世界最強の生分解性繊維、独研究所が開発
公的研究機関ドイツ電子シンクロトロン(DESY)はこのほど、鉄鋼を大幅に上回る強度を持つ生分解性合成セルロース繊維の開発に成功したと発表した。鉄鋼の4倍の強度を持つクモの糸よりも強く、自動車や航空機、家具への投入が期待さ […]
公的研究機関ドイツ電子シンクロトロン(DESY)はこのほど、鉄鋼を大幅に上回る強度を持つ生分解性合成セルロース繊維の開発に成功したと発表した。鉄鋼の4倍の強度を持つクモの糸よりも強く、自動車や航空機、家具への投入が期待さ […]
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は24日、独食品・包装機械業界の生産高が昨年は前年比4.8%増の140億ユーロ強となり、過去最高を更新したと発表した。輸出高は1.6%増の約85億ユーロだった。 包装機械の生産高は3%増えて
トルコの建設大手ルネサンスは26日、ロシアで4件の契約を結んだと発表した。シベリアの天然ガス処理施設建設を始め、公共交通、医療、金融の各分野が対象となる。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの開催を機に調印された。 ま
横浜ゴムは28日、独フォルクスワーゲン(VW)傘下でチェコ自動車大手シュコダのSUV「コディアック」に、今年4月から新車装着(OE)タイヤの供給を開始したと発表した。VWのロシア工場(ニジニ・ノブゴロド)で生産される同国
アゼルバイジャン国営石油企業のソカールは21日、トルコ西部イズミルのアリアーに建設中の製油所「スター(Star)」を今年10月に開設する見通しを明らかにした。同製油所への投資額は63億ドル。原油精製能力は年1,000万ト
富士フイルムは25日、ロシアの製薬大手アールファームと医療機器販売で提携する契約を結んだ。充実した販路と主要医療機関とのつながりを持つ同社を通じ、今夏からX線画像診断装置や内視鏡などの販売を開始する。アールファームの親会
EU加盟国は22日、欧州委員会が豪州、ニュージーランドと自由貿易協定(FTA)交渉を開始することを承認した。EUは米国が保護主義に走る中、両国と早期にFTAを締結し、輸出を拡大したい考えだ。ただ、両国がEUに求める農産物
独自動車シート大手のグラマーは22日、熱可塑性樹脂部品製造を手掛ける米トレド・モールディング・アンド・ダイ(TMD)を買収することで合意したと発表した。北米事業を強化する狙い。買収金額は2億7,100万ドル。今年7~9月
富士フイルムは25日、ロシアの製薬大手アールファームと医療機器販売で提携する契約を結んだ。充実した販路と主要医療機関とのつながりを持つ同社を通じ、今夏からX線画像診断装置や内視鏡などの販売を開始する。アールファームの親会
繊維産業向け装置などを手がける伊カミナダグループの樹脂加工子会社、シンク・プラスチックは先ごろ、セルビア北部スボティツァに工場を開所した。投資額は300万ユーロ。年末までに30人を雇用する。 工場のあるボイボディナ自治州
3Dプリンターを使ったオーダーメードの眼鏡フレーム製造サービスを提供する。3Dスキャンと専用ソフトウエアを使い、個々人の顔の形状にぴったり合った眼鏡を製作できるのが特徴。 まず好みのフレームを選び、顔を3Dスキャンで撮影
欧州連合(EU)司法裁判所は17日、欧州委員会がネオニコチノイド系農薬3種の使用を制限したことを不服として農薬メーカーが提訴した問題で、原告の訴えを退ける判決を下した。 ネオニコチノイド系の農薬は害虫駆除の効果が高く、世
ドイツ連邦統計局が18日発表した4月の生産者物価指数は前年同月を2.0%上回り、上げ幅は前月の同1.9%から0.1ポイント拡大した。上昇率の拡大2カ月連続。エネルギーが3.2%増となり全体を押し上げた格好だ。エネルギーを
自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は22日、熱可塑性樹脂部品製造の米トレド・モールディング・アンド・ダイ(TMD)を完全買収することで合意したと発表した。北米事業を強化する狙い。買収金額は2億7,100万ドル。第
化学大手の独ランクセス(ケルン)は17日、ブラジルのポルト・フェリース工場内にプレポリマーの新生産施設を建設すると発表した。プレポリマーの南米生産能力を拡大する考え。投資額は百万ユーロのケタ台。来年下半期の操業開始を予定
独化学工業会(VCI)は16日に発表した第1四半期(1~3月)の業界レポートのなかで、景気の先行きへの懸念を表明した。米トランプ大統領が打ち出した保護主義政策に伴う通商摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱交渉の不透明な見通し
ロシア石油最大手の国営ロスネフチは19日、ベトナム南部の沖合にあるランドン油田で天然ガスの生産を開始したと発表した。同油田の原始埋蔵量(生産開始前の総量)は230億立法メートル。ロスネフチはランドン油田を含む鉱区のオペレ
スイス自動車部品メーカーのオートニウムは15日、ハンガリー北部のコマーロムで新工場を開所した。需要拡大に対応するもので、騒音低減・サーマルマネジメント(断熱・保温など熱対策)向け軽量部品を生産し、ハンガリーとスロバキアに
EU司法裁判所は17日、欧州委員会がネオニコチノイド系農薬3種の使用を制限したことを不服として農薬メーカーが提訴した問題で、原告の訴えを退ける判決を下した。 ネオニコチノイド系の農薬は害虫駆除の効果が高く、世界各地で広く
独化学大手のランクセスは17日、ブラジルのポルト・フェリース工場内にプレポリマーの新生産施設を開設すると発表した。南米でのプレポリマー生産増強が目的で数百万ユーロを投じる。来年下半期の操業開始を予定している。同生産施設の
ロシア石油最大手の国営ロスネフチは19日、ベトナム南部の沖合にあるランドン油田で天然ガスの生産を開始したと発表した。同油田の原始埋蔵量(生産開始前の総量)は230億立法メートル。ロスネフチはランドン油田を含む鉱区のオペレ
住友ゴム工業がスロベニア西部のロガテツに、医療用精密ゴム部品の工場を開設する。投資額は3,400万ユーロ。17日に起工式が行われた。2019年4月の操業開始を予定している。 新工場の名称は「ロンストロフ・メディカル・エラ
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は10日、カナダの洗剤メーカー、ジェムパック(JemPak)を投資会社アカスタ・エンタープライゼズから譲り受けることで合意したと発表した。北米事業を強化する考え。買収金額は1億1,
ネット通販大手の独ツァランドは8日、女性用化粧品の取り扱いを開始したことを明らかにした。ルビン・リッター取締役(財務担当)は、化粧品は衣料品などと比べてネット上であまり販売されていないと指摘。市場開拓の余地が大きいとの見
独化学・製薬大手バイエルのヨハネス・ディーチュ取締役(財務担当)は証券紙『ベルゼンツァイトゥング』に、米農業化学大手モンサントの買収に伴うコスト削減効果が当初予測を下回る見通しを明らかにした。買収承認の条件として独禁当局
化学商社の中間物商事(本社:大阪)がベラルーシ事業を強化する。大阪で開かれた日・ベラルーシ経済フォーラムを機に、製薬会社ナティヴィタ(NatiVita)及び政府系医薬品持ち株会社ベルファルムプロム(Belpharmpro
英国の元スパイ暗殺未遂事件で使われた神経剤「ノビチョク」が「チェコで昨年製造された」というゼマン大統領の発言で、同事件をめぐる状況が混乱している。ロシア側は「ロシア以外の国が製造した可能性を裏付ける」としてゼマン大統領の
住友化学は11日、EUがミツバチの大量死や大量失踪の主な原因とされるネオニコチノイド系農薬3種の屋外使用禁止を決めたことを「非科学的な対応」として批判する声明を発表した。 EU加盟国は4月、ネオニコチノイド系の農薬とミツ
武田薬品工業は8日、アイルランドの製薬大手シャイアーを買収することで合意したと発表した。買収額は460億ポンド(約7兆円)。日本企業による海外企業の買収としては、ソフトバンクの英半導体設計大手アーム・ホールディングス買収
英製薬大手のアストラゼネカは8日、抗精神病薬「セロクエル」のライセンス権を中国同業の緑葉製薬(リューイエ・ファーマ)に売却すると発表した。中核部門に集中する戦略の一環で、売却額は5億3,800ドルに上る。 セロクエルは統
独化学大手のヘンケルは10日、カナダの洗剤メーカー、ジェムパックを買収することで合意したと発表した。北米事業の強化が狙い。買収金額は1億1,800万カナダドル(約7,700万ユーロ)で、5月末の買収手続き完了を見込む。
化学大手の独BASFは3日、製紙・水処理薬品事業を米特殊化学大手ソレニスと統合すると発表した。事業整理の一環。取引の詳細は公表していない。早ければ年末に統合手続きが完了すると見込んでいる。 ソレニスをソレニスの親会社であ
再生可能エネルギーやエネルギー効率改善の分野でコンセプト開発に取り組む独新興企業エコジーが、樹脂包装ごみからガソリンや軽油を精製するプラントを建設する。ゴミとして捨てられる包装材を有効活用する考え。マンフレート・ファルツ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比2%増の25億1,200万ユーロとわずかに拡大した。米ドル安が足かせと
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は3日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。為替差損が従来予想を上回る見通しを踏まえたもので、これまで「前年水準を保つ」としてきた売上高と営業利益(EBIT
特殊化学大手のエボニック(エッセン)が8日発表した2018年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前年同期比14%増の6億7,900万ユーロへと拡大した。原料調達コスト管理の改善と米JMフーバ
欧州委員会は4月30日、独化学大手BASFが独同業バイエルから種子・農薬事業の一部を取得する計画を条件付きで承認したと発表した。BASFは競争上の懸念が指摘された事業の売却を求められる。 米農業化学大手モンサントの買収を
独化学大手のBASFは3日、製紙・水処理薬品事業を米特殊化学大手ソレニスと統合すると発表した。事業整理の一環。取引の詳細は公表していない。早ければ年末に統合手続きが完了すると見込んでいる。 BASFはソレニスを親会社であ
製薬・化学大手の独バイエルが3日発表した18年1~3月期(第1四半期)の純利益は19億5,400万ユーロで、前年同期から6.2%減少した。減収となったほか、為替差損、製造、研究開発、販売・マーケティング費用の増加が響いた
繊維複合材部品製造の独コテサを中国の特殊素材メーカー、安泰科技(Advanced Technology & Materials=AT&M)が買収する計画をドイツのペーター・アルトマイヤー経済相が承認し
自動車の軸受け部品などを手掛ける独フォアヴェルク・オートテック(ヴッパータール)は先ごろ、セルビア拠点の開設に4,300万ユーロを投資すると発表した。中西部のチャチャクに工場と試験施設を設置する計画で、同社にとり中東欧で
ポーランドの化学大手ツィエフ(Ciech)が、独東部ザクセン・アンハルト州のシュタスフルトに製塩工場を新設する。投資額は1億900万ユーロで、州政府から1,125万ユーロの助成を受ける。2020年に完工し、130人以上を
穀物メジャーの米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)のブルガリア子会社アミラム・ブルガリアは4月27日、同国北東部のラズグラトにあるトウモロコシ加工工場の拡張工事に着手した。2億レウ(1億220万ユーロ)を投じ
欧州連合(EU)加盟国は4月27日、ミツバチの大量死や大量失踪の主な原因とされるネオニコチノイド系農薬3種の屋外での使用を全面的に禁止することで合意した。EUでは2013年からミツバチを誘引する植物へのネオニコチノイド系
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4月26日、競合バイエルから種子・農薬関係の事業と資産を取得することで合意したと発表した。BASFは昨年10月にもバイエルの農業化学事業の部分買収を取り決めており、買収対
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4月26日、肌質の分析などを行う機器を開発する米スタートアップ企業マイスキンに資本参加したと発表した。ケア用品原料事業の強化につなげる考え。出資比率は50%未満。出資額と正確な出資
工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は4月25日、米同業プラクスエアとの合併に向けてスクイーズアウトを実施すると発表した。株主の92%がすでに合併に同意していることから、残りの株主が持つリンデ株を法律の規定に基づいて強制
化学大手の独ランクセスが液体高純化技術事業ユニットを売却するもようだ。消息筋の情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、売却先候補の模索を投資銀行バンク・オブ・アメリカに委託したという。同ユニットでは
EU加盟国は27日、ミツバチの大量死や大量失踪の主な原因とされるネオニコチノイド系農薬3種の屋外での使用を全面的に禁止することで合意した。EUでは2013年からミツバチを誘引する植物へのネオニコチノイド系農薬の使用が厳し
武田薬品工業は25日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収交渉について、同社に総額460億ポンド(約7兆円)の新たな買収案を提示したと発表した。シャイアーの取締役会も武田の新提案を自社の株主に推奨する方針を示しており、