独電機大手シーメンスの鉄道事業子会社シーメンス・モビリ ティはハンガリーのブダペストにある研究開発(R&D)拠点を 拡張する。投資額は1,470万ユーロ。40人の高度人材を新規雇 用し、次世代の鉄道自動化ソリューションを開発する。ハンガ リー投資庁(HIPA)が8日に明らかにした。
同拠点は独ハンブルクの近郊鉄道(Sバーン)で行われている 完全自動列車の実証走行プロジェクト「デジタルSバーン・ハン ブルク」などに参画している。シーメンス・モビリティはブダ ペストにある2つの拠点で300人以上を雇用し、そのうち260人 がR&D部門に従事している。
HIPAは2014年の設立。昨年までの10年間で2,200件のプロジ ェクトを支援し、約17万人の新規雇用に貢献した。