自動車

独ボッシュがブダペストのR&D強化、自動運転・EV向けに

自動車部品大手の独ボッシュがブダペストにおける研究開発(R&D)部門を強化する。既存の開発センターに近い6,000平方メートルの敷地に「キャンパスIIセンター」を新設し、拠点面積を倍増させる。造成工事を含めた工 […]

ダイムラーとBMW、移動サービスを統合

高級車大手の独ダイムラーとBMWは3月28日、両社の移動サービス事業を統合することで合意したと発表した。大きな成長が見込まれる同分野で手を組み、総合的なサービスを提供することで、米ウーバーなどIT系の競合に対抗していく。

FCAが部品子会社を分離上場へ、中核の乗用車製造に集中

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5日、傘下の自動車部品大手マニエッティ・マレリを分社化すると発表した。2019年初めまでに創業99年のマニエッティ・マレリを本社から分離し、ミラノ証券取

オスラムとコンチネンタル、車載知的照明の合弁で最終合意

独照明大手のオスラムは6日、自動車向けの知的照明ソリューションの合弁会社を自動車部品大手のコンチネンタルと設立することで最終合意したと発表した。両社の強みを組み合わせることで最先端の照明システムを一手に提供し、急増する需

東レ、ハンガリー炭素繊維工場を増強

東レは6日、米国の炭素繊維子会社ゾルテックがハンガリー工場を増強すると発表した。新工場棟を開設し、需要が急拡大しているラージトウ炭素繊維の年産能力を現行の1万トンから1万5,000トン強に引き上げる。投資額は1億3,00

日本郵船、トルコに完成車用ターミナル建設

日本郵船は6日、トルコのオヤック財閥系の港湾運営会社オヤック・ポートと合弁でイスタンブール近郊に完成車専用ターミナルを建設すると発表した。トヨタをはじめとする自動車メーカーの拠点が集まる同地域にターミナルを設置することで

伊ピレリ、ルーマニア工場拡張

伊タイヤ大手ピレリはこのほど、ルーマニア南部スラティナにある工場を拡張すると発表した。当局の認可を受けてから6ヘクタールの用地を取得し、生産棟と倉庫棟を増設する。 同社は2016年9月、21年までに約2億ユーロを投じてス

独ZF、セルビアでEV部品を生産

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンが、セルビアに電気自動車(EV)用部品の工場を設置する。建設地となるベオグラード近郊のパンチェボ市当局がこのほど明らかにしたもので、ZFは第1段階として2019年から3年間で

新車に事故自動通報システムの搭載義務化、新規則が施行

EU域内で販売される新車(乗用車と軽商用車)を対象に、自動車事故の自動緊急通報システム「eコール」の搭載を義務付ける新規則が3月31日に施行された。EUでは年間2万5,000人以上が交通事故で死亡しているが、eコールの搭

重量車の排出規制、近く始動へ

欧州議会とEU加盟国は3月26日、EU域内で販売されるトラックやバスなど重量車の新車について、二酸化炭素(CO2)排出量と燃費のモニタリングと報告を義務付ける規則案の内容で基本合意した。欧州議会と閣僚理事会の正式な承認を

英GKN、メルローズが買収へ

英エンジニアリング大手GKNに買収を提案している同国の投資会社メルローズ・インダストリーズは3月29日、GKNの過半数の株主が買収に賛同したことを明らかにした。これを受けてGKNは買収拒否から転じる意向を表明。メルローズ

NXP

オランダの半導体大手NXP は3月28日、中国の電子商取引大手アリババ傘下の基本ソフト(OS)開発会社AliOS と提携すると発表した。AliOSは、モノのインターネット(IoT)向けのOSを開発している。両社は提携によ

オスラム、スタートアップ企業との協力強化

独照明大手のオスラムは、スタートアップ企業との協力関係を強化する。これにより、自動運転車向けの車間距離・速度計測技術であるライダー(LIDAR)のトップ企業を目指す。 オスラムのシュテファン・カムプマン技術担当取締役は独

ミシュラン、英エンジニアリング会社を買収

タイヤ大手の仏ミシュランは3月19日、鉱業用ベルトコンベヤーなどを手がける英エンジニアリング会社のフェナーを12億ポンドで買収すると発表した。鉱業向け事業の強化が狙い。6月末までの買収手続き完了を見込む。 ミシュランはフ

自動車ローン利用額、男性は女性より23%多い

独比較ポータルサイトCheck24.deがドイツにおける自動車ローンの利用状況を調査した。2017年の自動車ローンの平均利用額は1万3,852ユーロ、金利は年3.04%だった。2011年の5.78%からほぼ半減した。州別

MAN、EVバス用バッテリーの2次利用でパイロットプロジェクト

独フォルクスワーゲンの商用車子会社MANトラック・アンド・バスは、ハンブルク・ホルスタイン交通公社(VHH)と共同でEVバスの使用済みバッテリーを2次利用するパイロットプロジェクトを実施する。ハンブルクではEVバスの本格

ドイツ乗用車新車登録、3月は3.4%減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4月4日発表した2018年3月の国内乗用車新車登録は、34万7,433台となり、前年同月に比べ3.4%減少した。登録台数の減少は、イースター(復活祭)の祝日により営業日が前年同月に比べて2日少

VW、環境ボーナスを延長

フォルクスワーゲン(VW)・グループはこのほど、古いディーゼル車から環境負荷の低い車両へ買い替える際に奨励金(環境ボーナス)を出すキャンペーンを2018年6月まで延長すると発表した。VWグループ傘下のブランドであるVW、

英新車登録、3月は15.7%減

英自動車工業会(SMMT)は4月5日、2018年3月の同国の乗用車新車登録が47万4,069台となり、前年同月に比べ15.7%減少したと発表した。販売減少は12カ月連続となる。1~3月の累計は、前年同期比12.4%減の7

シュコダ自、スマートモビリティ・ハッカソン開催

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は、プラハにあるSKODA AUTO DigiLabで4月6日から3日間、スマートモビリティのソリューション開発を競うイベント「スマートモビ

Volvo Cars

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズ が4月4日発表した2018年第1四半期(1~3月)の世界新車販売台数は前年同期比14.1%増の14万7,407台に拡大した。米国市場が前年同期比49.0%増の2万83台と絶好調だっ

BMWとダイムラー、モビリティサービス事業統合で合意

独自動車大手のBMWとダイムラーは3月28日、モビリティサービス事業を統合すると発表した。折半出資で合弁会社を設立し、カーシェアリングなど各社が提供しているモビリティサービスを新合弁会社に移管・統合する。合弁会社の設立に

ReVISEDBatt

リチウムイオン電池にかかる機械的な負荷の影響を研究するドイツの産学連携プロジェクト。生産工程や輸送時、リチウムイオン電池を使用した製品の使用中に発生する外的・内的な負荷が、リチウムイオン電池の寿命や安全性にどのような影響

ポルシェ、イスラエルの新興企業に資本参加

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級スポーツカーメーカーであるポルシェは4月4日、デジタル技術子会社のポルシェ・デジタル(出資比率:100%)を通してイスラエルの新興企業Anagogに少数株主として資本参加したと発表し

MAN、電動トランスポーターを量産

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手MANトラック・アンド・バス (MAN)は7月から、同社初の電動トランスポーター「eTGE」を量産する。「eTGE」は、市街地での走行を想定して開発したモデルで、積載

Audi

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディ のルーパルト・シュタートラー社長は、3月23日発売の独経済誌『マネージャーマガジン』によるインタビュー取材の中で、「2021年には電気駆動車の販売を約20万台にする」

シュコダ自、昨年は過去最高益

チェコのシュコダ自動車が21日発表した2017年12月通期決算の営業利益は前期比34.6%増の16億1,100万ユーロとなり、過去最高を更新した。主力市場中国での販売増、人気モデル「オクタビア」の新モデルや新型SUV「コ

VWスロバキアが500人超増員、新モデル生産準備で

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、スロバキアのブラチスラバ工場の従業員を今年末までに500人超増員すると発表した。新モデルの生産準備が理由。同工場では秋から、大型SUVのアウディ「Q8」、クロスオーバー

独コンチネンタル、ルーマニア事業の強化継続

自動車部品大手の独コンチネンタルが今年もルーマニア事業を強化する。億単位の投資と大量の新規採用を続け、顧客のニーズに応える製品づくりに努める方針だ。 今年の投資額は昨年実績(1億7,500万ユーロ)と同等の水準となる。ま

コンチネンタル―商用車タイヤをIoT化、監視サービス開始―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は22日、商用車用タイヤ監視システムを同日付で市場投入すると発表した。センサーでタイヤを監視し、データを英ボーダフォンの通信網経由でリアルタイム送信。タイヤの状態を常時チェッ

ルノー、主力車クリオのトルコ生産移管を推進

仏自動車大手ルノーが小型車「クリオ」の生産の大部分をフランスからトルコに移管する計画だ。複数の関係筋の話をもとにロイター通信が16日に伝えた。同関係筋によると、ルノーがパリ近郊フリンに持つ主力工場では今後、全工程を扱う代

ダイムラー―中国合弁がEV新モデル発表―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は26日、中国同業の比亜迪汽車(BYD)と共同で設立した現地合弁会社BYDダイムラー・ニュー・テクノロジー(BDNT)が電気自動車(EV)「騰勢(DENZA)」の新モデル「DE

現代自がサンクトペテルブルクにエンジン工場を計画

韓国の現代自動車がロシア・サンクトペテルブルクに新工場を建設することを検討している。先ごろロシアの複数の通信社が現地子会社Hyundai Motor Manufacturing Rusのリー社長の話を基に伝えた。それによ

フォルクスワーゲン―中国でSUVと電動車のモデル攻勢―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は23日、主力のVWブランド乗用車が中国で新モデル攻勢を開始すると発表した。需要が高いSUVと来年から製造・販売比率規制が敷かれる電動車(新エネルギー車)を重点投

MOLとJSRの合弁工場が稼働、S-SBRを生産

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLは19日、JSRと合弁で開設した溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(S-SBR)の工場が稼働を開始したと発表した。北東部のティサウーイヴァーロシュにある新工場は年産能力が6万トンで、100

ZFフリードリヒスハーフェン―純利益26%増加―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが22日発表した2017年12月期決算の純利益は前期比26.3%増の11億6,700万ユーロと大幅に伸びた。米税制改革に伴う評価益で水準が押し上げられた。 売上高は3.6%増

チェコで高速通行料値上げ、21年から2千コルナに

チェコ政府が高速道路通行料金の引き上げを計画している。料金システム改正の一環で、3.5トン未満の車両の年間通行料を現行の1,500コルナ(約59ユーロ)から2021年に2,000コルナ(約78.7ユーロ)に引き上げる方針

ユーロ5対応ディーゼル車、30~50%引きはザラ

欧州排ガス基準「ユーロ5」に対応した中古ディーゼル車は現在、最大50%割り引かないと販売できないケースが多いことが、自動車販売・修理業界団体ZDKがディーラーを対象に実施した緊急アンケート調査で分かった。ユーロ5以下のデ

無人運転バスの試験プロジェクト、ベルリンで始動

無人運転バスの試験プロジェクトが26日、ベルリンで始まった。運転手のいないバスを市民がどう受け止めるかを調べることが主な狙い。立ち上げ式に出席したスヴェンヤ・シュルツェ連邦環境相は米配車サービス大手ウーバーの自動運転テス

中欧3カ国が自動運転車の開発支援で合意

スロベニア、オーストリア、ハンガリーの3カ国は23日、ブダペストで次世代交通技術・車両の開発及び実地試験を共同で進めていくことで基本合意した。自動運転車や、ITを活用したスマートモビリティーなど新技術の躍進を支援する目的

ポーランド公共交通、今後10年で代替燃料バス3500台に

ポーランド代替燃料協会(PSPA)と都市交通会議所(IGKM)はこのほど発表した公共交通機関の代替燃料利用に関する報告書で、今後10年で代替燃料を動力源とするバスが約3,500台に増加するとの予測を示した。同国の公共交通

スズキ、ハンガリーのR&D機能を強化

スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは21日、エステルゴムにある生産拠点の研究開発(R&D)機能を強化すると発表した。2020年までに同工場をスマート化するプロジェクトの一環で、試作車両の製作と効率的な生産技術の開発

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