保険

シンプルシュアランス―東京海上などから資金調達―

インシュアテック(IT技術を活用した保険分野のサービス)の有力企業である独シンプルシュアランス(SISU)に東京海上ホールディングスなどが資本参加する。SISUは東京海上と協業して日本・アジア市場を開拓していく考えだ。 […]

ワイヤーカード―アプリサービス拡大へ―

決済サービス大手の独ワイヤーカードが同社アプリ「ブーン(Boon)」の機能を拡大する。マルクス・ブラウン社長が4日明らかにしたもので、同アプリを中心にデジタル金融のエコシステムを構築する方針だ。 ワイヤーカードは他の金融

欧州スタートアップの資金調達が過去最高に

設立10年以内の欧州のスタートアップ企業が今年上半期に投資家から調達した資金の総額は前年同期比27%増の101億9,600万ユーロとなり、上期の最高を更新した。投資家の出資意欲は高く、高額投資の傾向も加速。調達額が1億ユ

10月1日付の法令改正

・玩具に含まれる鉛の量の制限強化。許容上限値がチョークで従来の1キログラム当たり13.5ミリグラムから2ミリグラム、フィンガーカラーで同3.4ミリグラムから0.5ミリグラムに(10月28日付で施行) ・温水器の窒素酸化物

トルコ、民間年金加入を義務化

トルコ政府は被雇用者の民間個人年金加入を義務化する方針だ。9月20日発表の新経済計画(YEP)に盛り込んだもので、加入者を増やして年金制度の安定を図る狙いがある。個人年金制度に企業が参加しやすくする措置の導入も予定してい

トルコ、民間年金加入を義務化

トルコ政府は被雇用者の民間個人年金加入を義務化する方針だ。9月20日発表の新経済計画(YEP)に盛り込んだもので、加入者を増やして年金制度の安定を図る狙いがある。個人年金制度に企業が参加しやすくする措置の導入も予定してい

シーメンス―イラクの電力インフラ受注に向け交渉―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がイラクの電力インフラ再建に向けた受注活動を積極的に展開している。競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)も受注獲得を狙っていることから、ドイツ政府はシーメンスを後押し。23日にはシー

ネスレ、生保子会社を売却

食品・飲料大手のネスレ(スイス)は17日、生命保険子会社の米ガーバー・ライフ・インシュアランスを売却すると発表した。非中核事業から手を引く戦略に沿ったもので、米保険会社ウエスタン・アンド・サザン・フィナンシャル・グループ

ダイムラー―VWの中古車ポータルに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は13日、競合フォルクスワーゲン(VW)グループの中古車仲介サイト「ヘイカー(HeyCar)」に20%出資すると発表した。中古車を仲介サイトで購入するとともに関連の金融サービス

アリアンツ―生保資金の株式運用などを拡大―

保険大手アリアンツの独法人は12日、生保顧客の資金運用で株式投資と非伝統的な資産を対象とするオルターナティブ投資を拡大する方針を明らかにした。これまで主流だった国債などの債券は低金利で運用が厳しくなっていることから、比重

ADASを保険料に反映、BMWとスイス再保険がアルゴリズム開発

自動車大手の独BMWは14日、自動車保険の保険料に先進運転支援システム(ADAS)の事故削減効果を反映させるアルゴリズム「ADASリスク・スコア」をスイス再保険と共同開発したと発表した。同アルゴリズムを通して元受保険会社

フランクフルトの金融都市ランキングが急上昇

英国のシンクタンクZ/Yenグループが12日発表した最新の世界金融センター指数(GFCI)で独フランクフルトが10位につけ、前回(今春)の20位から大幅に順位を上げた。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて国際的な金融機

仏信用保険大手コファス、スロベニア同業のPKZ買収

仏信用保険大手のコファスは先ごろ、国営スロベニア輸出開発銀行(SID)から国内同業PKZキャピタルズの全株式を取得することで合意した。買収額は明らかにされていない。コファスによると、今回の買収は中欧における事業強化が目的

VTBの保険事業売却、年内に手続き完了へ

ロシア2位銀行の国営VTBは7日、保険事業を国内保険大手ソガズ(Sogaz)に売却する手続きが年末までに完了するとの見通しを示した。今年5月に基本合意したもので、ソガズは国内保険最大手に躍り出る。VTBは合併後の新会社の

仏再保険スコール、コベアの買収提案を拒否

仏再保険会社のスコールは4日、仏相互保険会社のコベアから買収提案を受けたものの、拒否したことを明らかにした。これを受けてコベアは提案を取り下げたが、なお買収に意欲を見せている。 コベアは2003年にスコールの株式を取得。

ミュンヘン再保険―産業IoTスタートアップを買収―

ミュンヘン再保険は4日、産業IoT分野のスタートアップ企業である独リレール(Relayr)への出資比率を現在の約15%から引き上げ完全買収することで合意したと発表した。リレールの技術とミュンヘン再保険が持つリスク管理など

ミュンヘン再保険―4-6月減益に、災害響く―

保険大手の独ミュンヘン再保険が8日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益は前年同期比13.7%減の9億9,700万ユーロへと落ち込んだ。災害の保険金支払いが膨らんだことで水準が大きく押し下げられた格好。

決済サービスのワイヤーカード、時価でドイツ銀抜く

決済サービスの有力企業である独ワイヤーカードの時価総額が21日に213億ユーロへと達し、ドイツ銀行(同208億ユーロ)を抜いて市場価値が最も高いドイツの銀行となった。ネット通販市場やスマホ決済の拡大など、支払い手続きのデ

ミュンヘン再保険―投資・保険事業で脱石炭へ舵―

保険大手のミュンヘン再保険は今後、石炭関連企業への投資を見合わせる意向だ。石炭は化石燃料のなかで二酸化炭素(CO2)排出量が最も多く温暖化の最大の原因となっているためで、地球の平均気温上昇を産業革命前に比べ2度未満に抑制

アリアンツ―4-6月営業増益に、資産運用がけん引―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が3日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益は29億9,700万ユーロとなり、前年同期比で2.3%増加した。資産運用部門が好調で全体をけん引。生保・健保部門の不振が相

ダイムラー―持ち株会社に―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月26日、同社を持ち株会社化することを取締役会と監査役会で決議したと発表した。すべての事業部門を法的に自立した3つの子会社へと再編。各子会社の経営の自由度を高めることで、市

コメルツ銀行―一帯一路支援で中国最大手銀と合意―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は19日、中国政府が提唱する広域経済圏構想「一帯一路(BRI)」の支援に向けて中国最大手銀の中国工商銀行(ICBC)と枠組み契約を締結したと発表した。総額50億ドル規模のBRI関連

メッサー―リンデの北米事業など取得―

工業ガス製造の独メッサー(バート・ゾーデン)は16日、投資会社CVCキャピタル・パートナーズと共同で独競合リンデから北米事業の大半と南米事業の一部を買収すると発表した。リンデは米同業プラクスエアと合併する計画。事業を部分

ゼネラリ―独生保子会社を売却―

イタリアの保険最大手ゼネラリ(トリエステ)は5日、ドイツの生命保険子会社ゼネラリ・レーベンを売却すると発表した。大きな資本が必要となる生保事業を縮小する戦略に沿ったもので、株式89.9%を英投資会社シンベンと独ハノーバー

伊ゼネラリ、独生保子会社を売却

イタリアの保険最大手ゼネラリは5日、ドイツの生命保険子会社ゼネラリ・レーベンを売却すると発表した。大きな資本が必要となる生保事業を縮小する戦略に沿ったもので、株式89.9%を英投資会社シンベンと独ハノーバー再保険の合弁会

ノルデア、ノルウェーのネット銀を買収

北欧金融大手のノルデア銀行(スウェーデン)は2日、ノルウェーの保険大手ヤンシーデ・フォシクリンから傘下のインターネット銀行ヤンシーデ・バンクを買収することで合意したと発表した。買収額は約55億クローネ(約753億円)に上

ADAC―自動車保険の合弁先をアリアンツに変更―

自動車ドライバーの会員制サポート組織である全ドイツ自動車クラブ(ADAC、ミュンヘン)は6月29日、保険大手チューリヒと共同運営する自動車保険の合弁会社ADACアウトフェアジッヒャルングからチューリヒが撤退すると発表した

ウニクレディトが中東欧保険事業参入、アリアンツなどと提携

伊最大手銀行のウニクレディトは5日、保険大手の独アリアンツ、伊ゼネラリと中東欧事業で戦略的提携を結んだと発表した。同地域の個人と小規模事業者に対し、銀行窓口を通じて保険商品を販売することを目的としたもので、アリアンツとは

東欧保険最大手VIG、独ゴータ―のポーランド事業取得へ

東欧保険最大手のウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、オーストリア)は7日、独同業ゴーターのポーランド事業を買収すると発表した。取引額は明らかにされていない。取得にはポーランド競争当局の承認が必要となる。 VIG

ウニクレディトが中東欧保険事業参入、アリアンツなどと提携

伊最大手銀行のウニクレディトは5日、保険大手の独アリアンツ、伊ゼネラリと中東欧事業で戦略的提携を結んだと発表した。同地域の個人と小規模事業者に対し、銀行窓口を通じて保険商品を販売することを目的としたもので、アリアンツとは

スイス再保険、ソフトバンクとの出資交渉打ち切り

再保険大手のスイス再保険は5月28日、ソフトバンクグループからの出資受け入れに向けた交渉を打ち切ったと発表した。破談の理由は明らかにしていない。技術戦略の一環でソフトバンク系の企業との協業を検討する可能性はあるとしており

ブレグジットのしわ寄せ、ヘッセン州は独で最小

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の経済的な影響がドイツで最も少ない州はヘッセン――。そんな調査結果をIfo経済研究所が22日、発表した。 それによると、英国が強硬離脱(ハードブレグジット)した場合、EU(27カ

スイス再保険―ソフトバンクの出資交渉打ち切りに―

再保険大手のスイス再保険(チューリヒ)は28日、ソフトバンクグループからの出資受け入れに向けて行ってきた交渉を両社の合意で打ち切ったと発表した。破談の理由は明らかにしていない。技術戦略の一環でソフトバンク系の企業との協業

伊ゼネラリ、スロベニア保険大手を買収

伊保険最大手ゼネラリの中東欧統括会社ゼネラリCEEは23日、スロベニア保険大手のアドリアティック・スロベニカを買収すると発表した。買収額は2億4,500万ユーロ。これによってゼネラリはスロベニア保険市場で2位に浮上する。

ロイズ保険組合、ブリュッセルの拠点開設が認可

世界最大級の保険引受組合である英ロイズ・オブ・ロンドン(ロイズ保険組合)は23日、ベルギーのブリュッセルにEU事業を統括する子会社を設立することがベルギー中央銀行に認可されたと発表した。 ロイズは昨年3月、英国がEUを離

伊ゼネラリ、スロベニア保険大手を買収

伊保険最大手ゼネラリの中東欧統括会社ゼネラリCEEは23日、スロベニア保険大手のアドリアティック・スロベニカを買収すると発表した。買収額は2億4,500万ユーロ。これによってゼネラリはスロベニア保険市場で2位に浮上する。

家屋侵入警報サービスを保険会社が検討

空き巣などによる家屋侵入のリスクをスマートフォンで知らせるサービスを、貯蓄銀行系の保険会社SVシュパールカッセンフェアジッヒャルングが将来的に導入する考えだ。導入に向けてすでに各州の警察当局と協議を進めている。クラウス・

自動車修理費、2017年は大幅に上昇

ドイツ国内の自動車修理費用が2017年は大幅に上昇したことが、独自動車修理保険会社Car-Garantie(CG)の調査で明らかになった。故障1件にかかる修理費は前年の502 ユーロから514ユーロに増え、ここ数年来で最

炭鉱・石炭発電所向け保険から撤退、アリアンツが脱炭素加速

保険大手の独アリアンツは4日、個々の炭鉱・石炭発電所向けの保険事業から新規も既存も含めて即時撤退すると発表した。同社は脱炭素社会の実現に積極的に貢献していく方針を打ち出しており、保険部門の顧客資金運用でも二酸化炭素(CO

クラーク―投資家から2900万ドル調達―

IT技術を利用した保険サービスのスタートアップ企業(インシュアテック)である独クラークは4月25日、シリーズBラウンドの資金調達で2,900万ドルを獲得したと発表した。事業規模の拡大に向けたシリーズBの資金調達で欧州のイ

ブルガリア保険大手、ウクライナの旅行保険会社を買収

ブルガリアの保険会社ユーロインズ保険グループ(EIG)は17日、ウクライナの旅行保険会社ERVの買収で合意したと発表した。買収額は明らかにしていない。EIGは買収後もERVを現地子会社と統合せず、引き続き旅行保険関連事業

伊保険大手ゼネラリ、ベルギー事業を売却

伊保険最大手のゼネラリは19日、ベルギー事業を売却すると発表した。現地子会社ゼネラリ・ベルギーの全株式を英領バミューダ諸島を本拠とする再保険会社アソラ・ホールディングス(旧AGER バミューダ・ホールディングス)に5億4

ブルガリア保険大手、ウクライナの旅行保険会社を買収

ブルガリアの保険会社ユーロインズ保険グループ(EIG)は17日、ウクライナの旅行保険会社ERVの買収で合意したと発表した。買収額は明らかにしていない。EIGは買収後もERVを現地子会社と統合せず、引き続き旅行保険関連事業

アリアンツ―インドネシアの配車アプリ会社に出資―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は11日、インドネシアの配車アプリ大手ゴジェック(Go-Jek)に資本参加すると発表した。新興市場でのプレゼンスとデジタル事業を強化する狙い。デジタル投資部門アリアンツXを通して3,5