通信

フェイクニュース対策で行動規範策定、欧州委の要求に対応

欧州委員会は9月26日、オンラインプラットフォームと広告業界がフェイクニュースのまん延を防止するための自主的な対策として行動規範を策定したと発表した。EUでは来年5月に欧州議会選挙を控えており、欧州委は選挙に影響を与える

中興通訊、モルドバでの電気バス生産を検討

中国通信大手の中興通訊(ZTE)がモルドバでの電気バス生産を検討している。同社の代表団が9月25日、同国のパヴェル・フィリプ首相と会談した際に明らかにした。首相は建設的な交渉に向け、政府内に作業グループを立ち上げ、同社と

米KKR、南東欧通信大手を売却

米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は9月27日、南東欧の通信大手ユナイテッドグループを売却すると発表した。過半数株式を英同業BCパートナーズに譲渡する。取引の詳細は明らかにしていないが、消息筋によるとユ

ポルシェ―ヘッドアップディスプレーの新興企業に出資―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は18日、拡張現実機能を搭載したヘッドアップディスプレーの開発・製造を手がけるスイスの新興企業ウェイレイ(WayRay)に戦略出資すると発表した。ウェイ

BMW―ダイムラーとの移動サービス合弁、本社はベルリンに―

独高級車大手のBMWとダイムラーは20日、両社が設立予定の移動サービス合弁会社の本社をベルリンに設置する方針を明らかにした。ベルリンにはIT関連のスタートアップ企業が多く、創造的な環境が整っていることから白羽の矢を立てた

ダイムラー―工場内ライドシェアでBASFと協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は20日、バン部門のメルセデスベンツ・バンが化学大手のBASFとオンデマンド・ライドシェアの分野で協業すると発表した。BASFのルートヴィヒスハーフェン本社工場で移動手段として

トレイトン

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは18日、米ソフト会社ソレラ・ホールディングスと戦略パートナーシップを締結したと発表した。物流・運送業界向けに通信技術を活用したデジタルソリューションを提供する考え。アン

英ボーダフォン、20年までに国内で5Gサービス開始

英携帯通信大手ボーダフォンは20日、2020年までに英国内の1,000地域で第5世代移動通信(5G)システムの商用サービスを開始する計画を明らかにした。今後数週間のうちに7都市で5G技術のトライアルに着手する。来年にはこ

米アマゾン、トルコ事業が本格化

米アマゾンは19日、トルコでショッピングサイトの運営を開始したと発表した。まず書籍、日用品、娯楽家電、玩具など15カテゴリーの商品を提供する。今後は取扱品目を拡充し、配達方式の選択肢も増やしていく方針だ。トルコ子会社はル

フォルクスワーゲン―EVプラットホーム「MEB」を公開―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は17日、電気自動車(EV)向けに開発したプラットホーム「MEB」をドレスデン工場で初公開した。同社はMEBを手頃な価格のEVを実現するためのカギと位置づけており

ADASを保険料に反映、BMWとスイス再保険がアルゴリズム開発

自動車大手の独BMWは14日、自動車保険の保険料に先進運転支援システム(ADAS)の事故削減効果を反映させるアルゴリズム「ADASリスク・スコア」をスイス再保険と共同開発したと発表した。同アルゴリズムを通して元受保険会社

ダイムラー、VWの中古車ポータルに出資

独自動車大手のダイムラーは13日、同業フォルクスワーゲン(VW)グループの中古車仲介サイト「ヘイカー(HeyCar)」に20%出資すると発表した。中古車を仲介サイトで購入し、関連の金融サービスを同じサイト上で受ける消費者

ドイツ鉄道―ライドシェアのGHTを買収―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は5日、ライドシェアリングの新興企業であるGHTモビリティの過半数資本を取得し傘下に収めると発表した。鉄道を補完するモビリティサービスを提供し、乗客がドアツードアで移動サービスを受けられるよう

決済サービスのワイヤーカードがDAX昇格、コメ銀は転落

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、採用基準が最も厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業30社を対象とする株価指数DAXには決済サービスのワイヤーカードが初めて採用。コメル

フォルクスワーゲン―自動運転ソフト会社に出資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は8月29日、ソフトウエア開発の独スタートアップ企業FDテックの少数株主持分を取得すると発表した。自動運転分野のコンピテンスを強化する狙い。出資額や出資比率は明ら

フォルクスワーゲン―ガーナとナイジェリアに組立工場―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は8月31日、ガーナとナイジェリアに組立工場を建設することで両国政府と基本合意したと発表した。同社はサハラ砂漠以南の「サブサハラ」市場を本格開拓する方針を2017

ダイムラー―移動サービスの顧客数が1年で64%増加―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は8月29日、アプリを用いたデジタル移動サービス事業の顧客数が7月末時点で2440万人となり、前年同日に比べ64%増加したと発表した。同期間中の予約件数は9,530万件で、同じ

シーメンス―世界初の自動運転トラム公開へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は3日、世界初の自動運転トラム(路面電車)をベルリン開催の鉄道技術見本市イノトランス(18~21日)で公開すると発表した。実際の交通環境でデモ走行を行う。 同社はベルリンに隣接するポツ

ドイツ銀行―モバイル決済のスタートアップに出資―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は23日、モバイル決済分野の有力スタートアップ企業である米モード・ペイメンツ(Modo Payments)に資本参加したと発表した。決済事業を強化する考え。出資額や出資比率など取引

シーメンスがイランから撤退

電機大手の独シーメンスがイラン事業から撤退する。米国のイラン制裁再開を受けた措置。在ドイツ米国大使のリチャード・グレネル氏が23日ツイッターで明らかにし、同社が追認した。同社は声明で「イランに関するマルチラテラルな枠組み

ボッシュ―自動運転用地図の米スタートアップに出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は14日、自動運転用デジタル地図の米スタートアップ企業ディープ・マップにベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタル(RBVC)を通して資本参加したと発表し

DBと独テレコムもイラン撤退

イラン事業から撤退するドイツ企業が増えている。米国のイラン制裁再開を踏まえた措置で、電気通信大手のドイツテレコムは5月に同国から撤退。ドイツ鉄道(DB)は現地事業の凍結を余儀なくされた。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が

決済サービスのワイヤーカード、時価でドイツ銀抜く

決済サービスの有力企業である独ワイヤーカードの時価総額が21日に213億ユーロへと達し、ドイツ銀行(同208億ユーロ)を抜いて市場価値が最も高いドイツの銀行となった。ネット通販市場やスマホ決済の拡大など、支払い手続きのデ

BMW―4-6月減益に、開発費の拡大など響く―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が2日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比6.3%減の27億4,600万ユーロへと落ち込んだ。為替差損や原料費上昇のほか、自動運転や電動車分野

シーメンス―カンパニー制へ移行―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は1日、今後10年を見越した新経営戦略「ビジョン2020+」を発表した。事業部門を分社化するカンパニー制の全面採用が柱。既存と新設の各カンパニーに大きな裁量を与え、成長を加速する狙いだ

シーメンス―4-6月営業増益確保、IoT追い風に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が2日発表した2018年4-6月期(第3四半期)決算の製造事業の営業利益は22億900万ユーロとなり、前年同期比で2%増加した。製造業のIoT化を背景にデジタルファクトリー部門が好調で

ダイムラー―自動運転分野などで百度との提携深化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月25日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)との戦略提携関係を深化させることで基本合意したと発表した。百度を中心とする自動運転の開発連合「アポロ」の枠内で共同プロジェ

コンチネンタル―AI分野でカリフォルニア大と提携―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7月30日、人工知能(AI)の研究開発で米カリフォルニア大学のAI研究グループ「バークレー・ディープドライブ(BDD)」と提携合意したと発表した。同社が世界的に展開する自動

ダイムラー―持ち株会社に―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月26日、同社を持ち株会社化することを取締役会と監査役会で決議したと発表した。すべての事業部門を法的に自立した3つの子会社へと再編。各子会社の経営の自由度を高めることで、市

BASF―4-6月期増益に、石油・ガスがけん引―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が7月27日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比5%増の23億5,600万ユーロへと拡大した。石油・天然ガス部門

コンチネンタルが組織再編、パワートレインは分社化・IPOへ

自動車部品大手の独コンチネンタルは18日の取締役会で組織再編計画を決議した。同社を持ち株会社へと改めたうえで、3つの事業部門を設置。その1つであるパワートレイン部門については新規株式公開(IPO)を実施する計画だ。エルマ

SAP―18年予測引き上げ、クラウド好調で―

ソフトウエア大手の独SAP(ヴァルドルフ)は19日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き上げた。クラウド事業が好調なためで、売上高(為替変動調整ベース)の予想レンジを従来の「248億~253億ユーロ」から「2

VW子会社がハノーバーで相乗りサービス拡大

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のモビリティサービス子会社モイア(Moia、ベルリン)が、アプリを用いた新規の相乗りサービスを独北部のハノーバーで31日から開始する。同市でこれまで展開してきた試験的な相乗りサービス

ドイツテレコム

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、独通信最大手ドイツテレコムが米メディア大手リバティ・グローバルのオーストリア子会社であるUPCオーストリアを買収する計画を承認したと発表した。競争上の問題がないと判断し、無条件で買収を

高度な自動運転列車の試験運用、ハンブルクで21年から

独北部のハンブルク州とドイツ鉄道(DB)、鉄道設備・車両大手のシーメンスは12日、高度な自動運転列車のパイロットプロジェクトを2021年から同州で開始すると発表した。高度な自動運転列車が投入されるのはドイツで初めて。輸送

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