ポーランド南部のティヒにある欧州自動車大手ステランティスの工場で、提携する
中国の新興電気自動車(EV)メーカー、零?(Leapmotor)の新たなモデルを生産す
る計画が撤回されたもようだ。ロイター通信が8日、関係者の話として報じたもの
で、欧州連合(EU)による中国製EVへの追加関税導入を巡る中国政府の方針が影響
しているとみられる。同工場では6月に零?の小型車「T03」の生産を開始。これに
続く2番目のモデルとしてクロスオーバー「B10」の生産が計画されていた。
関係者によると、両社は同モデルの代替生産拠点として、独アイゼナハとスロバキ
アのトルナバにあるステランティスの工場を検討している。
ロイターは先月末、EUが中国製EVに対する追加関税適用を発動したことへの報復措
置として、中国政府が自国の自動車メーカーに対し同措置発動に賛成したEU加盟国
への大型投資を一時停止するよう非公式に指示したと伝えた。ポーランドは賛成し
た10カ国のうちの1つ。ドイツとスロバキアを含む5カ国は反対した。