ベルギーの半導体・電子部品メーカー、メレキシスは14日、ブルガリアのソフィア
にある工場に研究施設を開設したと発表した。投資額は120万ユーロ。40台のラボ
ベンチと3つのハードウエア開発エリアを備えており、迅速な製品開発につなげる
狙いだ。
メレキシスは電気自動車(EV)を含む自動車産業、スマート家電、エネルギー管理
などの分野向けにセンサーやアクチュエーター製品を生産している。ブルガリアに
は2000年に進出。従業員750人のうち約200人が研究開発職で、昨年は10億個の半導
体チップを生産した。投資残高は1億6,300万ユーロ。中東欧ではウクライナのキー
ウにも開発拠点を持つ。