化学

ハイデルベルガー、富士フイルムの事業取得

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日、富士フイルムから欧州・中東・アフリカのコーティング、プレスルーム化学品事業を取得すると発表した。印刷機械本体の需要がデジタル化の進展で長期低迷していることから、 […]

ブリヂストン、露の新タイヤ工場が開所

ブリヂストンは6日、ロシア・ウリヤノフスク州に建設した乗用車用ラジアルタイヤの新工場を5月25日に正式開所したと発表した。ロシア、独立国家共同体(CIS)でタイヤ市場の拡大が見込まれることから、現地生産拠点を通じて需要に

独ノルマ、HV用ラジエータホースをポーランドで量産

独接合部品大手のノルマは7日、来年からポーランド中部のピリツァ工場でハイブリッド車(HV)の部品生産を開始すると発表した。仏自動車メーカーからの受注に対応し、冷却システム用の樹脂製ラジエータホース、クランプを製造する。年

GSユアサのトルコ合弁、新工場建設で増資

自動車用バッテリー大手のGSユアサ(本社:京都)は8日、トルコの複合企業インヂ・ホールディングと展開する合弁会社インヂGSユアサ(IGYA)が新工場建設に向けて増資を実施し、1億トルコリラ(約2,500万ユーロ)を調達し

タイヤメーカー各社、ロシア増産の動き

タイヤメーカー各社がロシアでの生産を増強している。2014年から2年連続で落ち込んでいた輸出が昨年のルーブル安を受けて回復したほか、国内販売も景気回復に伴う自動車販売の拡大により今年は再び増加する見通しだ。それを受け同国

ベラルーシのタイヤ大手ベルシナ、横浜ゴムとの提携検討

ベラルーシのタイヤ製造大手ベルシナ(Belsina)はこのほど、横浜ゴムと提携の可能性について協議していることを明らかにした。ベルシナの販売網を利用した横浜ゴムの製品販売や、合弁会社の設立が検討されている。横浜ゴムはベル

独建材メーカー、ポーランドに新工場

ドイツの建材メーカーであるロイスザイファートがポーランドに新工場を設置する。投資額は1,000万ユーロ超で、夏から段階的に全製品の生産を新工場へ移管する。 ロイスザイファートは建築用スペーサー、シーリング材、固定具、補強

ハンガリー薬品樹脂容器製造カルサイ、生産能力増強

医薬品用樹脂容器を製造するハンガリーのカルサイ・アルバ(Karsai Alba)が生産能力を増強する。ヴァルガ経済相が5月26日明らかにしたもので、投資額2億8,600万フォリント(約93万ユーロ)のうち1億フォリントを

リンデ―プラクスエアと合併を監査役会が承認―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は1日の監査役会で、米同業プラクスエアとの合併計画を承認した。被用者代表の役員は、合併が実現すると独・欧州で大規模な人員削減が行われる恐れがあるとして反対の姿勢を示していたが、経営側の

リンデ―露社からナフサクラッカー受注―

工業ガス・プラント大手の独リンデ(ミュンヘン)は2日、露持ち株会社TAIF傘下の石油化学大手ニジネカムスクネフチェヒム(NKNK)からナフサクラッカーを1基、受注したと発表した。タタールスタン共和国のニジネカムスクに同プ

BASF―中国合弁でプロピオン酸の生産能力拡大―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1日、中国石油化工との合弁会社BASF-YPCでプロピオン酸の生産能力を拡大すると発表した。中国やインドなどアジア諸国で穀物飼料保存剤としての需要が拡大しているためで、南

メルク―がん免疫療分野で英バイオ企業と提携強化―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日、がん免疫治療法の分野で英国のバイオ企業Fスター(F-star)との提携を強化すると発表した。がん免疫治療薬の開発パイプラインを拡充し、同分野で主導的な立場を獲得する考えだ。

シュターダ―大型買収を視野に―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)が大型買収を検討している。同社は今夏中にも投資会社の傘下に入り潤沢な買収資金を調達できる見通しとなったためだ。マティアス・ヴィーデンフェルス社長が日曜版『ヴェルト』紙に明

コテサ

自動車や航空機向け部品の有力企業である独コテサは1日、米航空機大手ボーイングから初めて受注を獲得したと発表した。軍用輸送ヘリコプター「H-47チヌーク」向けに繊維強化樹脂製のハニカムコア(蜂の巣状の構造材)を供給する。契

ブリヂストン、露の乗用車用タイヤ工場を開所

ブリヂストンは6日、先月25日にロシア・ウリヤノフスク州で乗用車用ラジアルタイヤの新工場を正式に開所したと発表した。ロシアおよび独立国家共同体(CIS)でタイヤ市場の拡大が見込まれることから、現地生産拠点を設けて需要に柔

米PPG、アクゾ・ノーベル買収を断念

米ガラス・塗料大手のPPGインダストリーズは1日、塗料世界最大手アクゾ・ノーベル(オランダ)の買収を断念すると発表した。アクゾ経営陣が拒否の姿勢を堅持しているためで、敵対的買収に打って出る手もあったが、最終的に買収提案を

リンデ、プラクスエアとの合併を監査役会が承認

産業ガス大手の独リンデは1日の監査役会で、米同業プラクスエアとの合併計画を承認した。被用者代表の役員は、合併が実現すると独・欧州で大規模な人員削減が行われる恐れがあるとして反対の姿勢を示していたが、経営側の役員が押し切っ

4月輸入物価6.1%上昇、中間財とエネルギーが押し上げ

ドイツ連邦統計局が30日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が6.1%となり、4カ月連続で6%以上となった。中間財とエネルギーが全体を強く押し上げた格好。価格変動が激しいエネルギーを除いた輸入物価の上昇率は3.

6月1日付の主な法令改正

・派遣社員の最低賃金を西部地区で1時間9.23ユーロ、東部地区で同8.91ユーロに ・公的健保の給付上限額(Festbetrag)が決まっていない医薬品の価格を2009年8月1日時点の水準に据え置く時限ルールの失効期限を

バイオマスからアニリン、コベストロなどが製造方法開発

化学基礎原料のアニリンをバイオマスから製造することに、化学大手の独コベストロなどが成功した。石油などの化石燃料を原料に合成するこれまでの手法に比べ環境負荷が小さいなどメリットは大きく、研究・開発チームは今後、量産技術の開

有給休暇の業界格差大きく

ドイツの年次有給休暇日数は業界によって大きく異なることが、給与調査会社コンペンゼーション・パートナーの調べで分かった。給与水準の高い業界ほど有給の日数が多く、貧富の差はバカンスの長さにも反映されていることになる。 調査は

伊建材マペイ、ハンガリー工場拡張に着手

イタリアの建築用化学製品大手マペイはこのほど、ハンガリーのブダペスト近郊のショーシュクート工場の拡張に着手した。投資額は24億フォリント(約779万ユーロ)。年産能力を11万トンに倍増させ、倉庫も1万5,000平方メート

ウズベク、製薬産業振興に向け自由経済地域創設

ウズベキスタン政府が医薬品原料となる薬用植物の栽培工場を設置するため、自由経済地域(FEZ)の創設を計画していることがわかった。同国のヤホン通信が先ごろ報じたもので、輸入品に押されている薬用植物を代替し、国内の製薬産業の

クラリアントが米ハンツマンと合併、特殊化学2位に浮上

スイス特殊化学大手のクラリアントは22日、米同業ハンツマンと合併することで合意したと発表した。化学業界では近年、収益力の低迷を背景に合併・買収(M&A)の動きが活発化しており、両社もこれに追随した格好だ。クラリ

アストラゼネカ、「セロケン」の欧州商権を伊社に譲渡

英製薬大手のアストラゼネカは22日、狭心症などに使われる「セロケン錠」の欧州での商権を伊同業レコルダーチに3億ドルで譲渡したと発表した。非中核資産を整理する戦略の一環で、同取引で得た資金は新薬開発などに充てる。 セロケン

4月生産者物価3.4%上昇、中間財が最大の押し上げ要因に

ドイツ連邦統計局が19日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比3.4%増となり、2011年12月以来の大きな伸びを記録した。同指数に占める比重が31%に上る中間財で4.3%上昇したことが最大の押し上げ要因。エネルギーは

メルク―1-3月期2ケタ増益に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が18日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前年同期比14.5%増の12億4,000万ユーロへと拡大した。糖尿病治療薬分野

後発薬最大手テバ、ハンガリーの工場を閉鎖

後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は16日、ハンガリーのゲデレー工場を年内に閉鎖すると発表した。世界戦略に基づく事業再編に沿うもので、数カ月以内に従業員500人をすべて解雇する。 工場は今

クロアチア製薬大手ベルポ、新工場が開所

クロアチアの食品大手ポドラフカは16日、傘下の製薬会社ベルポ(Belupo)が同国北部のコプリヴニツァに新工場を開設したと発表した。4年の工期をかけて建設された同工場への投資額は5億3,000万クーナ(約7,100万ユー

メルク、事業部門を子会社化

製薬・化学大手の独メルクは16日、製薬、ライフサイエンス(試薬など)、パフォーマンス素材(液晶など)の3部門を子会社化する方針を明らかにした。それぞれの部門がその可能性をフルに生かせるようにすることが狙い。取締役会の決定

香水小売大手ダグラス、伊2社を買収

香水小売大手の独ダグラスは17日、イタリアの同業2社を投資会社オルランド・イタリーから買収すると発表した。ダグラスは3月にスペイン同業グルーポ・ボディベルの買収を発表したばかり。同社は進出先市場で2位以内に入ることを目標

後発薬最大手テバ、ハンガリーの工場を閉鎖

後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は16日、ハンガリーのゲデレー工場を年内に閉鎖すると発表した。世界戦略に基づく事業再編に沿うもので、数カ月以内に従業員500人をすべて解雇する。 工場は今

南ア後発薬大手の抗がん剤が高すぎ、欧州委が調査開始

欧州委員会は15日、南アフリカのジェネリック薬(後発医薬品)大手アスペン・ファーマケアが欧州市場で、抗がん剤の価格をEU競争法に抵触する不当な高値に設定している疑いがあるとして、調査を開始したことを明らかにした。製薬会社

バイオ薬の蘭パセオン、米社が買収

分析機器大手の米サーモフィッシャーサイエンティフィックは15日、バイオ医薬品の受託製造を手がけるオランダのパセオンを買収すると発表した。買収額は52億ドル。年内の買収手続き完了を予定している。 1株当たりの買い取り価格は

4月の卸売物価4.7%上昇

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比4.7%増となり、これまでに引き続き大きく上昇した。石炭・石油製品が16.7%上昇して全体が強く押し上げられた格好。このほか、鉱石・金属(+14.0%)、スク

メルク―事業部門を子会社化―

製薬・化学大手の独メルクは16日、同社を構成する製薬、ライフサイエンス(試薬など)、パフォーマンス素材(液晶など)の3部門を子会社化する方針を明らかにした。それぞれの部門がその可能性をフルに生かせるようにすることが狙い。

K+S

独肥料大手のK+Sが投資家の受け入れに向けて交渉を行っている。ブルクハルト・ローア社長が日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ(FAS)』紙に明らかにしたもので、「投資家がわが社の戦略的な取り組みに伴走するのであれば、心

化学・製薬業界が売上予測を大幅引き上げ

独化学工業会(VCI)は10日、同国化学・製薬業界の今年の売上高予測を前年比3.5%増の1,912億ユーロとし、従来予測(同1.5%増の1,857億ユーロ)から大幅に引き上げた。上方修正は2度目。第1四半期(1~3月)の

労働時間柔軟化へ、独北東部の化学労使が合意

ドイツ北東部の化学労使は9日、労働時間を柔軟化する協定を締結した。これまで同地の雇用者団体(ノルトオストヒェミー)と化学労組(IG BCE)が一律で取り決めていた週労働時間を加盟企業の事業拠点がそれぞれ取り決めるようにす

アポロ・タイヤズ、ハンガリー新工場の事業成長貢献に期待

インドのタイヤ製造・販売大手アポロ・タイヤズ(Apollo Tyres)のカンワール社長はこのほど、ハンガリー新工場の事業成長への貢献に期待を示した。チェンナイのバス・トラック用ラジアルタイヤ工場とともに「今年の大幅増産

LEDメーカーのイネサ、ハンガリー物流拠点拡張

中国の申安グループ傘下のLED電球メーカー、イネサ(INESA)は10日、ハンガリー北中部のドゥナケシにある流通・物流拠点を拡張する計画を明らかにした。投資額は200万ユーロ。物流施設の拡充のほか、事務所の増設や従業員の

製薬テバ、ブルガリアにIT中核拠点開設

後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は9日、ブルガリアの首都ソフィアにITサービスの中核拠点(COE)を開設する計画を明らかにした。同拠点を通じて、世界10カ所のデータセンターと1万以上のサ

ロシア、塗料の現地調達の傾向強まる

ロシアの化学塗料の生産が急増している。2016年はルーブル安などで輸入品に対する国内製品の競争力が強まったことなどを背景に、塗料やラッカーなどの生産量が大きく増加した。業界関係者によれば政府の輸出促進措置により今年は自動

蘭アクゾノーベル、米PPGの新買収提案も拒否

塗料世界最大手アクゾ・ノーベル(オランダ)は8日、米同業PPGインダストリーズの新たな買収提案を拒否すると発表した。PPGは買収額を引き上げたが、アクゾは「当社の価値を過小評価している」などとして応じなかった。これを受け

独ソーラーワールドが破たん、更生手続き申請

独太陽電池メーカーのソーラーワールドは11日、地元ボン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。同社は太陽電池価格の下落で業績不振が続いており、2016年まで6年連続で赤字を計上してきた。経営陣は事業の現状と太陽電池価格

上部へスクロール