金属

三井化学―独Heraeusの歯科材料事業を買収へ―

三井化学は4日、独素材大手Heraeusの歯科材料事業を取得すると発表した。同社は景気変動の影響を受けにくいヘルスケア事業を強化しており、デンタル分野は安定需要と、高齢化に伴う成長が見込めると判断。Heraeusの当該事 […]

Clariant AG―Bayerから銀ナノ粒子インク技術を買収―

スイスの特殊化学大手Clariant(ムッテンツ)は2日、化学大手の独Bayerから銀ナノ粒子インクに関する特許などを譲り受けたと発表した。同買収をテコに電子・太陽電池事業に参入する考え。取引金額は公開していない。 \

欧州復興開発銀、ブルガリア金属加工大手に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は2日、ブルガリアの金属加工メーカー、ソフィア・メドに4,000万ユーロを融資すると発表した。同社の国際競争力向上に向け、生産およびエネルギー効率改善プロジェクトを支援する。 \ ソフィア・メ

2月生産者物価、上げ幅1.2%に低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年2月の生産者物価指数は前年同月比の増加率が1.2%となり、前月の同1.7%から低下した。非耐久消費財とエネルギーはそれぞれ2.0%、1.7%増加したものの、中間財と耐久消費財が各

金属ロッド事業を米プレシジョン・キャストパーツに売却

スウェーデンのベアリング大手SKFは14日、金属ロッド事業を航空宇宙製品向けの金属部品を手がける米国のプレシジョン・キャストパーツに4,000万ユーロで売却することで合意したと発表した。 \ 金属ロッド事業は仏ローヌ地方

中国向け輸出拡大続く、95年から年率16%

ドイツ連邦統計局が18日発表した2012年の中国向け輸出高は666億ユーロに達した。中国経済の減速を受けて伸び率は前年の20.6%から2.7%へと大幅に縮小したもののプラス成長を確保。輸入高が同2.8%減の773億ユーロ

Voestalpine AG―米に直接還元製鉄プラント建設へ―

鉄鋼大手の墺Voestalpine(リンツ)は13日、米テキサス州に直接還元製鉄プラントを建設すると発表した。世界8カ国の計117カ所を対象に選定作業を進め、同地への設置を決定。米国ではシェールガス革命を受けて燃料価格が

独鉄鋼業界でベア合意

ドイツ北西部(ノルトライン・ヴェストファーレン、ニーダーザクセン、ブレーメンの3州)の鉄鋼業界の労使は6日、新しい賃金協定で合意した。3月1日に遡って賃金を3%引き上げる。協定は2014年5月末まで有効。 \ ベースアッ

製造業売上1月は0.3%減に、機械・自動車振るわず

ドイツ連邦統計局が11日発表した2013年1月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.3%減となり、2カ月ぶりに後退した。ユーロ圏外が3.0%減少して足を強く引っ張った格好。国内とユーロ圏はそれ

独粗鋼生産、2月は3.7%減に

独鉄鋼業界団体Stahlが8日発表した2013年2月の国内粗鋼生産高は344万7,000トンで、前年同月を3.7%下回った。前月は同6.5%増の358万5,000トンと大きく拡大したが、欧州市場は低迷基調が続いており、S

金属労組ベア要求5.5%を決定

独金属労組IGメタルは2月26日、3月に始まる電機・機械・自動車産業などを対象とした賃金交渉で5.5%のベースアップを要求する方針を決定した。ベア要求幅は2006年以来の低い水準。景気減速を受けて業績不振の企業もあること

輸入物価が約3年ぶりに下落

ドイツ連邦統計局が2月27日発表した2013年1月の輸入物価指数は前年同月を0.8%下回った。同指数の減少は09年12月以来で、3年1カ月ぶり。物価に占める比重の大きいエネルギーが2.8%低下したほか、鉄鉱石も17.7%

自動車鋼板カルテル容疑で3社に立ち入り調査

独連邦カルテル庁は2月28日、鉄鋼メーカー3社を対象に立ち入り調査を実施した。自動車鋼板の分野で違法なカルテルが結ばれていた疑いが持たれているため。 \ 捜査を受けたのはティッセンクルップとアルセロール・ミタル、フェスト

英I・イノベーションズ、大学発ベンチャーに50万ポンド投資

技術商業化への投資を手がける英インペリアル・イノベーションズ・グループはこのほど、アルミ成形技術を開発している大学発ベンチャーのインプレッション・テクノロジーズに50万ポンドを投資すると発表した。 \ インプレッション・

1月生産者物価1.7%上昇

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年1月の生産者物価指数は前年同月比1.7%増となり、2カ月連続で上昇した。エネルギーの価格が2.5%、非耐久消費財も同2.3%上がり、全体を押し上げた格好。エネルギーを除いたコアの

露メチェル、ルーマニア鉄鋼事業売却

ロシアの採鉱・冶金大手メチェルがルーマニアの鉄鋼事業から撤退する。同社は19日、ドゥクティル・スチール・メチェル、カンピア・トゥルジー、メチェル・タルゴヴィステなど5つの鉄鋼事業会社を70米ドルで現地投資会社インベスト・

Thyssenkrupp AG―欧州鉄鋼部門でリストラ―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)は8日、欧州鉄鋼部門(Steel Europa)の事業再編計画を発表した。市場環境の悪化を受けた措置で、グループ全体の再編計画「impact」の一環として実施。一部事

輸入物価上昇率、12年は2.1%に大幅低下

ドイツ連邦統計局が29日発表した2012年の輸入物価指数は前年比の上げ幅が2.1%となり、11年の同8.0%から大きく縮小した。景気減速を反映して幅広い製品で値上がり幅が減少するか価格が低下したためで、原油と石油製品を除

卸売物価の上昇率、2012年は2.8%に低下

ドイツ連邦統計局が14日発表した2012年の卸売物価指数は前年比の上げ幅が2.8%にとどまり、11年の同7.5%から大きく縮小した。景気の減速が反映された格好で、鉱石・金属(半製品を含む)の価格は4.0%低下した。 \

SKF AB―独船舶部品メーカーを買収―

スウェーデンのベアリング大手SKFは9日、船舶用部品メーカーの独Blohm + Voss Industries GmbH(BVI)を英投資会社Star Capital Partnersから完全買収することで合意したと発表

Arcelor-Mittal

鉄鋼世界最大手のArcelor-Mittalは9日、株式と転換社債合わせて約27億ユーロを売り出したと発表した。債務削減に充てる考えで、年央までに純債務を2012年第4四半期の約22億ユーロから約170億ユーロへと圧縮す

鉄鋼需要底打ち、10-12月期の独粗鋼生産高が増加

独鉄鋼業界団体Stahlは10日、2012年10-12月期の国内粗鋼生産高が前年同期を約1%上回る1,020万トンとなり、5四半期ぶりに増加に転じたと発表した。これまで発注を控えていた顧客企業の在庫整理が進んでおり、12

ArcelorMittal―欧州事業で減損43億ユーロ―

鉄鋼世界最大手のArcelorMittal(ルクセンブルク)は12月21日、欧州事業で43億ドルの減損処理を実施すると発表した。欧州景気の低迷を受けて需要が減少。将来の事業見通しも暗いため、2012年第4四半期決算で一括

Kloeckner & Co.SE―東欧事業、3月末までに売却終了見通し―

大手鉄鋼商社の独Kloeckner(デュースブルク)は12月21日、東欧事業の売却手続きが近く終了する見通しだと発表した。すでにチェコ、ブルガリア、ルーマニアの事業については現地競合に売却済み。残るポーランドとリトアニア

DBがティッセンクルップなどを提訴、レールカルテルで

ドイツ鉄道(DB)は12月20日、ティッセンクルップなど鉄鋼メーカー3社を相手取って損害賠償請求訴訟を起こしたと発表した。鉄道用レールのカルテルで被害を被ったため。和解による解決を目指したが、合意のメドが立たないため裁判

Freudenberg & Co. KG―ガスケットメーカーを買収―

独複合企業Freudenberg(ヴァインハイム)は10日、ノルウェーの金属部品メーカーVector Technology Groupを現地投資会社HiTecVisonから完全買収すると発表した。自動車部品事業への依存度

ジョージ・フィッシャー、アルミ砂型鋳造事業を売却

スイスの自動車部品・機械大手ジョージ・フィッシャーの自動車部門であるGFオートモーティブ(以下GF)は、欧州のアルミ砂型鋳造事業を墺MWSグルッペに売却した。非中核事業を切り離し、経営資源を鋳鉄とアルミダイカスト事業に集

ロナール、シーメンスのCADソリューション導入

スイスの老舗アルミホイールメーカーであるロナールは、製品ライフサイクル管理ソフト大手のシーメンスPLMソフトウェアからハイエンド3次元CAD(コンピュータ支援設計)/CAM(コンピュータ支援製造)ソリューション「NX」を

アブラモビッチ氏、ノリリスク・ニッケルに資本参加

ニッケルとパラジウムの世界最大手であるノリリスク・ニッケルの少数株を、ロシア富豪のローマン・アブラモビッチ氏が取得する。2008年以来続く大株主間の対立を解決する狙いで、アブラモビッチ氏が調整役となることが期待される。ロ

ABB、カザフ銅最大手から鉱山向け設備受注

スイスのエンジニアリング大手ABBは10日、カザフスタン銅最大手のカザフミスから、銅鉱山向け電気インフラ設備・自動化設備を受注したと発表した。両社間の提携契約に基づく最初の受注で、契約規模は5,100万米ドルに上る。 \

製造業売上2カ月連続減、10月は-0.8%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)は7.5%減となった前月の反動で1.4%増えたものの、国内とユ

Thyssenkrupp AG―過去最大の赤字に―

鉄鋼系複合企業のThyssenkrupp(エッセン)は10日発表した2012年9月通期決算で、1999年の創設以来最大の最終赤字(46億6,800万ユーロ)を計上した。米国とブラジルの鉄鋼工場で総額36億ユーロの減損処理

アルミ大手アルロ、1-9月期は減収減益

ルーマニアのアルミ大手アルロ(Alro)が15日発表した2012年1-9月期決算は、純利益が7,880万レウとなり、前年同期から45.1%減少した。売上高は7%減の15億8,000万レウだった。世界的な景気減速に伴うアル

Novelis―世界最大のアルミ再生工場を独に建設―

世界最大のアルミ板メーカーである米Novelisは26日、独東部のナハターシュテットでアルミニウム再生工場の起工式を行った。再生アルミ板の生産能力は年40万トンで、世界最大。約2億ユーロを投じて建設し、2014年半ばまで

アルミ大手アルロ、1-9月期は減収減益

ルーマニアのアルミ大手アルロ(Alro)が15日発表した2012年1-9月期決算は、純利益が7,880万レウとなり、前年同期から45.1%減少した。売上高は7%減の15億8,000万レウだった。世界的な景気減速に伴うアル

浙江三花―独家電部品メーカー買収へ―

中国の金属加工品メーカー浙江三花(Zhejiang Sanhua)は23日、ドイツの家電部品メーカーAweco Appliance Systemsを買収すると発表した。買収により、顧客基盤とすべての特許、ブランド、および

資源大手2社の合併計画を株主承認

大手資源商社グレンコアと鉱山大手エクストラータの株主総会が20日あり、両社の合併計画が承認された。22日には欧州連合(EU)の欧州委員会も承認しており、あとは中国当局が許可すれば、合併が成立する。計画が実現すると、資源の

グレンコアのエクストラータ買収、条件付きで承認

欧州委員会は22日、スイスの大手資源商社グレンコアが同国の鉱山大手エクストラータを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。グレンコアは決定に従い、ベルギーの亜鉛生産大手ニルスターと結んでいる長期供給契約を解除するほか

独製造業の実物投資、昨年は約18%増に

連邦統計局は19日、独製造業の実物投資額が昨年552億ユーロとなり、前年比で17.6%増加したと発表した。主要業界で伸び率が最も大きかったのは情報処理・電子・光学機器(46.8%増の42億ユーロ)で、これに金属製品(33

銅大手KGHM、カザフスタンで権益取得狙う

ポーランドの銅生産大手KGHMポルスカミエズは、カザフスタンで銅山権益を取得することを狙っている。Wirth最高経営責任者(CEO)が12日、明らかにした。 \ 経済専門チャンネルTVN CNBCのインタビュー番組に出演

生産者物価、10月は1.5%の小幅上昇

ドイツ連邦統計局が20日発表した2012年10月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が1.5%にとどまり、3カ月来の小幅増にとどまった。景気減速が反映された格好で、前月比の変動率は0%となった。 \ 物価に占める比重が大

アルミ大手ルサール、第3四半期は赤字に転落

ロシアのアルミ地金世界最大手ユナイテッド・カンパニー・ルサールが12日発表した2012年第3四半期(7~9月)決算は、最終損益が1億1,800万米ドルの赤字となった。前年同期は4億3,600万ドルの黒字だった。欧州債務危

10月卸売物価、11カ月ぶりの大きな上げ幅に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2012年10月の卸売物価指数は前年同月を4.6%上回り、昨年11月以来11カ月ぶりの大幅上昇となった。物価に占める比重の大きい石炭・石油製品が9.1%増となり、全体を強く押し上げた格好。

製造業売上が大幅減、9月はマイナス3%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2012年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%減となり、3カ月ぶりに悪化した。債務危機の直撃を受けるユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げが7.

Outokumpu―Inoxum買収を欧州委が条件付き承認―

欧州連合(EU)の欧州委員会は7日、欧州ステンレス鋼大手のOutokumpu(フィンランド)が独Thyssenkruppのステンレス鋼部門を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。OutokumpuはThyssenk

独鉄鋼業界、来年は需要回復見込む

独鉄鋼業界団体Stahlは5日、国内の粗鋼生産量が来年は増加に転じるとの見通しを発表した。景気の先行き不透明感を受けて現在、発注を控えている顧客企業の在庫が今後、少なくなるためと説明している。生産量の具体的な予測は年末な

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