パナソニックは5日、食品システム部門のパナソニック・コールドチェーンソ
リューションズ(パナソニックCCS)がポーランドの冷凍機メーカー、エリア・
クーリング・ソリューションズの買収を完了したと発表した。親会社のクーリン
グ・ソリューションズから全株式を取得し、完全子会社化した。取引額は非公表。
エリア・クーリング・ソリューションズは今後、パナソニック・コールドチェー
ン・ポーランド(PCCPL)に名前を変え、欧州市場で冷凍機事業を強化していく。
急成長する二酸化炭素(CO2)冷媒を用いたノンフロン冷凍機の開発・生産にも取
り組む。
食品システム用コールドチェーン機器の冷媒として広く使われているフロンガスは
温室効果が高く、代替となる冷媒への転換が求められている。パナソニックはフロ
ンガスを使わないノンフロン冷凍機により日本市場ですでに地歩を築いた。今後の
成長が見込まれる欧州を最重要市場に位置付けている。
1995年設立のエリア・クーリングは従業員数が約160人、資本金が116万2,000ズロ
チ(約27万ユーロ)。以前からパナソニックのコンプレッサ—を使用しており、技
術的な親和性が高い。