マクロ経済

英離脱後の移行期間、20年12月末が期限に=欧州委

欧州委員会は12月20日、EUと英国の離脱交渉で新たな焦点となる「移行期間」をめぐる協議の指針を示すEU指令案を発表し、同期間の期限を2020年12月末とする方針を打ち出した。英国側が要望する期間と比べて3カ月短い設定と […]

12月のユーロ圏インフレ率、1.4%に縮小

EU統計局ユーロスタットが5日発表した2017年12月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比1.4%となり、前月の1.5%から0.1ポイント縮小した。ユーロ圏では景気、雇用の回復が進んでいるが、物価の基調は依然とし

ユーロ圏労働コスト上昇率、7~9月は1.6%に縮小

EU統計局ユーロスタットが12月19日に発表したユーロ圏の2017年7~9月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.6%となり、前期の1.8%から0.2ポイント縮小した。(表参

ユーロ圏建設業生産高、10月は2%増

EU統計局ユーロスタットが12月19日に発表したユーロ圏の10月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2%増となり、9カ月連続で伸びた。伸び率は前月の3.5%を大きく下回った。(表参照) 分野別では建築が2.

企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と

企業景況感12月はやや悪化

Ifo経済研究所が19日発表した12月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月比0.4ポイント減の117.2へと低下し、過去最高となった前月をやや下回った。現状判断指数はやや上昇したものの、今後6カ月の見通しを

石油が物価押し上げ、暖房用灯油は+15%に

ドイツ連邦統計局は13日、11月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.8%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比3.7%増で、上げ幅は前月

ユーラシア経済連合、統合の深化進まず

ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン及びアルメニアが加盟するユーラシア経済連合(EEU)の経済統合の深化に向けた動きが停滞している。統合の前提となる共通関税コードがすべての国で未だ批准されていない他、カザフスタ

チェコ10月鉱工業生産5.3%増、自動車が好調

チェコ統計局(CSU)が7日発表した10月の鉱工業生産高は前年同月比5.3%増となり、上げ幅は前月の7%増から縮小した。前月比(季節調整済み)では1.5%減少した。 分野別に見ると、主要産業の自動車が前年同月比10.8%

スロバキアGDP、7-9月期は3.4%増

スロバキア統計局が先ごろ発表した2017年7-9月期の国内総生産(GDP)は実質ベースで前年同期比3.4%増となり、上げ幅は前期から0.3ポイント縮小した。前期比では0.8%増加した。 成長を牽引したのは内需と外需で、と

ブルガリアGDP、過去20年で2倍に=経済副首相

ブルガリアのマノレフ副経済相はこのほど開かれたブルガリア経済フォーラム設立20周年式典で、同国の国内総生産(GDP)が過去20年間で「450億レフから840億レフ(427億6,700万ユーロ)へ2倍近くに拡大した」と成果

トルコ中銀、上限金利を0.5ポイント引き上げ

トルコ中央銀行は14日、政策金利のうち事実上の上限金利として機能している「後期流動性貸出金利」を0.5ポイント引き上げ、12.75%に設定した。金融関係者は少なくとも1ポイントの引き上げを見込んでいたため、中銀の判断に疑

トルコ鉱工業生産、10月は7.3%の上昇

トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した10月の鉱工業生産指数(稼働日調整済み)は前年同月比で7.3%上昇し、12カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月の10.4%から3.1ポイント縮小した。前月比(季節・稼働日調

露中銀が今年6度目の利下げ、政策金利7.75%に

ロシア中央銀行は15日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を8.25%から0.5ポイント引き下げ、7.75%とすることを決めた。下げ幅は市場予測の0.25ポイントを大幅に上回った。 利下げは今年6度目。18日から新金利を適

ユーロ圏貿易収支、10月は189億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが15日発表した10月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は189億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の192億ユーロをわずかながら下回った。輸出が前年同月比8.8%増の

露中銀が今年6度目の利下げ、政策金利7.75%に

ロシア中央銀行は15日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を8.25%から0.5ポイント引き下げ、7.75%とすることを決めた。下げ幅は市場予測の0.25ポイントを大幅に上回った。 利下げは今年6度目。18日から新金利を適

欧州中銀、物価・成長見通しを上方修正

欧州中央銀行(ECB)は14日発表した最新の内部経済予測で、ユーロ圏の2018年のインフレ率を1.4%とし、前回(9月)の1.2%から0.2ポイント上方修正した。向こう3年間の予想成長率も引き上げた。ただ、同日に開いた定

ユーロ圏鉱工業生産指数、10月は0.2%上昇

EU統計局ユーロスタットが13日発表したユーロ圏の10月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.2%の上昇となり、前月の0.5%低下からプラスに転じた。(表参照) 分野別では資本財が0.3%、耐久消費財が1.

製造業受注3カ月連続で拡大、10月は+0.5%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した10月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を0.5%上回った。大型受注の割合は平均を下回ったものの、受注は3カ月連続で拡大。経

鉱工業生産2カ月連続減少、10月は-1.4%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を1.4%下回り、2カ月連続で落ち込んだ。10月は火曜日に祝日が計2日あり、週末と祝日の

乗用車販売4年連続拡大見通し、最大350万台に

独自動車工業会(VDA)は6日、国内乗用車販売台数が昨年の335万台から今年は少なくとも3%増えて340万強~350万台弱となり、2009年以来の高水準に達する見通しを明らかにした。販売増は4年連続。堅調な経済と雇用・所

電機業界の好景気続く、10月受注9%拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が11日発表した独電機業界の10月の新規受注高は前年同月比9.1%増となり、これまでに引き続き大きく伸びた。国内受注が7.7%増加。国外はユーロ圏が12.3%増えたことから10.4%拡大した。

機械業界好調、売上は初の2200億ユーロ台に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は12日の年次記者会見で、独業界の今年の生産高が物価調整後の実質で前年を3.0%上回り、6年来の高い伸びになるとの見通しを明らかにした。これまで低迷していた世界需要が大きく伸びていることが背

17年協定賃金2.3%上昇見通し

ドイツ連邦統計局は12日、雇用者団体と労働組合が締結する協定賃金(特別手当を含む)が今年は前年比で平均2.3%上昇する見通しを明らかにした。インフレ率が1.7%にとどまる見込みのため、実質賃金は拡大することになる。特別費

ハンガリー7-9月GDP、3.9%に拡大

ハンガリー中央統計局(KSH)が5日発表した2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP、改定値)は前年同期比3.9%増となり、上げ幅は前期の3.3%から0.6ポイント拡大した。速報値の3.6%からは0.3ポイ

ルーマニア最低賃金、来年から31%引き上げ

ルーマニア政府はこのほど、最低賃金を来年1月1日付で月額1,900レウ(約409ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。現行の1,450レウ(312ユーロ)から31%の増額となる。1カ月当たりの平均就労時間を166.67

トルコ成長率、第3四半期は11.1%に

トルコ統計局(TUIK)が11日発表した2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比で11.1%増加し、過去6年で最高の伸び率を記録した。クーデター未遂事件後の政情不安で前年同期のGDPが0.8%

ユーロ圏の7~9月期成長率、前年同期比2.6%に上方修正

EU統計局ユーロスタットは7日、ユーロ圏の2017年7~9月期の域内総生産(GDP)統計の改定値を発表した。これによると、ユーロ圏とEUの前年同期比のGDP伸び率は2.6%となり、速報値の2.5%から0.1ポイント上方修

ユーロ圏小売業売上高、10月は0.4%増

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の10月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比0.4%増となり、伸び率は前月の4%から大幅に縮小した。食品・飲料・たばこが0.2%増、非食品が0.6%増だった。(表

ユーロ圏生産者物価、10月は2.5%上昇

EU統計局ユーロスタットは4日、ユーロ圏の10月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比2.5%の上昇だったと発表した。伸び率は前月の2.8%を下回った。(表参照) 分野別の伸び率は中間財が3.5%、エネルギーが3.1%

トルコの11月インフレ率、14年ぶりの高水準に

トルコ統計局(TUIK)が4日発表した2017年11月のインフレ率は前年同月比12.98%となり、4カ月連続で上昇した。これは2003年12月以来の高水準となる。 分野別の上昇率は運輸の18.56%が最高。食品・非アルコ

ハードブレグジットの損失は年600億ユーロに

英国が欧州連合(EU)と新たな通商協定を締結せずにEUから離脱する「ハードブレグジット」が現実になると、同国とEUに年600億ユーロの巨額経済損出が発生する見通しだ。独Ifo経済研究所が独自調査をもとに3日、明らかにした

インフレ率3カ月ぶり上昇、11月1.8%に

ドイツ連邦統計局が11月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.8%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.6%から拡大した。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。エネルギーの上げ幅が前月の1.2%から3

中東欧、景気過熱の恐れ

景気回復が進む欧州で、特に中東欧経済成長が好調だ。欧州連合(EU)統計局が発表した今年7-9月期の中東欧諸国の国内総生産(GDP)伸び率(前年同期比)は、ルーマニアの8.6%を筆頭に、ポーランドとチェコが5%、ラトビアが

チェコ7-9月成長率5%、15年7-9月以来の上げ幅に

チェコ統計局(CSU)が12月1日発表した2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比で実質5%増となり、市場予測の4.7%増を上回った。伸び率は前期の4.7%から0.3ポイント拡大し、2015年

格付け大手2社、ブルガリアの信用格付を引き上げ

米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチ・レーティングスは1日、ブルガリアの信用格付けを引き上げた。経済好調や対外債務の減少、財政赤字の削減などが評価された。 S&Pは「BBプ

ボーイング、トルコの航空宇宙産業の支援計画

米航空機大手ボーイングは先ごろ、トルコの航空宇宙産業の発展を促進する「国家航空宇宙イニシアチブ」に向けた取り組みの詳細を明らかにした。トルコ政府の防衛関係部局の支援を受けて航空産業開発計画を作成するほか、工学技術開発セン

11月のユーロ圏インフレ率、1.5%に拡大

EU統計局ユーロスタットが11月30日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比1.5%となり、前月の1.4%から0.1ポイント縮小した。ただ、物価の基調は依然として弱く、欧州中央銀行(ECB)が目標とする

ユーロ圏失業率、10月は8.8%に低下

EU統計局ユーロスタットが11月30日発表したユーロ圏の10月の失業率は8.8%となり、前月の8.9%から0.1ポイント低下した。ユーロ圏の雇用は景気の緩やかな回復に伴って改善が続いており、失業率は2009年1月以来の低

11月のユーロ圏景況感、00年10月以来の高水準

欧州委員会が11月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は114.6となり、前月から0.5ポイント上昇した。景況感の改善は6カ月連続で、2000年10月以来の高水準に達した。 分野別では製造業が

仏PSA、露カルーガ工場で小型商用車を生産

仏自動車大手のPSAグループは11月27日、ロシアのカルーガ工場で小型商用車の生産を開始すると発表した。ロシアの景気回復に伴う需要拡大に対応するためで、2018年1~3月期から2モデルを生産する。 同工場では現在、乗用車

消費者景況感、12月向けは横ばいに

市場調査大手のGfKが28日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は11月の確定値(10.7)と同じ10.7となり、これまでに引き続き高い水準を保った。景気の見通しに関する11月の指数(12月向け予測値の算出基

輸入物価の上げ幅縮小、10月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比2.6%増となり、上げ幅は前月の同3.0%から0.4ポイント縮小した。上昇率の低下は3カ月ぶり。同物価の13%強を占めるエネルギーの上げ幅が15.9%から1

ハンガリー平均賃金、1-9月の上昇率12.8%

ハンガリー中央統計局(KSH)が22日発表した賃金統計によると、2017年1-9月の平均名目賃金は手取りベースで月額29万900フォリント(約928ユーロ)となり、前年同期から12.8%上昇した。最低賃金の増額や、公共部

スロバキアの10月失業率、6.14%に改善

スロバキアの中央労働社会家族局が20日に発表した10月の失業率は6.14%となり、前年同月比で2.94ポイント、前月比で0.28ポイント改善した。10月末時点の求職者数は16万7,278人で、前月から7,743人減少した

7-9月のGDP、外需好転で0.8%増に

ドイツ連邦統計局は23日、2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は0.8%で、速報値と変わらず、伸び率は前期(同0

仏伊など6カ国が財政規律違反の恐れ、欧州委が警告

欧州委員会は22日、ユーロ参加国の2018年度予算案の審査結果を公表し、フランス、イタリア、ベルギー、オーストリア、ポルトガル、スロベニアの6カ国がEUの財政規律に違反する恐れがあると警告した。 EUの財政規律を定めた安

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