ルーマニア電気機器メーカー 独SGBとの合弁変圧器工場が稼働へ

 ルーマニアの電気機器メーカー、エレクトロアルファ・インターナショナルは1日、同国北東部ボトシャニで数週間内に独変圧器大手SGB-SMITとの合弁工場を稼働させると発表した。敷地面積は9,000平方メートル。小型変電所向けに50〜1,000キロボルトアンペア(kVA)の変圧器を製造し、欧州及び国際市場に供給する。2027年までに200人以上を雇用する予定。

 エレクトロアルファは電気機器部門のほか、金属加工部門、太陽光発電などエネルギープロジェクトのターンキー提供を専門とする部門がある。24年の売上高は8億レイ(約1億6,000万ユーロ)、純利益は6,000万レイ(約1,200万ユーロ)だった。現在、ブカレスト証券取引所(BVB)への株式上場を準備中だ。

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