マクロ経済

企業景況感9月はやや悪化

Ifo経済研究所が24日発表した9月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は103.7となり、前月を0.2ポイント下回った。同指数の低下は2カ月ぶり。今後6カ月の見通しを示す期待指数が0.3ポイント減の101.0、 […]

卸売物価が1年4カ月来の高い伸びに、8月は+3.8%

ドイツ連邦統計局が25日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比3.8%増となり、1年4カ月来(2017年4月以来)の高い伸びを記録した。上昇率の拡大は4カ月連続。石炭・石油製品が17.7%増と大幅に伸びたことがこれまでに

EU新車販売が8月に急増、新排ガス試験導入前の特需で

欧州自動車工業会(ACEA)が19日発表したEU(マルタを除く27カ国)の8月の新車販売(登録)台数は113万4,288台となり、前年同月から31.2%増加した。EUで9月に乗用車の新たな排ガス試験が全面的に導入されるの

8月のユーロ圏インフレ率、確定値も2%

EU統計局ユーロスタットが17日発表した8月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比2%となり、前月の2.1%から0.1ポイント縮小した。(表参照) 分野別の上昇率は食品・アルコー

ユーロ圏建設業生産高、7月は2.6%増

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の7月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で2.6%増となった。ただ、上げ幅は前月の3%を下回った。(表参照) 分野別では建築が4%増、土木が1.6%減。EU

トルコ中銀が大幅利上げ、政策金利24%に

トルコ中央銀行は13日、主要政策委金利である7日物レポ金利を6.25ポイント引き上げ、24%とすることを決めた。利上げは6月7日に続くもので、過去5カ月間では5回目。通貨安に歯止めがかからず、輸入コストが上昇してインフレ

ハンガリー鉱工業生産、7月は6.2%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が12日発表した7月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で6.2%増加し、上げ幅は前月から2ポイント拡大した。同業生産高のプラスは4カ月連続。 分野別にみると、構成比重のダン

トルコ工業生産高、7月は5.6%増

トルコ統計局(TUIK)が17日発表した2018年7月の工業生産高は、前年同月比で実質5.6%増加し、予想を上回る伸びを示した。前月比でも3.5%増となり、過去最高記録に迫った。 製造業が前年同月比で5.6%増加して全体

ロシア経済、今年後半から減速の見通し

ロシアのオレシュキン経済開発相は先ごろ、2018年7-9月期及び10-12月期の国内総生産(GDP)伸び率がそれぞれ1.9%を上回るとの見通しについて懐疑的な見方を示した。ウラジオストクで開催中の東方経済フォーラムの会見

機械業界減速、来年は生産成長率2%に低下

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は13日、独業界の来年の生産成長率が実質2%となり、今年の同5%(予測)から大幅に低下する見通しを明らかにした。英国が欧州連合(EU)から「無秩序離脱」するリスクの高まりや通商摩擦などリスク

ユーロ圏鉱工業生産、2カ月連続で低迷

EU統計局ユーロスタットは12日、ユーロ圏の7月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.8%低下したと発表した。低下は2カ月連続。ドイツの不振が大きく影響しているもようだ。(表参照) 下げ幅は前月と同水準。

ユーロ圏労働コスト上昇率、4~6月は6年ぶり高水準

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2018年4~6月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2.2%となり、12年7~9月期以来、約6年ぶりの高水準に達した。(表参

ユーロ圏貿易収支、7月は176億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが14日発表した7月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は176億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の216億ユーロから縮小した。輸出が前年同月比9.4%増の1,946億

製造業受注2カ月連続減少、7月は-0.9%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した製造業の7月の新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。通商摩擦などのリスク要因が響いた格好。今

ハンガリー4-6月成長率4.8%、05年10-12月以来の高水準

ハンガリー中央統計局(KSH)が5日発表した2018年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比4.8%増となり、上げ幅は前期の4.4%から0.4ポイント拡大した。これは2005年10-12月期(

7月鉱工業生産1.1%減少、車の新排ガス検査響く

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した7月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%減となり、2カ月連続で落ち込んだ。乗用車排ガス検査方式の厳格化を受けて、新車登録できないモ

ハンガリー8月インフレ率3.4%、前月から横ばい

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%増となり、前月から横ばいだった。これは2013年1月(3.7%)以来の高水準。原油価格の高騰により燃料などの輸入価格が押し上

輸出高2カ月連続拡大、7月は7.6%増に

ドイツ連邦統計局が7日発表した7月の輸出高(暫定値)は前年同月比7.6%増の1,110億ユーロとなり、2カ月連続で拡大した。ユーロ加盟国向けが9.5%伸びて全体をけん引。欧州連合(EU)域外向けは7.1%増、EUのユーロ

チェコ鉱工業生産、7月は10.3%増

チェコ統計局(CSU)が6日発表した7月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で10.3%増加し、昨年10月(11.4%)以来の高い伸びを記録した。上げ幅は4カ月連続で拡大。前月の3.1%からは7.2ポイントの大幅な伸

7月機械業界受注3%増加、国内・ユーロ圏がけん引

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が5日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比で実質3%増加し、2カ月連続で拡大した。国内とユーロ圏(ドイツを除く)がともに9%増えて全体をけん引。3%減となったユーロ圏外の不振が相殺さ

チェコの8月インフレ率2.5%、再び上昇

チェコ統計局(CSU)が10日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.5%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月ぶり。 構成比重の高い「住居・水道光熱費」が3.2%増加(

電機業界7月受注3.5%増加、6カ月来の伸び率に

独電気電子工業会(ZVEI)が11日発表した独電機業界の7月の新規受注高は前年同月比3.5%増となり、6カ月来の高い伸びを記録した。国外が好調でユーロ圏(ドイツを除く)は5.6%、ユーロ圏外は4.5%拡大。国内は1.7%

トルコ景気減速へ、4-6月成長率は5.2%

トルコ統計局(TUIK)が10日発表した2018年4-6月期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比で5.2%、前期比で0.9%となり、それぞれ前期の7.3%、1.5%から縮小した。エコノモストらは7~8月に通貨リラ安が

化学業界減速、4-6月売上が減少

独化学工業会(VCI)が7日発表した独化学・製薬業界の4-6月期(第2四半期)の売上高は営業日数・季節要因調整後の実質で前期を0.1%下回った。国外売上は0.3%増加したものの、国内が0.8%減少して足を引っ張った格好。

格付け大手フィッチ、トルコ経済見通しを下方修正

英米系格付け大手のフィッチ・レーティングスは4日、最新のトルコ経済成長見通しを発表し、今年については7月発表の4.5%から3.8%へ、来年は3.6%から1.3%へ下方修正した。2020年は3.9%まで回復するとみている。

韓国の対ポーランドFDI、17年は過去最高

韓国企業によるポーランドへの直接投資(FDI)が拡大している。ポーランド投資・貿易庁(PAIH)がこのほど公表したデータによると、2017年は前年から3億ユーロ拡大し、中国を約5億ユーロ上回る約19億ユーロに達した。投資

ユーロ圏の4~6月期GDP、設備投資が堅調

EU統計局ユーロスタットは7日、2018年4~6月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。ユーロ圏の成長率は速報値と同じ前期比0.4%。設備投資の堅調などに支えられ、前期と同水準の伸びを維持した。(表参照) EU2

ユーロ圏小売業売上高、7月は1.1%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の7月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比1.1%増となり、伸び率は前月の1.5%を下回った。分野別では食品・飲料・たばこが1.4%増、非食品が0.9%増だった。

ユーロ圏生産者物価、7月は4%上昇

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の7月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比4%の上昇となり、伸び率は前月の3.6%から拡大した。原油高でエネルギー価格が急上昇していることが反映された。(表参照) 分野別

インフレ率4カ月連続で2%台に

ドイツ連邦統計局が8月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で2.0%増加した。上げ幅(インフレ率)が2%台を記録するのは4カ月連続。4月までは1%台が続いていた。 物価を強く押し上げたのはエネルギーで

ポーランド中銀、年内は金利据え置き=金融政策委が見解

ポーランド中央銀行金融政策委員会のエリック・ウォン氏は先月末、年内の金利据え置きは適切との見解を示した。ポーランド国営通信社PAPに明らかにしたもので、米国の金利政策の動向や国内でインフレ率が穏やかな展開となっていること

輸入物価の上げ幅一段と拡大、7月は5%に

ドイツ連邦統計局が8月30日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比5.0%増となり、昨年4月以来(15カ月ぶり)の高い伸びを記録した。上げ幅の拡大は5カ月連続。エネルギーが37.9%上昇したことが大きく、エネルギーを除い

トルコで外貨預金課税強化の時限法発効、リラ安対策で

トルコのエルドアン大統領は8月31日、外貨預金に対する課税を強化すると同時に、国内通貨預金への課税を緩和する時限立法を発布した。自国通貨リラの預金を促進し、為替相場におけるリラ下落の勢いを弱める狙いで、3カ月に期間を限定

消費者景況感2カ月連続悪化、インフレ率の上昇響く

市場調査大手のGfKが8月29日発表したドイツ消費者景況感指数の9月向け予測値は10.5となり、8月の確定値(10.6)を0.1ポイント下回った。同指数の悪化は2カ月連続。長らく低い水準にあったインフレ率がこの数カ月、2

トルコのインフレ加速、03年末以来で最高の17.9%に

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した2018年8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で17.9%上昇し、2003年末以降で最大の上げ幅を記録した。インフレ率の上昇は5カ月連続。前月比では2.3%増で、ブルームバーグ

8月失業者数、実質は減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が8月30日発表した同月の失業者数は235万1,000人となり、前月を2万6,000人上回った。失業者の増加は2カ月連続。夏季は夏季休業などで雇用が縮小するうえ、職業訓練の修了者や新卒者の多くが失

ユーロ圏インフレ率、8月は2%に縮小

EU統計局ユーロスタットが8月31日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比2%となり、前月の2.1%をわずかながら下回った。それでも欧州中央銀行(ECB)が目標とする「2%近く」を3カ月連続で達成した。

7月のユーロ圏失業率は8.2%、08年11月以来の低水準

ユーロ圏の雇用改善が景気の緩やかな回復に伴って進んでいる。EU統計局ユーロスタットが8月31日発表した7月のユーロ圏の失業率は8.2%で、2008年11月以来の低水準となった。(表参照) 同月の失業率は5、6月と同水準。

ユーロ圏景況感、8カ月連続で悪化

欧州委員会が8月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は111.6ポイントとなり、前月の112.1から0.5ポイント低下した。小売業と建設業を除いて落ち込んだ。景況感の悪化は8カ月連続。 分野別

フランス・トルコ財務相、経済関係の強化で合意

フランスのルメール財務相は27日、パリでトルコのアルバイラク財務相と会談し、経済危機に見舞われている同国との経済関係を強化することで合意した。トルコ政府による人権侵害や法治国家に反する措置などで、欧州連合(EU)と同国の

ブルガリア、ERM2・銀行同盟参加の行動計画発表

ブルガリア政府は22日、ユーロ加盟の前段階となる欧州為替相場メカニズム(ERM2)と銀行同盟への参加に向けた行動計画を採択した。同国は2019年7月までにERM2と銀行同盟に参加する意思を表明しており、実現に向けて早急に

チェコ自動車・バイク生産数、1-7月は0.4%の微増

チェコ自動車工業会(SAP)が22日発表した同国の1-7月期の自動車・オートバイ生産台数は前年同期比0.4%増の82万6,402台と小幅な伸びにとどまった。主力の乗用車は0.5%増の82万2,389台。乗用車の輸出台数は

景気に回復感、対米通商戦争回避で先行き懸念ひとまず後退

低迷感の強かったドイツの景気が明るさを取り戻してきた。第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)は予想外の高い伸びを記録。8月の企業景況感も大幅に好転して数カ月来の高水準を回復しており、Ifo経済研究所のクラウス・ヴォ

チェコ4-6月成長率2.3%、2期連続で鈍化

チェコ統計局(CSU)が14日発表した2018年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前年同期比2.3%増となり、伸び率は17年10-12月期の5.5%、18年1-3月期の4.2%から2カ月

上期財政収支481億ユーロの黒字に

国(連邦)と州、市町村、社会保険機関を合わせたドイツ全体の財政収支が今年上半期(1~6月)は481億ユーロの黒字(暫定値)となったことが、連邦統計局の発表で分かった。堅調な経済と雇用の拡大を背景に歳入が大きく伸びた一方で

独電機業界の上期輸出、初の1000億ユーロ突破

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した独電機業界の上半期(1~6月)の輸出高は前年同期比4.3%増の1,017億ユーロとなり、初めて1,000億ユーロの大台に乗った。新興国向けが6.5%増の357億ユーロと大きく拡

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