伊保険最大手のゼネラリは19日、ベルギー事業を売却すると発表した。現地子会社ゼネラリ・ベルギーの全株式を英領バミューダ諸島を本拠とする再保険会社アソラ・ホールディングス(旧AGER バミューダ・ホールディングス)に5億4,000万ユーロで譲渡する。
ゼネラリ・ベルギーは生保事業を中核とする保険会社。2017年の純利益は2,200万ユーロだった。今年下期の売却手続き完了を予定している。
ゼネラリは経営が厳しい市場から撤退し、主要市場に経営資源を集中する戦略を進めており、これまでにオランダ、アイルランド、コロンビア、パナマ、グアテマラの事業を売却した。同戦略の一環として、ベルギー事業の売却も決めた。