マルチ・メデイア

ブロックチェーンが重要テーマとして急浮上

分散型台帳技術のブロックチェーンが情報通信業界のテーマとして重要性を増している。独情報通信業界連盟(Bitkom)が業界企業を対象に今年の重要テーマを尋ねたところ、ブロックチェーンとの回答は26%に上り、前年の11%から

ボッシュ―モビリティサービス事業部を設立―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日に開幕した自社イベント「ボッシュ・コネクテッドワールド2018」(ベルリン)で、情報通信技術を利用してモビリティサービスを提供する新事業部「コネクテッド・モビリティソ

ダイムラー―行動・ニーズ予測の新興企業に出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は26日、スマホユーザーの行動やニーズを予測するソフトウエア開発の新興企業アナゴグ(Anagog)に資本参加したと発表した。アナゴグとの協力関係を深化させる考え。出資比率や出資

「サイバーセキュリティ憲章」に欧米企業が署名

シーメンスをはじめとする欧米の国際的な企業・組織は16日、ミュンヘン安全保障会議の会場で「サイバーセキュリティ憲章」に署名した。モノのインターネット(IoT)など経済・社会のデジタル化を推し進めるためにはネット利用に対す

自動車燃料で価格低下、1月の下げ幅0.5%に

ドイツ連邦統計局は14日、1月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比がマイナス0.7%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比0.9%増と伸び率が

ゾンネン―EV向け電力商品を発売へ―

一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)が電気自動車(EV)などの電動車を対象に電力を販売する計画だ。電動車の普及率が今後高まると、電力の需要に供給が追い付かず広域停電(ブラ

INGディバ―融資仲介のフィンテック買収―

蘭金融大手INGグループの独ネット銀行子会社INGディバ(フランクフルト)は19日、独フィンテック企業レンディコ(Lendico)を買収する計画を明らかにした。中小企業向け事業を強化する狙い。買収計画をすでに独連邦カルテ

グーグルがミュンヘン工科大を支援、人材確保の狙いも

IT大手の米グーグルは16日、独ミュンヘン工科大学を支援することで合意した。人工知能(AI)やロボット分野で最先端技術の開発を支援するとともに優秀な人材を確保することが狙い。総額1億2,500万ユーロを投じる。 若い研究

17年白物家電市場2%拡大、小型製品がけん引

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した2017年の国内白物家電市場規模は前年比およそ2%増の860億ユーロ弱へと拡大した。小型製品が3%増の28億ユーロと全体をけん引。大型製品も1.5%増えて58億ユーロとなった。

BMWの自動運転開発連合に現代自が参加か

独自動車大手のBMWグループなど3社が2016年に発足させた自動運転プラットフォームの開発連合に韓国の現代自動車が参加するとの観測が浮上している。独『アウトモビルボッヘ』紙が5日、報じたもので、数週間前から交渉を行ってお

企業・機関の7割がサイバー攻撃の標的に

ドイツの企業・機関の70%が2016~17年の2年間にサイバー攻撃を受けていたことが、連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)のアンケート調査で分かった。攻撃を受けた企業・機関の半数ではITシステムへのアクセスやシステム改変

ハンガリーIT企業、IoTネットワークを稼働

ハンガリーのIT企業、インヴァイテック(Invitech)・ソリューションが、ブダペストを網羅するモノのインターネット(IoT)専用ネットワーク「ロラ(LoRa)」を稼働させた。10~15キロ離れたところでも交信できるロ

デジタル化進展で雇用は大幅減か

経済のデジタル化の進展が雇用にもたらす影響を巡って、ドイツの経済界でちょっとした波紋が広がっている。きっかけは同国が官民挙げて取り組む経済のIoT化戦略「インダストリー4.0(I4.0)」を推進する主要団体である情報通信

シーメンス―持ち株売却と米税制改革で純利益拡大―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が1月31日発表した2017年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は前年同期比12%増の21億8,900万ユーロへと拡大した。旧子会社である照明大手オスラムの保有株(17.34%)

SBIホールディングス―スイスのインシュアテックに出資―

SBIホールディングスは1日、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行う完全子会社SBIインベストメントが自社運営の「FinTechファンド」を通じて、スイスのインシュアテック(ITを駆使した保険分野のサービス)事業

ワン―自社商品の販売開始―

ネット保険分野のスタートアップ企業である独ワン(One、ベルリン)は1日、同社初の保険商品の販売を開始した。事業免許を1月中旬に独金融監督庁(BaFin)から取得しており、オットノバ(Ottonova)、エレメント(El

リフト

アプリを用いた配車サービスを手がける米リフトが同社初の欧州拠点をドイツ南部のミュンヘンに開設する。新拠点では自動運転用のソフトウエア開発に取り組む。具体的な計画はないものの、欧州での配車サービスも視野に入れている。リフト

コンチネンタル

自動車部品大手の独コンチネンタルは5日、米IT大手のエヌビディアの車載人工知能プラットフォーム「エヌビディア・ドライブ」をベースに自動運転システムを開発することで両社が合意したと発表した。最終定にハンドルとブレーキのない

中国企業の対独M&A、17年も最高額に

ドイツ企業を対象とする中国資本のM&A(企業の合併・買収)活動は昨年も活発だった。件数自体は前年を21%下回ったものの、金額ベースではダントツの過去最高となった前年を9%上回る136億8,400万ユーロへと拡大

BMW―カーシェア合弁ドライブナウを完全傘下に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は29日、レンタカー大手ジクストからカーシェア合弁ドライブナウの資本50%を譲り受け完全子会社化すると発表した。BMWは競合ダイムラーとカーシェア事業を統合する計画のようで、メディア報道

ボッシュ―売上記録更新―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)が30日発表した2017年12月期暫定決算の売上高は前期比6.7%増の約780億ユーロとなり、過去最高を更新した。営業利益(EBIT)も23.3%増の約53億ユーロと好調で、

シーメンス―IoT用OSのユーザー団体を18社と共同設立―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は24日、同社が開発・運用するクラウドベースの産業用IoTオペレーティングシステム(OS)「マインドスフィア」のユーザー団体「マインドスフィア・ワールド」をパートナー企業18社と共同で

SAP―顧客管理ソフト会社を買収、クラウド事業強化へ―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は30日、顧客関係管理(CRM)ソフトの米カリダス・ソフトウエアを買収することで合意したと発表した。SAPはクラウド事業の強化に取り組んでおり、昨年9月にも消費者ID管理・アク

SAP―仏に20億ユーロ投資、スタートアップ支援拠点開設も―

業務用ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は22日、フランス事業の強化方針を発表した。同国がデジタル分野の技術革新で重要性を増しているためで、今後5年間で最大20億ユーロを投資。スタートアップ企業の支援拠点も開設する。マ

V2Xで運転支援システムの機能向上、ボッシュなどが実証

自動車部品大手の独ボッシュは24日、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術であるセルラーV2Xの共同実証試験で、先進運転支援システム(ADAS)の機能向上が確認できたと発表した。リアルタイムの通信により運転の安全性、効率が一

17年インフレ率1.8%、5年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が16日発表した2017年の消費者物価指数は前年比1.8%増となり、5年来の大きな上げ幅(インフレ率)を記録した。インフレ率はエネルギー価格の下落を受けて14年から16年にかけて1%未満にとどまっていたが

フォルクスワーゲン―ルワンダでカーシェアなど開始へ―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)のVWブランド乗用車部門は18日、アフリカのルワンダにモビリティサービス子会社(フォルクスワーゲン・モビリティ・ソリューションズ・ルワンダ)を立ち上げたと発表した。

コンチネンタル―日本初のセルラーV2X実証に参加―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は12日、車両とあらゆるものをつなぐ通信技術であるセルラーV2Xの実証試験を日本で共同実施すると発表した。日本初のセルラーV2X実証試験で、コンチネンタルのほか、日産自動車、

BMW―米社買収でモバイル駐車ソリューション最大手に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は16日、モバイル駐車サービス北米最大手のパークモバイルを買収したと発表した。モビリティーサービス事業の強化戦略に基づく措置。今回の買収により世界最大のデジタル駐車ソリューション事業者と

スタートアップへの投資額、昨年は88%増加

ドイツのスタートアップ企業が2017年に投資家から調達した資金の総額は前年比88%増の42億7,600万ユーロと大幅に拡大し、15年に記録した過去最高(33億600万ユーロ)を上回ったことが、コンサルティング大手アーンス

世界経済加速で景気に厚み、個人消費に続き外需・投資も柱に

ドイツ経済は明るい新年を迎えた。1年前は米トランプ政権の成立や英国の欧州連合(EU)離脱決定など保護主義やナショナリズムの動きが世界的に強まり、企業の輸出や国際事業の先行きに影を落としていたが、昨年は時間を追うごとに世界

ヒア―自動車部品大手2社が出資へ―

デジタル地図大手の蘭ヒア(エイントホーフェン)は4日、自動車部品大手の独ボッシュとコンチネンタルが同社にそれぞれ5%出資することを明らかにした。コンチネンタルとは自動車分野での協力関係を拡大する。ボッシュとはデータを活用

ダイムラー―仏配車サービス最大手を買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は12月21日、配車サービス仏最大手プレヴェの過半数資本を取得することで合意したと発表した。モビリティーサービス事業の国際化を一段と推し進める考えで、同分野の有力企業である米ウ

インフィニオン

半導体大手の独インフィニオンは9日、中国のIT大手百度と自動運転の分野で協業すると発表した。インフィニオンは百度が主導する自動運転の開発計画(アポロ計画)に参加。マイクロコントローラーやレーダー・ライダーセンサーチップな

フェイスブックに独占的地位濫用の疑い、独当局が調査

ドイツ連邦カルテル庁は12月19日、SNS大手の米フェイスブックを独占的な地位濫用の疑いで調査していることを明らかにした。外部サイト・アプリの利用データをフェイスブックが収集・利用することの承認をサービス利用の条件として

オーディオソフトウエア開発 ラトビア

オーディオテクノロジーのスタートアップ企業。音楽の制作現場向けに、キャリブレーション※ソフトウエア「Reference」シリーズを開発・販売している。本格的なスタジオだけでなく、自宅で編集作業をする場合にも、現状の室内環

企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と

ドイツテレコム―光通信で合弁―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は13日、光ファイバー通信網の構築で独北西部のエネルギー事業者EWEと協業することで基本合意したと発表した。ドイツの通信網は旧式の銅回線が中心で、通信速度が全般的に遅いことから、同社は

ドイツテレコム―蘭子会社を合弁化―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は15日、蘭子会社TモバイルNLをスウェーデン同業テレ2の現地法人テレ2ネーデルランドと合併することで合意したと発表した。事業規模を拡大し、蘭市場2強のKPN、ボーダフォンに対抗できる

デリバリー・ヒーロー―増資で買収資金確保へ―

出前注文仲介サイトを運営するドイツのスタートアップ企業、デリバリー・ヒーロー(ベルリン)は6日、増資計画を発表した。市場資金を今後の買収に充てる考え。同社は買収資金を確保する目的で6月に新規株式公開(IPO)を実施したば

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