・制御で中心的役割を果たすと期待されている。
汎用とするためには、◇さまざまなセンサやイメージャ(イメージセンサ)と連動
可能◇高速通信を必要とする画像処理、相対航法、ロボット制御、また、画像圧縮
といったサポート機能を備える◇機能実行の前提となる処理能力・メモリ容量を装
備——などの要件を満たさねばならない。
これまでのところ、近接操作に当たってはミッション毎にシステムの変更・テスト
作業が必要だ。この手間を省き、宇宙ごみ(スペースデブリ)除去や軌道上サービ
スに幅広く対応できるようにし、効率化を目指す。

アロブスグループのホームページ
https://arobs.com/

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