仏エア・リキード、ロシアで空気分離装置を建設
工業ガス世界2位の仏エア・リキードは7日、ロシアのニジニ・ノヴゴロド州で空気分離装置を建設すると発表した。総工費は6,000万ユーロ。同国の工業ガス市場は大幅な成長が見込めるため、今後も現地投資を拡大し、競合の米エアープ […]
工業ガス世界2位の仏エア・リキードは7日、ロシアのニジニ・ノヴゴロド州で空気分離装置を建設すると発表した。総工費は6,000万ユーロ。同国の工業ガス市場は大幅な成長が見込めるため、今後も現地投資を拡大し、競合の米エアープ […]
化学大手の独BASFは7日、スチレン系樹脂事業を2011年1月1日付で分社化すると発表した。競争激化や利益率の低下、需要変動の激しさを踏まえ、分社化して顧客ニーズにきめ細かく対応できる体制の構築が必要と判断した。 \ S
シーメンスの産業用インフラシステムを標的とするマルウエア(悪意あるソフトウエア)「Stuxnet」の感染が広がっている。イラン政府当局が先月25日、同国内でコンピューター3万台、サーバー数千台が感染したことを認めたほか、
米シティグループ傘下のシティ・ベンチャーキャピタル・インターナショナル(CVCI)は9月27日、ブルガリアの動物用医薬品会社Huvepharmaの株式38%を取得すると発表した。取引金額は公表されていない。 \ Huve
ドイツ連邦統計局が国内7州のデータをもとに1日発表した2010年8月の小売売上高(暫定値)は前年同月を名目で3.3%上回り、物価を加味した実質でも2.2%増となった。売上成長は名目・実質ともに4カ月連続。景気回復を反映し
チューリヒ工科大学とイタリア学術会議(CNR)の研究チームが、反応(発電)の過程で二酸化炭素(CO2)を全く排出しない新しいタイプのエタノール燃料電池を開発した。「有機金属燃料電池」(OMFC)と名付けられた同システムは
繊維強化プラスチックの生産がドイツを中心に欧州で拡大している。輸送や建設、風力発電分野でガラス繊維強化プラスチック(GFRP)や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の需要が伸びていることが背景にある。独強化プラスチック工
フランスの大手化粧品メーカーであるロレアルは23日、同社初のロシア工場を開所した。現地生産を通じて需要拡大に迅速に対応できる体制を整え、市場の成長を追い風に事業を拡大させる狙い。 \ 新工場はモスクワの南西85キロメート
英蘭資本の日用品大手Unilever(ロッテルダム、ロンドン)は27日、ヘアケア用品世界3位の米Alberto Culverを現金37億ドルで買収することで両社が合意したと発表した。北米などの当該事業を強化する狙い。取引
資生堂のドイツ事業が好調だ。同国と周辺国を担当する独法人Shiseido Deutschland GmbHの2009年度の売上高は前年比10%増の7,150万ユーロに拡大。独市場の成長が2.5~3%にとどまる見通しの今年
ドイツ北部ニーダーザクセン州のシュターデで21日、炭素繊維複合材(CFK)の研究開発センターCFK Nordの開所式が行われた。同センターでは航空機やトラック、鉄道車両に利用されるCFKの製造技術を研究開発、施設を利用す
実用化につながる革新的な技術を開発した研究者に授与される「ドイツ未来賞」の最終候補に、高速プラスチック分別システムを開発したハイテク企業Unisensor Sensorsysteme、柔軟度の高いハンドリングアームを開発
欧州委員会は20日、特定の化学物質を含有する製品の販売を一部禁止する規制案をまとめた。対象となる製品は、染毛剤や歯のホワイトニング剤、トイレ用洗浄剤、肥料などに含まれる「過酸化水素」、マニキュアのリムーバーに使われる「ア
ウズベキスタン初の経済特区であるナボイ自由工業経済地区への企業進出が始まった。先陣を切ったのはメーカー5社で、そのうち3社は現地企業と、シンガポール、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)の企業との合弁会社。残る2社は100%
ドイツ連邦統計局が17日発表した2010年8月の生産者物価指数は前年同月比で3.2%上昇した。上げ幅は7月の3.7%から低下したものの、依然として大きい。エネルギーと中間財が最大の押し上げ要因で、エネルギーを除いたコアの
化学系複合企業のEvonik(エッセン)は20日、カーボンブラック事業の売却方針を発表した。経営資源を化学事業のなかでも収益性の高い分野に集中させる戦略の一環で、すでに投資銀行に売却先の模索を委託した。 \ Evonik
葉脈組織をセラミックの一種であるセメンタイト(鉄カーバイド)に簡単に変換する技術を、マックス・プランク・コロイド界面研究所(MPIKG)のツォーエ・シュネップ博士を中心とする研究チームが開発した。葉脈を酢酸鉄に浸して乾燥
太陽電池大手の独Q-Cells(ビターフェルト・ヴォルフェン)が太陽光発電セルメーカーから、顧客のニーズに見合った総合的なソリューションを提供するシステムサプライヤーへと脱皮する意向だ。3月に就任したネディム・ツェン社長
Bayerの農業科学部門Bayer CropScience(BCS、モンハイム)は9日の年次記者会見で、事業の先行きに自信を示した。特に遺伝子組み換え(GM)作物に期待をかけており、新品種開発で中国油脂作物研究所(OCR
陶磁器・衛生タイル大手の独Villeroy & Bochはカルテル容疑に伴い欧州連合(EU)の欧州委員会から制裁金支払いを命じられたことを不服として異議申し立てを行った。フランク・ゲーリング社長は「談合を行った
再生紙の利用がドイツ企業に定着した。企業コンサルティング大手A.T. Kearneyと再生紙の普及を目指す経済団体「Pro Recyclingpapier」が120社を対象に実施したオンライン調査によると、再生紙を使用し
外国企業によるセルビア投資が加速している。ドイツのゴム成形部品メーカーのE.F.Mは8日、北東部のズレンヤニンに新設されたユゴイストク(Jugoistok)工業団地内に工場を建設すると発表した。敷地面積は6,500平方メ
ルーマニア医薬品市場が好調だ。2010年1-6月の売上高は、前年同期比26%増の48億レウ(11億5,000万ユーロ)に拡大した。4-6月に限ると35%の大きな伸びを示した。市場調査会社Cegedim Romaniaのデ
欧州委員会は8日、家庭用洗浄製品を手がける米SCジョンソンが米消費財大手サラ・リーの家庭用殺虫剤事業を買収する計画を調査に着手すると発表した。この取引はEU内の売上規模から審査の対象ではないものの、スペインなど6カ国が競
欧州議会は8日の本会議で、霊長類を使った動物実験を厳しく制限する法案を可決した。とくにチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなど大型類人猿については原則禁止となる。法案は加盟国の承認を経て近く成立する見込み。加盟国は成立か
チェコは古くから技術大国として知られ、スクリューやソフトレンズ、電子レンジ、高性能プラスチック爆薬、ホログラム、不織布、エイズ治療薬など多くの優れた発明を生み出してきた。世界経済フォーラムがまとめた国際競争力ランキングに
食品や日用品の包装容量の規制撤廃を定めた欧州連合(EU)指令が昨年4月に国内法化されて以来、容量を減らして小売価格を据え置く隠れ値上げがドイツで横行している。数年前からこの種の値上げを調査しているハンブルク消費者センター
チェコは古くから技術大国として知られ、スクリューやソフトレンズ、電子レンジ、高性能プラスチック爆薬、ホログラム、不織布、エイズ治療薬など多くの優れた発明を生み出してきた。世界経済フォーラムがまとめた国際競争力ランキングに
さまざまな産業分野で手広く事業を展開するブルガリアのキムインポルトがこのほど発表した2010年1-6月期決算は、売上高が28億7,500万レフで前年同期比19.5%の大幅な減収となった。一方、20%に上るコスト削減を達成
化学大手の独BASFが開発した遺伝子組み換えジャガイモ「Amflora」の栽培地に、商業栽培が許可されていない同社の別の遺伝子組み換えジャガイモ「Amadea」が少量、植えられていたことが品質検査で分かった。問題のジャガ
カザフスタン政府は7月、2010~14年の製薬産業発展プログラムを閣議決定した。医薬品市場における国産品のシェアを09年の3割弱から14年までに5割に引き上げることを目指し、製薬産業の発展を支援する様々な施策が盛り込まれ
ドイツ化学工業会(VCI)は2日発表した第2四半期化学産業レポートの中で、独業界の2010年生産成長率を従来予測の8.5%から約11%に上方修正した。景気が急速に回復しているためで、業界売上高についても従来の10%増から
主にフラットパネルディスプレー用の透明導電膜として使用される酸化インジウムスズ(ITO)を自動車のフロントガラスに応用する技術を、フラウンホーファー被膜・表面技術研究所(IST)の研究チームが開発した。ITOの電導性を利
ハンガリーの製薬大手リヒターは30日、非定型抗精神病薬「カリプラジン」の双極性うつ病患者における第2相臨床試験(フェーズ2)で、プラセボと比較した統計学的に有意な有効性が認められなかったと発表した。ただ、投与量の多いグル
米コンサルティング大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が8月23日発表した世界化学業界の合併・買収(M&A)取引に関するレポートによると、2010年1-6月期(上半期)のM&A件数(公表案
ドイツ化学工業会(VCI)は8月26日、同業界の研究開発(R&D)投資額が経済危機の昨年も前年並みの約83億ユーロを保ったと発表した。VCI研究開発部会のアンドレアス・ニーマイヤー部長(BASF取締役)は「危機
ドイツのろうそくメーカーが原料であるパラフィンの価格上昇に苦しんでいる。製造コストのほぼ半分を占めるパラフィンの価格は昨年8月から今年8月までに30~40%上昇。原料業者と流通業者の板ばさみにあうメーカーが価格上昇分を販
ドイツ連邦統計局が19日発表した2010年7月の生産者物価指数は前年同月比3.7%増と大幅に上昇した。同指数の上昇は4月から4カ月連続。エネルギー価格が6.7%上がり、全体を押し上げた格好で、エネルギーを除いたコアの物価
化学大手の独Sued Chemie(ミュンヘン)がリチウムイオン電池の正極材に使われるリン酸鉄リチウム(LFP)の生産体制を強化する。LFPの需要急増に対応する狙いで、LFPを必要とする複数の顧客企業と共同で今後1年以内
複合企業の独Evonikは売りに出している発電部門Steagの売却益を債務の圧縮と化学部門の強化に充て、株主配当には回さない意向だ。同社のクラウス・エンゲル社長が経済紙『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』に
はき捨てられて路上に付着するチューインガムに業を煮やしたベルリン市当局が、対策に乗り出した。市の中心部にあるアレクサンダー広場に特殊なテフロン加工が施された敷石を敷設する計画で、現在は一部の区画で試験導入中だ。大衆紙『ビ
ナメクジや昆虫など土の中に住む小さな無脊椎動物が、野原の植生で重要な役割を果たしているとの調査結果を、ヘルムホルツ・環境研究センター(UFZ)などの研究チームがまとめた。カタツムリや昆虫は農作物を食い荒らす「害虫」のイメ
三井物産は17日、アイルランドの農薬製造・販売会社アグリガード・ホールディングスを買収したと発表した。アグリガードは特許が切れた農薬と同じ有効成分を使って製造する後発農薬のメーカー。三井物産はベルギーにある農薬子会社のミ
炭素製品大手の独SGL Carbon(ヴィースバーデン)は4日の上半期決算発表で2010年12月通期の業績予測を上方修正した。主力の黒鉛電極のほか、炭素繊維の需要が急速に回復しているためで、営業利益(EBITベース)を従
化学大手の独Lanxess(レバークーゼン)は6日の決算発表で2010年12月通期の営業利益(EBITDAベース、特別項目を除く)予測を上方修正した。上半期の業績が好調だったためで、5月に提示した「6億5,000万~7億