マクロ経済

7月のユーロ圏インフレ率、確定値も2.1%

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した7月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比2.1%となり、前月の2%から0.1ポイント拡大した。原油高によるエネルギー価格の急上昇を受け […]

ユーロ圏建設業生産高、6月は2.6%増

EU統計局ユーロスタットが20日発表したユーロ圏の6月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.6%増となり、17カ月連続で伸びた。伸び率は前月の2%を上回った。(表参照) 分野別では建築が2.1%増、土木が

独の4~6月期GDP、内需主導で拡大

ドイツ連邦統計局は24日、2018年4~6月期の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。前期比の実質成長率は0.5%で、速報値と変わらなかった。成長をけん引したのは内需で0.9増加。輸出は0.7%、輸入は1.7%の幅で

ギリシャ、20日に金融支援から脱却

EUのギリシャに対する金融支援が20日に終了した。これによってギリシャは8年に及ぶ国際金融支援から脱却。今後は国債発行で資金を調達し、自力で財政再建を進めていくことになる。 ギリシャは2009年10月、前政権による赤字隠

ブルガリア、ERM2・銀行同盟参加の行動計画発表

ブルガリア政府は22日、ユーロ加盟の前段階となる欧州為替相場メカニズム(ERM2)と銀行同盟への参加に向けた行動計画を採択した。同国は2019年7月までにERM2と銀行同盟に参加する意思を表明しており、実現に向けて早急に

独機械輸出が好調、上期4.3%増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20日発表した同国の上半期(1~6月)の機械輸出高は867億ユーロとなり、前年同期比で4.3%増加した。伸び率は前年同期の5.9%を下回ったものの、なお高い水準を維持。VDMAの主任エコノ

第2四半期の工作機械受注2%拡大、国内がけん引

独工作機械工業会(VDW)が14日発表した独業界の第2四半期(4~6月)の新規受注高は前年同期比で2%増加した。国内受注が29%増えて、9%減となった国外の不振を相殺。VDWのヴィルフリート・シェーファー専務理事は「長い

電機業界の上期売上が過去最高に

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独業界の上半期(1~6月)の売上高は前年同期比3.6%増の962億ユーロとなり、過去最高を更新した。ユーロ圏(ドイツを除く)が5.1%増の187億ユーロと全体をけん引。国内(3.

トルコが米をWTOに提訴、両国の対立先鋭化

トルコと米国の対立がエスカレートしている。トルコ政府は20日、鉄鋼・アルミニウムに対する米国の追加関税に対し、世界貿易機関(WTO)で提訴の手続きを開始した。米国の措置が「緊急輸入制限協定(セーフガード協定)や関税貿易一

中東欧、景気減速へ

中東欧で経済規模が最も大きいポーランドと2位のチェコで、景気が減速し始めている。両国の今年4-6月期(第2四半期)の成長率は1-3月期(第1四半期)の実績をいずれも下回った。金融コストの上昇、人手不足、主要輸出先であるユ

ハンガリーでインフレ加速、7月は3.4%

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%増となり、上げ幅は前月から0.3ポイント拡大した。これは2013年1月(3.7%)以来(5年6カ月ぶり)の高水準。原油価格の

チェコ鉱工業生産、6月は3.4%増

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した6月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で3.4%増加し、上げ幅は前月から2ポイント拡大した。同業生産高のプラスは3カ月連続。前月比(物価・季節調整値)では1.5%増加した。新規

チェコの7月インフレ率2.3%、4カ月ぶり低下

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%上昇し、上げ幅は前月から0.3ポイント縮小した。インフレ率の低下は4カ月ぶり。 構成比重の高い「食品・非アルコール飲料」が0.1%

スロバキア失業率がわずかに悪化、2カ月連続で上昇

スロバキア労働社会家族省が20日発表した2018年7月の失業率は5.47%となり、前月比で0.04ポイント上昇した。前年同月比では1.23ポイント低下した。失業率が前月比で悪化したのは2カ月連続。同省は季節的要因によるも

トルコ、製造業支援に12億リラ

トルコ産業技術省は14日、12億トルコリラ(1億8,300万米ドル)規模の製造業支援策を発表した。期間は3年。経常赤字縮小と高付加価値製品の生産奨励が狙いだ。 科学技術研究会議(TUBITAK)の研究開発・技術革新支援プ

企業の人手不足に対応、移民法案作成に政府が着手

ドイツ初の移民法案の作成作業を政府が進めている。少子高齢化と堅調な経済を背景に企業の人材不足が深刻化し、経済にマイナスの影響が出ていることに対応する狙いだ。専門技能を持つ欧州連合(EU)域外の人材を企業が採用しやすくする

トルコ鉱工業生産の上げ幅が大きく縮小、6月は3.2%に

トルコ統計局(TUIK)が16日発表した6月の鉱工業生産指数(稼働日調整済み)は前年同月比で3.2%上昇し、20カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月の6.5%から3.3ポイント縮小した。これは2016年11月(2

第2四半期成長率0.5%に上昇、内需主導で

ドイツ連邦統計局が14日発表した第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.5%増となり、伸び率は前期の同0.4%をやや上回った。上昇率の拡大は3四半期ぶり、プラス成長は

独経常黒字は今年も世界最大の見通し、日本は2位

ドイツはこれまでに引き続き今年も世界最大の経常黒字国となる見通しだ。Ifo経済研究所が20日発表した試算によると、今年の経常黒字は2,990億ドル(2,640億ユーロ)となり、2位の日本(同2,000億ドル)を大幅に上回

生産者物価の上げ幅7月も大きく、横ばいの3%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した7月の生産者物価指数は前年同月比3.0%増となり、上げ幅は前月(3.0%)と同じ高い水準を保った。エネルギーが最大の押し上げ要因で、6.5%上昇。エネルギーを除いたベースでは上昇率が1.9

卸売物価が1年3カ月来の高い伸びに、7月は+3.5%

ドイツ連邦統計局が16日発表した7月の卸売物価指数は前年同月比3.5%増となり、1年3カ月来(2017年4月以来)の高い伸びを記録した。上昇率の拡大は4カ月連続。石炭・石油製品が15.2%増と大幅に伸びたことがこれまでに

ユーロ圏の4~6月成長率、0.4%に上方修正

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2018年4~6月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.4%増となり、伸び率は速報値の0.3%から0.1ポイント上方修正された。ドイツ経済が堅調で、前期と同水準の成

ユーロ圏鉱工業生産、6月は0.7%低下

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の6月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.7%低下し、2カ月ぶりのマイナスとなった。エネルギーを除く分野で低迷した。(表参照) 分野別ではエネルギーが0.

ユーロ圏貿易収支、6月は225億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが16日発表した6月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は225億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の257億ユーロから縮小した。輸出が前年同月比5.7%増の1,986億

製造業受注1年5カ月来の下落幅に、6月は-4%

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した製造業の6月の新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.0%減となり、1年5カ月来(2017年1月以来)の大幅下落を記録した。今年は5月を除いて

4-6月の鉱工業生産0.4%拡大

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した4-6月期(第2四半期)の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.4%上回った。建設業が1.6%増加して全体をけん引。製造業も0.

トルコ7月新車販売36%減、1-7月では16%減

トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した7月の新車販売台数(乗用車および小型商用車)は5万2,734台となり、前年同月から36%減少した。通貨リラ安の加速や銀行からの借入コストの増大が響き、5月(14.8%減)、6月

ウクライナ7月新車販売、4%増

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)が2日発表した7月の新車(乗用車)販売台数は6,685台となり、前年同月から4.0%増加した。前月比では2.6%増加し、6月の4.8%減少からプラスに転じた。 販売台数をブラン

カザフスタンの上期新車販売、35.7%増

カザフスタン自動車ビジネス協会(AKAB)がこのほど発表した2018年上期の新車販売台数は2万7,162台となり、前年同期比35.7%増と大幅に拡大した。 同期間に最も売れたブランドは露アフトワズの「ラーダ」で、販売台数

チェコ中銀が追加利上げ、政策金利1.25%に

チェコ中央銀行は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、1.25%とした。利上げは今年3回目で、金融引き締めに転じた昨年8月以降では5回目。8月からの利上げ幅は計1.2ポイントに達した。 通貨

フィッチ・レーティングス、チェコ信用格付けを引き上げ

英米系格付け会社のフィッチ・レーティングスは3日、チェコの格付けを「Aプラス」から「AAマイナス」へ一段階引き上げた。見通しは「安定的」。好景気に加え、慎重な財政運営が国家債務の縮小につながったことを高く評価した。 国家

トルコの7月インフレ率15.9%、高進に歯止めかからず

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した7月の消費者物価指数(CPI)の上昇幅は前年同月比で15.9%となり、前月から0.5ポイント拡大した。これは2004年1月(16.2%)以来の高水準。通貨リラ安で燃料や食品などの輸入

公的債務が2兆ユーロ未満に

ドイツ連邦統計局が2日発表した2017年末時点の公的債務残高は前年同日比2.1%減の1兆9,672億ユーロへと低下した。2兆ユーロを下回るのは現在の統計方式が始まった10年以降で初めて。好景気と雇用の拡大を背景に税収と社

上期輸出3.9%増加、ユーロ圏向けがけん引

ドイツ連邦統計局が7日発表した1~6月(上半期)の輸出高(暫定値)は前年同期比3.9%増の6,628億ユーロへと拡大した。ユーロ圏向けが6.3%増の2,512億ユーロと好調で全体をけん引。欧州連合(EU)のユーロ非加盟国

ユーロ圏成長率、4~6月期は0.3%

EU統計局ユーロスタットが7月31日発表したユーロ圏の2018年4~6月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.3%増となり、21四半期連続のプラス成長を記録した。ただ、伸び率は前期の0.4%から縮小し、16年4~6

英中銀が9カ月ぶり利上げ、政策金利0.75%に

英中央銀行のイングランド銀行は2日、政策金利を0.25%引き上げて年0.75%にすると発表した。利上げは昨年11月以来、9カ月ぶり。来年3月に迫ったEU離脱や、米トランプ政権の保護主義的な政策による通商紛争などのリスク要

ユーロ圏インフレ率、7月は2.1%に拡大

EU統計局ユーロスタットが7月31日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比2.1%となり、前月の2%から0.1ポイント拡大した。原油高でエネルギー価格が急上昇しているのが主因で、2012年12月以来の高

ユーロ圏の雇用回復続く、6月失業率は8.3%

EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月のユーロ圏の失業率は8.3%となり、前月に続いて2008年12月以来の低水準を記録した。景気の緩やかな回復に伴い、雇用の改善が進んでいることが確認された格好だ。(表参照)

ユーロ圏景況感、7月も悪化

欧州委員会が7月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は112.1ポイントとなり、前月の112.3から0.2ポイント低下した。製造業の大きな落ち込みが響いた。景況感の悪化は7カ月連続。 分野別で

ユーロ圏小売業売上高、6月は1.2%増

EU統計局ユーロスタットが3日発表したユーロ圏の6月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比1.2%増だった。伸び率は前月の1.6%を下回った。(表参照) 分野別では食品・飲料・たばこが1.7%増、非食品が1.3

ユーロ圏生産者物価、6月は3.6%上昇

EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の6月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比3.6%の上昇となり、伸び率は前月の3%から大きく拡大した。原油高でエネルギー価格が急上昇していることを受けたもので、2017年

チェコ中銀が追加利上げ、政策金利1.25%に

チェコ中央銀行は2日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、1.25%とした。利上げは今年3回目で、金融引き締めに転じた昨年8月以降では5回目。8月からの利上げ幅は計1.2ポイントに達した。 通貨

輸入物価の上げ幅が昨年4月以来の高水準に、6月は4.8%

ドイツ連邦統計局が7月27日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比4.8%増となり、昨年4月以来(14か月ぶり)の高い伸びを記録した。上げ幅の拡大は3カ月連続。エネルギーが37.6%上昇したことが大きく、エネルギーを除い

7月失業者数、実質減に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が7月31日発表した同月の失業者数は232万5,000人となり、前月を4万9,000人上回った。7月は夏季休業などで雇用が縮小するうえ、職業訓練の修了者や新卒者の多くが失業登録することから例年、失

小売売上、上期は実質1.4%増に

ドイツ連邦統計局が7月31日発表した1-6月期(上半期)の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同期を1.4%上回った。食料品部門が1.5%、非食料品部門が1.2%の幅で伸びた。 非食料品部門では通販

ECBの超低金利政策、来年夏までは維持

欧州中央銀行(ECB)は7月26日に開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。主要政策金利を0%、中銀預金金利をマイナス0.4%に据え置く。ドラギ総裁は記者会見で、超低金利政策を少なくとも2019年夏まで継続す

トルコ中銀が金利据え置き、中立性に疑問

トルコ中央銀行は7月24日、主要政策金利である7日物レポ金利を17.75%に据え置くことを決めた。この決定は予想外。6月のインフレ率が15.4%と過去14年間で最高となったことから、市場は1~1.25ポイントの利上げを予

経済指標で振り返るロシア経済、17年から回復基調

ロシア経済情報を配信するドイツ語ポータル「オストエクスペルト」が、連邦統計局(ロススタット)が2018年上半期の統計指標をまとめたのを機に、2015年以来のロシア経済を振り返った。 2018年上半期の工業生産高は前年同期

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