ウズベキスタン国営郵便は8日、中東・アジアの事業者向け(BtoB)電子商取引(EC)サイトを運営するスイスのツォーデル(Zoodel)と提携に向けて基本合意書を交わした。今年上半期中にウズベキスタンで電子商取引サイトを立ち上げるほか、経験・情報の共有、国際ECイベントへの共同参加などを予定している。
両者は提携を通じて、ウズベキスタン企業の競争力を強化し、同国製品の輸出拡大をうながす方針だ。また、アジア・中東諸国間の結びつきを深め、多国間取引の地盤を固めたい意向だ。
また、年央までに電子商取引プラットホーム「Zoodモール」を立ち上げ、メーカー、販売業者、国内外のブランド関係者に直接取引の場を提供する。ユーザーは携帯アプリを使って、Zoodモールだけでなく、イーベイやアリエクスプレス、ラザダ、Cディスカウントといった個人向けネット通販サイトにも出品できるようになるという。