化学

Toray;東レ、チェコ工場を拡張

東レがチェコ東部プロスチヨフで操業する工場を拡張する。現像液、エアバッグ用基布の増産が目的。今後5年で4億5,500万コルナ(約19億1,000万円)を投資し、21人の雇用を創出する。現地紙『CIA』がこのほど伝えた。

サノフィ、糖尿病治療で米社と合弁

製薬大手の仏サノフィは12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞれの強み

バイエル、モンサント買収で合意

独製薬・化学大手のバイエルは14日、農業化学大手の米モンサントを買収することで合意したと発表した。買収額は最大660億ドル(約590億ユーロ)で、ドイツ企業による外国企業買収では過去最大規模となる。 バイエルは株式公開買

産業ガスのリンデ、米社との合併交渉打ち切り

産業ガス世界2位の独リンデは12日、同3位の米プラクスエアとの合併交渉を打ち切ったことを明らかにした。合併には戦略的な利点があるものの、企業統治などの面で意見の相違が埋まず、破談になったと説明している。合併が仮に実現すれ

卸売物価の下げ幅5カ月連続で縮小、8月は1.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.2%減の103.8となり、これまでに引き続き低下したものの、減少幅は5カ月連続で縮小した。前月比は0.7%減で、6カ月ぶりに落ち込ん

リンデ―米同業プラクスエアとの合併交渉打ち切り―

工業ガス世界2位の独リンデは12日、同3位の米プラクスエアとの合併交渉を打ち切ったことを明らかにした。両社の合併には原則的に戦略的な意義があるものの、ガバナンスなどの詳細で意見の相違が埋まらないため破談になったと説明して

BASF―韓国で耐熱性樹脂の生産能力拡張―

化学大手の独BASFは8日、韓国南部の麗水(ヨス)工場で耐熱性の高い特殊樹脂ポリアリルスルホンの生産能力を拡張すると発表した。需要の拡大を受けた措置で、来年末から新生産ラインを稼働させる予定だ。 年産能力6,000トンの

BASF―「規模がすべてではない」、農業化学で独自路線へ―

独化学大手BASFの農業化学部門を統括するマルクス・ヘルト氏は6日、本社所在地ルートヴィヒスハーフェンでの記者会見で、「我々の成長にとって決定的に重要な要因は顧客志向と敏捷性だ」との見解を表明した。農業化学の世界6大メー

メルク―有機EL材料工場を開設―

化学大手の独メルクは7日、本社所在地ダルムシュタットで有機EL材料工場の開所式を行った。同工場の開設により有機EL材料分野の競争力を強化。ディスプレー用化学材料市場で世界最大手の地位を一段と強化する。 約3,000万ユー

ゲレスハイマー―実験用ガラス製品事業から撤退―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は12日、同社と米チェイス・サイエンティフィック・グラスが実験用ガラス製品の合弁会社(キンブル・チェイス・ライフサイエンス・アンド・リサーチ・プロダクツ)を、投資会社デュラ

ロシュ―ビッグデータ活用へ―

スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)がビッグデータの活用に意欲を示している。セヴェリン・シュヴァン社長などが7日、フランクフルトの記者クラブで明らかにしたもので、同社長はこれまで紙のカルテに書かれていた患者のデータがデジタ

サノフィ―糖尿病治療でIT大手アルファベットと合弁―

製薬大手の仏サノフィ(パリ)は12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞ

AGC旭硝子―独バイオ医薬品製造受託会社を買収―

AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。

エボニック

特殊化学大手の独エボニックは7日、アイルランドの医療機器メーカーであるヴィヴァシュア・メディカル(Vivasure Medical)に出資したことを明らかにした。ヴィヴァシュアの血管閉鎖器「パークシール(PerQseal

エボニック

化学大手の独エボニックは12日、高吸水性樹脂の年産能力を4万トン引き下げ53万トンとしたことを明らかにした。需要の減少を受けた措置で、世界に5カ所ある生産拠点のうち米ガリビール、グリーンズボロの2工場でキャパシティを縮小

化学業界第2四半期売上1.6%減に、下半期も低迷見通し

独化学工業会(VCI)が6日発表した2016年第2四半期(4~6月)の独業界売上高(製薬を含む)は前期比で1.6%減となり、4四半期連続で落ち込んだ。国内の製造業生産が低迷しているうえ、国外需要も低調なためで、前年同期比

電機業界の受注・生産・売上が大幅減少

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比6.1%減と大きく落ち込んだ。生産高と売上高も減少幅が大きく、ZVEIのチーフエコノミストは「独電機業界の景気は勢いが弱まった」との見方を示し

AGC旭硝子、独バイオ医薬品製造受託会社を買収

AGC旭硝子は6日、バイオ医薬品製造受託業(CMO)大手の独バイオミーバを8月に完全子会社化したと発表した。ライフサイエンス分野の事業地域を拡大するとともに、提供サービスの拡充を進めていく。買収金額は明らかにしていない。

バイエル、モンサント買収額引き上げも

米農業化学大手モンサントの買収に乗り出している独製薬・化学大手バイエルは6日、買収額を引き上げる用意があることを明らかにした。モンサントが同社による株式公開買い付け(TOB)を支持することを条件に、1株当たりの買い取り額

支援器具の選択肢拡充を公的健保に義務づけ

ドイツ政府は8月31日の閣議で治療・支援機器強化法(HHVG)案を了承した。公的健康保険の適用対象となる歩行器、補聴器、紙おむつなど支援器具の選択肢を拡充することが狙い。同法案は連邦議会(上院)の可決を経て来年3月に施行

オルネクス―本社を独フランクフルトに移転―

投資会社アドベント傘下の樹脂大手オルネクスが本社をベルギーのブリュッセルから独フランクフルトに移転する。オルネクスはニュージーランド同業のニュープレックスを近日中に買収する見通し。産業立地条件の優れたフランクフルトに本社

フロイデンベルク

独複合企業フロイデンベルクは1日、ハウスクリーニング用品製造の伊ジミ(Gimi)を同日付で買収したと発表した。フロイデンベルクは「フィレダ(Fileda)」ブランドで当該事業を展開。ジミは製品分野、事業地域で補完性が高い

経営破たんのセルビア・バッテリーメーカー、売却へ

経営破たんしたセルビアのバッテリーメーカー、ファブリカ・アクムラトラ・ソムボル(FAS)の破産管財人は先ごろ、同社の資産を競売に課すことを公告した。対象となるのは生産施設、管理事務棟、製造設備、在庫及び土地で、最低入札額

化学大手のアゾティ、研究開発センターを設置

ポーランドの化学大手アゾティ・グループが本社のあるタルヌフに研究開発(R&D)センターを設置する。投資額は8,800万ズロチ(約2,000万ユーロ)。このうち2,000万ズロチは助成でまかなう。従業員20人体制

BASF、光開始剤事業を売却

独化学大手のBASFは8月29日、光開始剤事業を放射線硬化剤製造のIGMレジンズ(オランダ)に売却することで合意したと発表した。放射線硬化剤分野の経営資源をレジンと添加剤に絞り込む。売却額は非公表。 BASFは電機を戦略

SDIサムスンSDI、ハンガリーにEV用バッテリー工場

韓国のサムスンSDIは8月30日、ハンガリーに電気自動車(EV)用バッテリー工場を建設すると発表した。投資額は4,000億ウォン(約3億5,800万米ドル)。物流コストを軽減しながら欧州の顧客の需要に迅速に対応できるよう

ブレーン―次世代甘味料の開発でロケットと提携―

産業用バイオテクノロジー企業の独ブレーン(ツヴィンゲンベルク)は29日、天然甘味料・甘味増強剤の開発に向けて同社と子会社アナリティコン(AnalytiCon)、および植物由来の食品素材を製造する仏ロケット(Roquett

BASF―光開始剤事業を売却―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は29日、光開始剤事業を放射線硬化剤製造の蘭IGMレジンズに売却することで合意したと発表した。放射線硬化剤分野の経営資源をレジンと添加剤に絞り込む考え。取引金額は公表しない

協定賃金の上げ幅が大きく鈍化、第2四半期0.9%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した今年第2四半期(4~6月)の協定賃金指数(特別手当を含む)は前年同期比0.9%増となり、上げ幅は前期(1~3月)の同2.1%から大きく縮小した。増加幅は少なくとも2011年第1四半期以降で

アストラゼネカ、抗生剤事業の一部を売却

英製薬大手アストラゼネカは24日、米同業ファイザーに抗生剤事業の一部を売却することで合意したと発表した。取引額は最大約16億ドル。今年10~12月期の売買手続き完了を見込む。 売却するのは開発中のものを含む小分子抗生剤。

BASF、スリランカに初の工場開設

独化学大手のBASFは22日、スリランカにコンクリート添加剤工場を開設したと発表した。BASFが同国に生産施設を設けるのは初めて。現地の需要拡大に対応するのが狙いで、今後はコンクリート添加剤を全国各地に迅速に供給できるよ

中国LEDディスプレイ大手、スロバキアに生産拠点

中国LEDディスプレイ大手の利亜德光電(レイヤード・オプトエレクトロニック)は先ごろ、スロバキアに生産拠点を設置すると発表した。欧州での需要増加への対応と、新興国地域での事業拡大が狙い。建設地は東部プレショフ近郊の産業団

ウクライナ製薬大手、スロベニア同業買収

ウクライナの製薬大手アーテリアム(Arterium)は先ごろ、スロベニアの同業マリファーム(Marifarm)の過半数株式を取得した。マリファームの筆頭株主である地元銀行NKBMが明らかにしたもので、研究開発や生産でノウ

卸売物価の下げ幅4カ月連続で縮小、7月は-1.4%に

連邦統計局が12日発表した7月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.4%減の104.5となり、これまでに引き続き低下したものの、減少幅は4カ月連続で縮小した。指数自体は前月を0.2ポイント上回る104.5へ

リンデ―業界3位の米プラクスエアと合併交渉―

工業ガス世界2位の独リンデ(ミュンヘン)は16日、同3位の米プラクスエアとの合併に向けて交渉している事実を明らかにした。交渉は破談となる可能性もあるものの、合併が実現すれば仏エア・リキードを抜いてダントツの世界最大手とな

シンジェンタ―中国化工による買収を米CFIUSが承認―

中国の大手化学メーカー中国化工集団(ケムチャイナ)がスイスの農業化学大手シンジェンタを買収する計画を、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)が承認したことが、両社の22日の発表で分かった。CFIUSは米国への外国直接投資

BASF―スリランカに初の工場開設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、スリランカにコンクリート添加剤工場を開設したと発表した。BASFが同国に生産施設を設けるのは今回が初めて。現地需要の拡大に対応することが狙いで、今後はコンクリート

ユナイテッド・イニシエーターズ―投資会社が買収―

世界有数の開始剤メーカーである独ユナイテッド・イニシエーターズ(UI、プラッハ)は17日、投資会社エクイストン・パートナーズ・ヨーロッパ(旧バークレイズ・プライベート・エクイティ)が同社の過半数資本を投資会社2社(ビジョ

ランクセス―営業益見通し引き上げ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は10日の決算発表で2016年12月期の利益見通しを上方修正した。同社は業績が悪化した合成ゴム部門を4月1日付でサウジアラムコとの折半出資会社へと転換。手元に残した事業の今後の見通しが良好

フリモ―投資会社が買収―

投資会社ドイチェ・ベタイリグングスAG(DBAG、フランクフルト)は9日、自動車産業向けの工具や樹脂部品製造機械メーカーである独フリモ(Frimo)の持ち分80%を取得し子会社化すると発表した。フリモの事業グローバル化を

防犯スプレーを小売店が販売

ドラッグストア大手のdmが防犯スプレーを販売していることが分かった。ケルンなどで年末に起きた難民などによる大規模な痴漢・強盗事件をきっかけに護身具の需要が高まっているため。セバスチャン・バイエル取締役は『ターゲスシュピー

ポーランド政府、製薬企業の投資促進措置を検討

ポーランド政府が製薬メーカーの国内投資促進に向け、優遇措置の導入を検討している。設備投資や増員、臨床試験などを実施した企業に対し、医薬品の公的医療保険適用手続き(薬価リスト掲載)を簡易化する内容だ。 国が医薬品支出の一部

独シュターダのセルビア子会社、国内同業を買収

独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファームは22日、国内同業のイヴァンチッチ&シノヴィ(Ivancic & Sons)を買収したと発表した。取引金額は明らかにしていない。イヴァンチッチの製品、知的財

BASF、戸田工業との提携拡大へ

化学大手の独BASFは9日、北米のリチウムイオン電池正極材事業を戸田工業と合弁化する方向で独占交渉を開始したと発表した。両社は日本で同正極材事業を合弁化しており、協力地域を拡大することになる。 戸田工業の久保田正会長は、

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