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BASF、露企業と石油・ガス事業を合弁化

化学大手の独BASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築する考え。今後は資産査定を […]

BASF―石油・ガス事業の合弁化で基本合意―

化学大手の独BASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築する考え。今後は資産査定を

BASF―スマートサプライチェーンの新興企業に出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、サプライチェーンのスマート化に向けたソリューションを手がけるオランダの新興企業アーマ(Ahrma)に資本参加すると発表した。サプライチェーンの情報をリアルタイムで把

BASF、露企業と石油・ガス事業を合弁化

独化学大手のBASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築するのが狙い。今後は資産査

トルコのコルザ、米特殊素材メーカー2社を買収

タイヤ繊維を手掛けるトルコのコルザは6日、米子会社を通じて現地の航空機向け素材メーカーであるファブリック・デベロップメントとテキスタイル・プロダクツの2社を買収すると発表した。買収額は計1億ドル。トルコ、米国の競争当局の

EUが除草剤グリホサートの認可延長、独の賛成で承認成立

欧州連合(EU)加盟国は11月27日、発がん性が疑われる除草剤成分「グリホサート」の認可期間を5年延長する案を承認した。英国などが認可延長を支持する一方、フランスやイタリアなどが強硬に反対し、加盟国間でこれまで意見調整が

メルク―液晶窓工場を開設、非ディスプレー分野で初の製品―

化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は11月30日、オランダ南部のフェルドホーフェンに液晶窓モジュール工場を開設した。同社は液晶をディスプレー以外の分野に投入することを目指しており、その第一弾として液晶窓の生産にこぎ着

BASF―上海に化学触媒工場開設―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11月30日、上海化学工業団地に化学触媒の大型工場を開設したと発表した。アジア太平洋地域に同社が化学触媒工場を設置するのは初めて。同地の化学産業の成長を背景に拡大する需要

エボニック―アクリル酸合弁を解消―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4日、アクリル酸の合弁生産会社シュトハース(StoHaas)を解消することで、共同出資者の米ダウ・ケミカルと合意したと発表した。エボニックとダウのそれぞれの戦略目標を追求するには合

リンデ―株主がプラクスエアとの合併承認―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は11月29日、米同業プラクスエアとの合併を株主の92%が承認したことを明らかにした。今後の独禁審査でゴーサインが出れば、合併が実現する。 両社は昨年12月、対等合併合意した。リンデは

リチウムイオン電池大手の韓国SK、ハンガリーに新工場

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションがハンガリーに電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)用のリチウムイオン電池セルの工場を設置する。メディアが報じ、同社が11月30日に追認したもので、投資額は

デンマーク断熱材大手ロックウール、ルーマニアに新工場

デンマークの断熱材メーカー、ロックウール・グループ(コペンハーゲン)は11月24日、ルーマニア南部のプロイシェチ近郊にミネラルウール断熱材の新工場を建設すると発表した。投資額は5,000万ユーロ。床面積は約30万平方メー

エストニアのバイオ炭企業、国内に新工場

エストニアのバイオ炭メーカー、バルタニア(Baltania)は先ごろ、同国中部のヴァガリに工場を設置すると発表した。投資額は約4,500万ユーロで、そのうち2,500万ユーロを欧州連合(EU)の助成で賄う。2018年4-

加盟国が除草剤「グリホサート」の認可延長承認

EU加盟国は11月27日、発がん性が疑われる除草剤成分「グリホサート」の認可期間を5年延長する案を承認した。英国などが認可延長を支持する一方、フランスやイタリアなどが強硬に反対し、加盟国間でこれまで意見調整がつかなかった

BASF、上海に化学触媒工場開設

化学大手の独BASFは11月30日、上海化学工業団地に化学触媒の大型工場を開設したと発表した。同社がアジア太平洋地域に化学触媒工場を設置するのは初めて。同地域の化学産業の成長を背景に拡大する需要に対応する。生産能力は明ら

アクゾノーベルとアクサルタ、合併を断念

塗料世界最大手のアクゾノーベル(オランダ)と米同業アクサルタ・コーティング・システムズは11月21日、合併協議を打ち切ったと発表した。これを受けてアクサルタは、日本ペイントホールディングスによる買収に向けた協議を進める。

露化学企業、ポリウレタン生産施設を整備

ロシアの化学企業シンテズ・オカ(Sintez Oka)がポリウレタン(PUR)生産施設を建設する。投資額は3億5,000万ルーブル(500万ユーロ)。中東欧経済紙『nov-ost.info』が先ごろ報じた。 同社の新子会

輸入物価の上げ幅縮小、10月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比2.6%増となり、上げ幅は前月の同3.0%から0.4ポイント縮小した。上昇率の低下は3カ月ぶり。同物価の13%強を占めるエネルギーの上げ幅が15.9%から1

SGL―BMWとの炭素繊維合弁を完全傘下に―

化学大手の独SGL(ヴィースバーデン)は24日、炭素繊維製造合弁SGL AFCの資本49%を自動車大手BMWから段階的に譲り受け完全子会社化すると発表した。炭素繊維の素材から加工品までを一手に供給するメーカーになる戦略に

ランクセス―中国に高性能樹脂の新工場―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は23日、上海の北西およそ160キロの常州に高性能樹脂の新工場を設置すると発表した。中国で拡大する自動車、電機製品向けの需要を取り込むことが狙い。ランクセスが同国で展開する高性能樹脂工場は

シーカ―自動車部品メーカーを買収―

スイスの特殊化学メーカー、シーカ(バール)は28日、自動車防音部品製造の独ファイスト・ケムテック・グループ(Faist ChemTec Group)を買収すると発表した。自動車部品事業を強化する狙い。買収金額は明らかにし

BASF―韓国に新生産施設、半導体産業にアンモニア水供給―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は27日、韓国南部麗水の工場で新生産施設の操業を開始した。同国の半導体メーカーなどに洗浄用の高純度アンモニア水を供給する。 同社は韓国の電子産業向け事業を重視しており、東ア

エボニック―3Mから事業買収、添加剤事業強化へ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は28日、米化学大手3Mから高濃度添加剤調合事業を譲り受けることで合意したと発表した。特殊添加剤事業を強化することが狙いで、今回の取引のより樹脂加工産業向けに固体添加剤を提供できるよ

アクゾノーベル―アクサルタとの合併断念―

塗料世界最大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)と米同業アクサルタ・コーティング・システムズは21日、合併協議を打ち切ったと発表した。これを受けてアクサルタは、日本ペイントホールディングスによる買収に向けた協議を進める

ベネクス―欧州1号店を独に開業―

休養・睡眠時専用のリカバリーウエアを製造販売するベネクスは27日、独南部マンハイムの商業施設内に欧州1号店を30日にオープンすると発表した。海外ショップの開設は韓国(2016年4月)、中国(2017年9月)に続き3カ所目

バイエル―「新薬パイプラインに問題なし」―

独ライフライセンス大手バイエル(レバークーゼン)のディーター・ヴァイナント取締役(新薬事業担当)はロイター通信のインタビューで「パイプラインに問題はない」と述べ、売上高が最も大きい製品である「イグザレルト」の特許が切れて

BASF―石油・天然ガス部門の合弁化交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)とロシア系投資会社レターワンがそれぞれの石油・天然ガス事業を合弁化する方向で交渉している。ブルームバーグ通信が報じ、BASFが24日に追認したもので、成約した場合はBASF

ドイツの樹脂包装材ゴミ、10年で30%増加

財界系シンクタンクIWドイツ経済研究所は22日、ドイツで発生する樹脂包装材ゴミの量が2005年から15年の10年間で29%増加したことを明らかにした。欧州連合(EU)平均の同12%を大幅に上回っており、15年の住民1人当

外資自動車部品3社がスロバキアで大型投資

欧州と韓国の自動車部品メーカーがスロバキアで大型投資を計画している。同国経済省によると、対象企業は韓国のドンイル・ラバーベルト、オーストリアのパンクル・オートモーティブ、ドイツのロシュリング。投資総額は4,800万ユーロ

独樹脂部品シーファー、ルーマニアに新工場を計画

ドイツの樹脂加工大手シーファーがルーマニア西部のフネドアラに新工場を建設する。現地英字紙『ルーマニア・インサイダー』などが先ごろ報じたもので、同市が保有する8万平方メートルの製鉄所跡地の購入準備を進めている。新工場では当

ベラルーシのベルジー、独BASFの塗料製品を採用

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジー(BelGee)が先ごろミンスク近郊に新工場を開設した。ドイツの化学大手BASFによると、同工場ではBASFの塗料が幅広く採用され、子会

ルーマニア樹脂建材大手、屋根材メーカーへの出資拡大

ルーマニアの樹脂建材大手テラプラスト(TeraPlast)は23日、同国の屋根材大手デパコ(Depaco)に対する出資比率を60%から67%に引き上げたと発表した。最新の金属屋根システム「グラディエーター」で急成長するデ

PGNiG、英社とLNG中期供給契約

ポーランド国営ガス・石油大手PGNiGは21日、英エネルギー大手セントリカと米国産液化天然ガス(LNG)の5年間の供給契約を締結したと発表した。2018年から最大9回に分けて、米国ルイジアナ州からポーランド西部のシフィノ

アクゾノーベルとアクサルタ、合併を断念

塗料世界最大手のアクゾノーベル(オランダ)と米同業アクサルタ・コーティング・システムズは21日、合併協議を打ち切ったと発表した。これを受けてアクサルタは、日本ペイントホールディングスによる買収に向けた協議を進める。 アク

SGL、炭素繊維の合弁を完全傘下に

独化学大手のSGLは24日、炭素繊維製造の合弁会社SGL AFCの株式49%を自動車大手BMWから段階的に譲り受け、完全子会社化すると発表した。炭素繊維の素材から加工品までを一手に供給するメーカーになる戦略に基づく措置。

ランクセス、中国に高性能樹脂の新工場

独化学大手のランクセスは23日、上海の北西約160キロの常州に高性能樹脂の新工場を設置すると発表した。中国で拡大する自動車、電機製品向けの需要を取り込むことが狙い。ランクセスが同国で展開する高性能樹脂工場は隣接する無錫に

エーザイ―抗てんかん剤の独販売を再開―

エーザイは17日、抗てんかん剤「フィコンパ」のドイツ販売を再開すると発表した。公的健康保険組合の中央団体との薬価交渉で合意が成立したためで、12月1日から再上市する。 ドイツでは医療費抑制を目的とする新規特許薬の価格取り

ランクセス―北米添加剤事業強化、ソルベイからの買収で―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は15日、ベルギー同業のソルベイから米国のリン添加剤事業を買収することで合意したと発表した。成長市場の北米で添加剤事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。独禁審査を経て買収手続き

ハブ&ビー―欧州市場開拓に本腰―

スキンケアブランド「ドクタージャルト」で有名な韓国の化粧品メーカー、ハブ&ビーが欧州市場の開拓を本格化する。創業者のリー・ジンウック氏が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。 ハブ&ビーは2004年の創業。

住友化学がポーランド子会社解散、DPF事業撤退を受け

住友化学は17日、ディーゼルエンジン車用すす除去フィルター(DPF)事業からの撤退に伴い、ポーランド子会社の住化セラミックスポーランドを解散すると発表した。ディーゼル車への逆風や電気自動車(EV)などへの需要シフトを受け

ポーランド化学メーカーのシントス、20億ズロチを投資

ポーランドの化学素材メーカー、シントス(Synthos)が来年から3年間で約20億ズロチ(4億7,200万ユーロ)を投資する計画だ。配当を控えて利益を再投資に振り向ける。 ヴァルムズ最高経営責任者(CEO)によると、主な

旭化成、低炭素社会実現の欧州プロジェクトに参画

旭化成は14日、低炭素社会の実現に向けた欧州の実証プロジェクトに参画すると発表した。再生可能エネルギー電力を用いて水素を低コスト・高効率に製造するアルカリ水電解システムを独デュッセルドルフにある欧州統括会社、旭化成ヨーロ

バイエル、がん治療薬で米社と提携

独製薬大手の独バイエルは14日、がん治療薬の開発・販売で米バイオ企業ロクソ・オンコロジーと提携することで合意したと発表した。特定部位のがんではなく、特定の遺伝子異常を対象とした新しいタイプのがん治療薬の上市を目指す。 ロ

ランクセス、買収で北米添加剤事業を強化

独化学大手のランクセスは15日、ベルギー同業のソルベイから米国のリン添加剤事業を買収することで合意したと発表した。成長市場の北米で添加剤事業を強化する狙いがある。買収金額は明らかにしていない。来年上期の買収手続き完了を見

ベラルーシのタイヤ大手ベルシナ、輸出志向を強める

ベラルーシのタイヤ製造大手ベルシナ(Belsina)が、クウェート、オマーン、カメルーンでのタイヤ供給を開始した。現地通信社『ベルタ』が8日に報じたもので、新市場を開拓する戦略の一環となる。ヤコブレフ代表取締役は「当初の

ルーマニアのリサイクル大手、スロバキアでプラ容器再生

ルーマニアのリサイクル大手グリーン・グループが、スロバキアにプラスチック容器のリサイクル工場を建設する。同社の幹部が先ごろスロバキアのTASR通信に明らかにしたもので、リサイクルした材料はルーマニアで自動車部品に再利用す

卸売物価の上げ幅3カ月ぶりに縮小、10月は3%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比3.0%増となり、上げ幅は3カ月ぶりに縮小した。8月以降、最大の押し上げ要因となっていた石炭・石油製品で上昇率が前月の6.8%から2.8%に低下したことが響

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