金融

クロアチア、7~8年後ユーロ導入=プレンコビッチ首相

クロアチアのプレンコビッチ首相は10月30日、今後7~8年以内に欧州単一通貨ユーロを同国に導入したいとの考えを明らかにした。欧州連合(EU)議長国に就任する2020年上半期までに欧州為替相場メカニズムII(ERM II) […]

チェコ中銀が追加利上げ、政策金利0.5%に

チェコ中央銀行(CNB)は3日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、0.5%とした。利上げは今年に入って8月に続く2回目。金融引き締めを継続して景気の過熱を抑制する考えだ。ロンバート金利(上限金

バンカ・トランシルバニア、フィンテック企業に出資

ルーマニア金融大手バンカ・トランシルバニア傘下のBTインベストメンツは10月31日、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」事業を手がける新興企業タイムセーフに資本参加したと発表した。スマホ決済ソフトを開発する同

トルコのインフレ率、10月は9年ぶり高水準に

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した10月のインフレ率は前年同月比で11.9%となり、前月の11.2%から0.7ポイント拡大した。これは2008年8月以来の高水準。価格変動の激しい食品や燃料を除いたコアインフレ率も11

バルト3国、金融市場の統合で合意

エストニア、ラトビア、リトアニアの財務相は6日、ブリュッセルで開かれた会合で、3カ国の金融市場の統合で基本合意した。市場規模の拡大を通じ、投資の活発化と経済強化、雇用創出につなげたい考えだ。欧州連合(EU)と欧州復興開発

シリコンバレーバンク―独進出か―

ハイテク企業向けの金融サービスで有名な米シリコンバレーバンク(SVB)がドイツ市場進出の準備を進めているもようだ。3日付の経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が報じたもので、同行は現在、ビジネスに特化したSNS「リンクト

表面加工の新興企業に独2社が出資

独化学大手のBASFとヘンケルは7日、機能性化学品の新興企業、米NBDナノテクノロジーズが実施する総額800万ドルの資金調達(シリーズB)に応じ資本参加すると発表した。NBDナノが持つ表面加工分野の技術にアクセスすること

ブレグジットに対応、フランクフルト地裁で英語裁判が可能に

フランクフルト地方裁判所は2日、商事裁判をすべて英語で行う専門部を来年1月1日付で開設すると発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)をにらんだ措置で、係争当事者がともに希望すれば、裁判を英語で実施する。地元ヘ

英中銀が10年ぶり利上げ、EU離脱決定後の物価上昇に対応

英中央銀行のイングランド銀行は2日、金融政策委員会で政策金利を過去最低の0.25%から0.50%に引き上げることを決めたと発表した。利上げは景気の拡大が続いてインフレが懸念されていたリーマンショック前の2007年7月以来

クロアチア、7~8年後ユーロ導入=プレンコビッチ首相

クロアチアのプレンコビッチ首相は10月30日、今後7~8年以内に欧州単一通貨ユーロを同国に導入したいとの考えを明らかにした。EU議長国に就任する2020年上半期までに欧州為替相場メカニズムII(ERM II)に参加して、

仏BNPパリバ、7~9月の純利益8%増

仏最大手銀行のBNPパリバが10月31日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は20億4,300万ユーロとなり、前年同期から8.3%増加した。総収入は債券取引などトレーディング部門の不調で1.8%減の10

クレディ・スイスが大幅増益、コスト削減で

スイス大手銀行のクレディ・スイスが2日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は2億4,400万スイスフラン(約2億900万ユーロ)となり、前年同期の4,100万スイスフランの5倍近くに達した。債券部門の不

チェコ中銀が追加利上げ、政策金利0.5%に

チェコ中央銀行(CNB)は3日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、0.5%とした。利上げは今年に入って8月に続く2回目。金融引き締めを継続して景気の過熱を抑制する考えだ。ロンバート金利(上限金

ドイツ銀行―純利益2.3倍に、法務費用の減少などで―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が10月26日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純利益は6億4,900万ユーロとなり、前年同期(2億7,800万ユーロ)の2.3倍に達した。法務リスク引当金や貸倒引当金が減少し

ルーマニア医薬品販売大手、EBRDが1千万ユーロ融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は10月25日、ルーマニアの医薬品販売大手カリホリー・グループに1,000万ユーロを融資すると発表した。卸事業の拡大を支援する。これにより同社は流通網を拡充するとともに新倉庫を整備し、取り扱い

ロシア中銀が今年5度目の利下げ、政策金利8.25%に

ロシア中央銀行は27日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を8.5%から8.25%へ引き下げた。物価が上がりにくい状況が続いているためで、今年5度目の利下げとなる。市場は0.25~0.5ポイントの下げ幅を予想していた。

クラリアント―ハンツマンとの合併断念―

スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は10月27日、米同業ハンツマンとの合併計画を両社の合意のうえで中止すると発表した。同計画に反対する株主が株式を買い増したことで、合併に必要な3分の2以上の株主の承認を確保で

欧州中銀が量的緩和縮小決定、1月から国債購入額を半減

欧州中央銀行(ECB)は26日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏の国債などを買い入れる量的金融緩和策の縮小を決めた。12月末となっていた実施期限を2018年9月まで延長するものの、1月以降の購入額は現在の月600億ユーロ

欧州委、EU版「ボルカー・ルール」導入を断念

欧州委員会は24日、EU域内の大手銀行をリスクが高い取引から隔離することを目的とする銀行構造改革案を撤回することを明らかにした。主要国や金融業界の反対で調整が難航し、成立の見込みが立たないことから、断念を迫られた。 米国

ドイツ銀行、純利益2.3倍に

ドイツ銀行が26日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は6億4,900万ユーロとなり、前年同期(2億7,800万ユーロ)の2.3倍に達した。法務リスクの引当金や貸倒引当金が減少したためで、税引き前利益も

英RBS銀、3期連続黒字

英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は28日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算で3億9,200万ポンド(約585億円)の純利益を計上し、前年同期の赤字(4億6,900万ポンド)から黒字に

シュテアグ―地域熱子会社株49%をミュンヘン再保険に売却―

ドイツの発電事業者であるシュテアグ(エッセン)は23日、地域熱子会社シュテアグ・フェルンヴェルメの株式49%をミュンヘン再保険系の資産管理会社MEAGミューニック・エルゴ・アセットマネジメントに売却することで合意したと発

GFTテクノロジーズ―スペイン同業を買収―

金融機関向けソフトウエアの開発を手がける独GFTテクノロジーズ(シュツットガルト)は16日、スペイン同業のメカニザシオン・デ・エンプレサス(Mecanización de Empresas)を買収すると発表した。不動産業

ギリシャのピレウス銀、セルビア事業を売却

資産額でギリシャ金融最大手のピレウス銀行は17日、セルビア事業を同国同業ディレクトナ・バンカに売却すると発表した。債務・金融危機で公的救済を受ける際にEUの欧州委員会と合意したリストラ策の一環となる。売却額は5,800億

トルコとウクライナ、二重課税防止条約を改正

トルコとウクライナ両政府は9日、両国が締結している二重課税防止条約の改正に関する合意に署名した。ウクライナ財務省の発表によると、今回の改正では、経済協力開発機構(OECD)のモデル租税条約の条項に合わせて居住者の定義が拡

ロシア、仮想通貨取引サイトのアクセスを遮断

ロシア中央銀行は10日、ビットコインなど仮想通貨を取引するネットサイトへのアクセスを遮断(ブロック)した。シュヴェツォフ中銀副総裁は「仮想通貨は発行元が確かでなく、(個人)投資家を保護するために今回の措置が必要となった」

ロシア政府、独自の仮想通貨を導入

ロシア政府が独自の仮想通貨「クリプト・ルーブル」を導入する計画だ。ビットコインやイーサリアムといった一般に知られる仮想通貨と異なり、中央銀行が発行・流通を管理する。中銀は10日に「一般投資家が被害を受ける可能性」を重くみ

FFTプロドクティオンスジステーメ―中国企業が買収か―

独中堅機械メーカーFFTプロドクティオンスジステーメ(フルダ)を中国企業が買収する公算が高まっているもようだ。消息筋の情報としてロイター通信が12日、報じた。 FFTは自動車、航空機、白物家電メーカー向けの生産設備を手が

ダイムラー―持ち株会社化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は16日、すべての事業部門を法的に自立した子会社へと改め、同社本体を持ち株会社化する計画を明らかにした。市場と顧客ニーズの変化に柔軟かつ迅速に対応できる体制の構築が狙いで、ディ

米ファンドへのノボ銀売却、欧州委が承認

欧州委員会は11日、ポルトガル政府が同国の大手銀行バンコ・エスピリト・サント(BES)の経営破綻を受けて新設したノボバンコを、米投資ファンドのローンスターに売却する計画を承認したと発表した。ローンスターはポルトガル政府と

BNPパリバがシェール関連事業への融資停止

仏最大手銀行のBNPパリバは11日、シェールオイルやシェールガス、オイルサンドの探鉱、生産、流通、販売などを中核事業とする企業への融資を停止すると発表した。採掘や生産過程で大量の温室効果ガスを排出する化石燃料への依存度を

英離脱交渉とバルセロナ独立を独財界が懸念

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に向けた交渉とスペインのカタルーニャ独立運動にドイツの経済界が神経をとがらせている。両者の間に直接的な関連はないものの、状況の進展次第では現地事業や貿易で企業が大きなしわ寄せを受

ゴールドマン・サックスがフランクに新事務所

米金融大手ゴールドマン・サックスが独フランクフルトで新オフィスの賃貸契約を締結した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、同市内にある現在の事務所から2019年に転出する。ブルームバーグ通信が4日に

フィンテックの資金調達、今年は50%以上増加見通し

ドイツのフィンテック業界が急速に成長しているもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べによると、今年上半期のベンチャー資本調達額は計3億690万ユーロに上った。昨年通期の3億9,890万ユーロ

ロシア複合企業En+、ロンドン証取に来月上場

ロシアの富豪オレグ・デリパスカ氏が率いる複合企業En+が来月、ロンドン証券取引所(LSE)に上場する。ロシア企業のLSE上場は、ロシアのクリミア併合問題で欧米の対ロ制裁措置が2014年に発動されてから初めて。ロシア株に対

ポーランドの債権回収会社、イントラムの北欧事業に食指

ポーランドのワルシャワ証券取引所に上場する債権回収会社ゲットバック(GetBack、ヴロツワフ)が、スウェーデン同業イントラム・ジャスティシア(ストックホルム)の北欧事業買収に乗り出している。現地証券新聞『パルキエト』が

セルビア政策金利3.5%に、2カ月連続で利下げ

セルビア中央銀行は9日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、3.5%に設定した。中銀は先月、14カ月ぶりに利下げを実施し、政策金利を3.75%としたばかり。12月実施が見込まれる米利上げの影響で市場からの資金流出が懸念さ

ECBが不良債権処理のルール厳格化、来年1月から実施へ

欧州中央銀行(ECB)は4日、ユーロ圏の銀行の不良債権処理に関する新ルールの案を発表した。新たに発生する不良債権について、100%の貸倒引当金を計上するよう求める。2018年1月から実施する方針だ。 対象となるのは18年

ゴールドマン・サックス、フランクフルトで新オフィス確保

米金融大手ゴールドマン・サックスが独フランクフルトで新オフィスの賃貸契約を締結した。英国のEU離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、同市内にある現在の事務所から2019年に移転する。 ゴールドマン・サックスの現地オフィス

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