統計

インフレ率0%に低下、EU基準ではマイナスに

ドイツ連邦統計局が2月26日発表した同月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月と同水準にとどまり、インフレ率(物価変動率)は前月の0.5%から0%へと大幅に低下した。CPIが横ばいとなるのは5カ月ぶり。エネルギー価

1月輸入物価3.8%下落、3カ月来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が2月29日発表した2016年1月の輸入物価指数は前年同月を3.8%下回り、3カ月来の大きな下げ幅となった。エネルギーと原料価格の下落がこれまでに続いて物価を強く押し下げており、エネルギーを除いたベースで

10~12月のGDP、住宅需要や難民急増が押し上げ

ドイツ連邦統計局は2月23日、2015年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、建設投資は旺盛な住宅需要を背景に前期比で実質(物価・季節要因・営業日数調整値)2.2%増となり全

2月失業者数が前月比で減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した2月の失業者数は291万1,000人で、前月を9,000人下回った。2月は例年、失業者数がピークに達するが、今年は暖冬の効果で減少。季節要因を加味した実質では減少幅が1万人だった。失

カーシェア利用者21%増加、フリーフロートがけん引

独カーシェアリング業界団体BCSは2月29日、カーシェアリングの登録者(利用者)数が1月1日時点で126万人に達し、1年前に比べ21.2%増加したと発表した。指定した区域内であれば借受・返却の場所を選ばず自由に利用できる

1月のユーロ圏インフレ率、0.3%に下方修正

EU統計局のユーロスタットは25日、今年1月の消費者物価統計の確定値を発表した。これによるとユーロ圏のインフレ率は前年同月比0.3%となり、前月の0.2%から上昇したものの、速報値の0.4%から0.1ポイント下方修正され

2月のユーロ圏景況感指数、昨年6月以来の低水準に

欧州委員会が26日発表したユーロ圏の2月の景況感指数(ESI、標準値100)は103.8となり、前月の105.1から1.3ポイント低下した。景況感の悪化は2カ月連続で、指数は2015年6月以来の低水準に後退した。 ESI

欧州商用車販売、1月は12.0%増

欧州自動車工業会(ACEA)が2月24日発表した2016年1月の商用車新車登録統計によると、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)における新車販売は15万9,712台となり、前年同月に比べ12.0%増加した。カテゴリー

チェコ、自動車生産・販売・輸出台数 2015年

チェコ自動車工業会のまとめによると、同国の2015年通期(1~12月)の自動車生産(乗用車および軽商用車)は前年比4.15%増の129万8,236台に拡大した。 独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手シュコダ

トルコ政府、観光業界を支援

トルコのダウトオール首相は22日、テロ事件や対ロシア関係の悪化で旅客減少に悩む観光業界を支援する方針を明らかにした。経常黒字の稼ぎ手である同業界の不調が経済全体に大きな影響を及ぼすためだ。助成や債務再編支援を実施する。

企業景況感3カ月連続で悪化

Ifo経済研究所が23日発表した2月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の107.3から105.7へと1.6ポイント低下し、3カ月連続で悪化した。中国経済の低迷やシェンゲン圏内での国境検査の本格再導入リスク

1月生産者物価2.4%下落

ドイツ連邦統計局が19日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比2.4%減とこれまでに引き続き低下した。世界的な景気低迷を受けてエネルギーと原料の価格が大きく下落。全体が強く押し下げられた。エネルギーを除いたベースでは低

米国が最大の輸出先に、54年ぶり首位入れ替え

ドイツの昨年の対米輸出高は前年比約19%増の1,139億ユーロとなり、対仏を抜いて最大となった。輸出先国トップの入れ替えは54年ぶり。1961年から2014年にかけてはフランスが一貫して最大の輸出先だった。連邦統計局のデ

ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が

スマホ売上100億ユーロ突破

情報通信業界連盟(Bitkom)が16日発表したドイツの2015年のスマートフォン販売台数は2,620万台となり、前年比で7.4%増加した。スマホは製品としてすでに成熟しているものの、機種の大型化や決済などの新機能、カメ

独電化製品市場、昨年は0.4%縮小

市場調査大手GfKがこのほど発表した2015年の独電化製品市場規模は前年比0.4%減の570億9,400万ユーロとやや落ち込んだ。これまでに引き続きカメラが8.8%減の17億700万ユーロと不振だったほか、娯楽家電もテレ

15年独機械輸出2.6%増、米国向けが中国抜き1位に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が22日発表した独業界の2015年の機械輸出高は1,550億ユーロ強となり、前年比で2.6%増加した。欧州連合(EU)や米国向けが好調で、新興諸国向けの不振が相殺された格好。輸出高は物価変動

ニベアが製品ブランド1位に、積極的な広告などが奏功

市場調査大手GfKは17日、2016年ベストブランドランキングを発表した。「製品ブランド」分野ではコスメティックの「ニベア」が13年、14年に続く3度目の1位を獲得。「欧州企業ブランド」と「成長ブランド」の分野でも独ブラ

缶飲料販売が大幅回復、昨年は20億本突破

飲料用缶メーカーの業界団体であるBCMEは17日、ドイツの缶飲料販売数が昨年は再び20億本を突破したと発表した。同国の缶飲料販売数は使い捨て容器を用いた飲料に1本25セントのデポジットが課されるようになった2003年に激

航空旅客数、昨年は4%増加

連邦統計局によると、ドイツの空港を離発着する旅客機の利用者数は昨年1億9,386万1,000人となり、前年比で4.0%増加した。国際線が4.4%増えて全体をけん引。国内線も1.5%伸びた。 国際線ではアジアが7.2%増と

EU新車販売が堅調維持、1月は6.2%増

EUの自動車車市場が今年に入っても堅調を維持している。欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタを除く27カ国)の1月の新車販売(登録)台数は106万1,150台となり、前年同月から6.2%増加した。販売増

ユーロ圏貿易黒字、15年は2460億ユーロに拡大

EU統計局ユーロスタットが15日発表した最新の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の2015年の収支は2,460億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年の1,843億ユーロから拡大した。輸出が5%増の2兆402

12月のユーロ圏建設業生産高0.4%減、3カ月ぶり低迷

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の2015年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で0.4%減となり、3カ月ぶりに低迷した。前月は0.3%増だった。(表参照) 分野別では建築が0.9%増

ハンガリー実質賃金、15年は4.3%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が19日発表した賃金統計によると、2015年の平均名目賃金は手取りベースで24万7,784フォリント(約804ユーロ)となり、前年から4.2%上昇した。実質賃金は4.3%の上昇だった。 平均

EU新車販売、1月は6.2%増加

欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の1月の新車販売(登録)台数は、前年同月比6.2%増の106万1,150台に拡大した。販売増加は29カ月連続となる。 主要5カ国では、イ

第4四半期GDP成長率横ばいの0.3%、難民急増はプラス要因に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2015年第4四半期(10~12月)の国内総生産(GDP、暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.3%上回り、伸び率は前期と同水準となった。外需(輸出-輸入)が成長率を押

1月のインフレ率、エネルギー除くと1.2%に

ドイツ連邦統計局は12日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.5%、前月比がマイナス0.8%で速報値と変わりがなく、ともに低水準にとどまった。エネルギー価格の大幅

フォルクスワーゲン―1月グループ販売が増加―

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が12日発表した2016年1月のグループ販売台数は84万7,800台となり、前年同月を3.7%上回った。中国が13.9%増えて過去最大の40万10台に拡大し

「家電寿命の意図的な短期化」は確認できず=環境庁

連邦環境庁(UBA)は15日、家電の使用期間に関する調査レポートを発表した。UBAは家電の買い替えを促進するためにメーカーが製品寿命を意図的に短くしているとの議論があるにもかかわらず、そうした主張を裏付けるデータがないこ

独電機業界、15年売上3.7%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した独業界の2015年の売上高(サービスを含む)は1,780億ユーロ(暫定値)となり、前年比で3.7%増加した。物価調整後の実質生産高が0.9%増と小幅な伸びにとどまっていることか

工作機械業界の生産成長率、今年は1%に減速

独工作機械工業会(VDW)は11日、独業界の生産成長率が今年は1%となり、昨年の4%から大幅に低下する見通しを明らかにした。主要新興国の経済低迷や地政学リスクが足かせとなるため。 昨年の生産高は前年比4%増の151億ユー

自動車のリコール、15年は11年の3倍に

ドイツの自動車リコール(無料の回収・修理)台数は昨年166万件となり、11年(56万台)の3倍に拡大した。連邦陸運局(KBA)の内部データをもとに12日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、ベルギッシュ・

ハンブルク港のコンテナ取扱量減少、中露の景気不振響く

ハンブルク港マーケティング協会が10日発表した同港の2015年のコンテナ取扱量は前年比9.3%減の882万TEU(20フィートコンテナ換算)と大幅に落ち込んだ。中国とロシア経済の低迷が響いた格好。同協会のアクセル・マッタ

貨物輸送量3年連続増加、15年+1.1%に

ドイツ連邦統計局が16日発表した2015年の国内貨物輸送量は前年比1.1%増の45億4,110万トンとなり、3年連続で拡大した。主力のトラック輸送が1.9%増の35億7,150万トンと好調だったほか、原油のパイプライン輸

樹脂加工業界で売上記録更新

独樹脂加工業界全国連盟(GKV)が10日発表した2015年の独業界売上高は前年比1.3%増の598億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。包装材と自動車・機械・電気製品用部品がそれぞれ2.7%、2.5%増え

シュコダ自、1月の販売台数5.2%増

チェコのシュコダ自動車が9日発表した1月の販売台数は前年同月比5.2%増の9万1,600台となり、1月としては過去最高を記録した。特に欧州と中国での販売台数が大きく増加した一方、東欧での販売台数は減少した。車種別では中型

ポーランド1月の失業率、前月よりわずかに上昇

ポーランド労働社会政策省が9日発表した1月の失業率は10.3%となり、前年同月の11.9%を1.6ポイント下回ったものの、前月からは0.5ポイント悪化した。 総失業者数は164万9,000人で、前月から8万5,300人増

2015年のチェコ経済成長率4.3%、08年以来で最高に

チェコ統計局(CSU)が16日発表した2015年通期の経済成長率(季節調整済、速報値)は実質ベースで前期比4.3%に達し、2008年以来で最高の値を記録した。10‐12月期(第4四半期)では前年同期比3.9%の増加で、前

チェコ鉱工業生産、12月は0.7%増

チェコ統計局が8日発表した12月の鉱工業生産高は前年同月比で0.7%拡大し、13カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の5.7%から縮小した。稼働日調整ベースでは1.7%の低下。前月比(稼働日、季節調整済み)でも2

トルコ鉱工業生産、12月は4.5%増

トルコ統計局(TUIK)が8日発表した12月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で4.5%増加し、11カ月連続でプラスとなった。上げ幅は前月の3.5%から1ポイント拡大した。前月比(季節・稼働日調整済み)では0.

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