医療品

日立化成―再生医療製品の独社買収―

日立化成は1月31日、再生医療等製品を受託製造する独アプセス・バイオファーマ(アプセスバイオ)の全株式を取得し子会社することで合意したと発表した。米国に次ぐ世界2位の再生医療市場である欧州で事業を拡大する狙い。買収金額は […]

ベラルーシとインド、医薬品分野の提携強化へ

ベラルーシとインドが医薬品分野での提携を強化する意向だ。ベラルーシ上院のミャスニコヴィッチ議長はこのほど、チョカニ駐ムンバイ・ベラルーシ名誉領事と会談し、新たなプロジェクトの立ち上げに向けて、今年8月にミンスクでミャスニ

日立化成、再生医療製品の独社を買収

日立化成は1月31日、再生医療等製品を受託製造する独アプセス・バイオファーマを買収することで合意したと発表した。米国に次ぐ世界2位の再生医療市場である欧州での事業拡大が狙い。全株式を7,550万ユーロで取得する。4月の買

バイエルが京大と研究提携、肺疾患の新薬開発で

製薬大手の独バイエルは1月31日、京都大学と肺疾患の新薬開発で提携したと発表した。特発性肺線維症(IPF)という疾患の新しい創薬標的を特定する。バイエルは提携の成果を独占的に使用するオプション権を持つ。契約の金銭的な条件

ビオンテック―提携先の抗体産生事業を買収―

バイオ医薬品開発の独ビオンテック(マインツ)は23日、事業提携先の独MABディスカバリーから抗体産生事業を譲り受けることで合意したと発表した。医薬品として用いられるモノクローナル抗体候補の産生効率を高めることが狙い。買収

仏動物医薬品大手シーバ、ブダペスト拠点を増強

仏動物医薬品大手シーバ・サンテアニマールのハンガリー子会社シーバ・フィラクシア(Ceva Filaxia)が、ブダペスト郊外のワクチン工場と研究開発(R&D)センターを増強する。シーヤールト外務貿易相が15日明

オーストリア包装材大手、ロシア提携先を買収

オーストリア包装材大手コンスタンチア・フレクシブルズは21日、ロシアの提携先であるTTプリントを買収すると発表した。同国包装材市場の成長を見込んで事業を強化する。買収手続きは3月末までに完了する見通し。取引額などの詳細は

ウズベキスタン、製薬を対象としたFEZを設置

ウズベキスタンが東部アンディジャンに製薬業界を対象とした自由経済区(FEZ)を設置する。大統領令によると、主にインドからの投資を呼び込むことで先端技術を定着させ、地元製薬業界の振興につなげるのが狙い。 具体的には、◇イン

武田薬品、シャイアー買収が完了

武田薬品工業は8日、アイルランド製薬大手シャイアーの買収が完了したと発表した。買収額は460億ポンド(約6兆円)。日本企業による海外企業の買収としては、ソフトバンクの英半導体設計大手アーム・ホールディングス買収(約3.7

新薬の独市場投入件数、昨年は36件に増加

研究開発型製薬工業会(VfA)によると、2018年に独市場に新規投入された特許薬(新薬)の件数は36件となり、前年を4件上回った。増加は2年連続。希少疾患用医薬品は16件と、前年の10件から大幅に拡大した。 希少疾患は患

製薬大手リヒター、ロシア生産強化へ

東欧製薬最大手のリヒター・ゲデオンがロシア現地生産を強化する。まずはモスクワ州に包装工場を新設し、総合的生産拠点として整備していく方針だ。詳しい時期や投資規模は明らかにしていない。 リヒターはブダペストを本拠とし、世界で

VTBとシステマ、製薬のOBLファームを買収

ロシアの大手銀行VTBと投資会社システマから成る企業連合が、国内医薬品メーカーであるOBLファームの経営権を獲得した。同社を核に大手製薬グループを組織する計画で、システマが経営権を握るバイオ医薬品企業ビノファームなどとの

バイエル―22年までに営業益を約40%拡大―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は5日ロンドンの投資家説明会で、中期業績目標を明らかにした。組織再編と事業効率の引き上げ、技術革新を通して売上高と営業利益をともに拡大。売上高を2020年までに16~17

フレゼニウス―業績見通し引き下げ―

ヘルスケア大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は6日、中期売上・利益予測を引き下げた。腎臓病部門フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)と病院部門ヘリオスの業績が振るわないうえ、2019年に投資額を拡大することから

FMC―中国で4社買収―

総合医療大手フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホムブルク)は5日、腎臓病・透析センターを運営する中国企業4社を買収したと発表した。同国事業の強化戦略に基づく措置。同社が昨年4月以

英製薬大手GSK、がん治療薬の米テサロを買収

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は3日、がん治療薬メーカーの米テサロを買収することで合意したと発表した。がん治療薬部門の強化が狙いで、買収額は債務引き受けを含めて51億ドルに上る。2019年1~3月期の手続き

ユニリーバ、GSKのインド栄養補助食品など買収

食品・日用品大手の英・オランダ系ユニリーバは3日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)からインドの栄養補助食品・飲料事業などを買収すると発表した。買収額は38億ドル。これによって急成長するインド市場での事業基盤を

武田薬品のシャイアー買収、株主が承認

武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを買収する計画が、5日に両社がそれぞれ開いた臨時株主総会で承認された。これによって日本企業による海外企業の買収として過去最大となる同買収が事実上決まり、年明けに手続きが完了する

バイエル、22年までに営業益を約40%拡大

独製薬・化学大手のバイエルは5日、ロンドンで開いた投資家説明会で、中期業績目標を明らかにした。組織再編と事業効率の引き上げ、技術革新を通じて売上高と営業利益を拡大するという内容。2020年までに売上高を16~17%、営業

バイエル―組織再編、動物薬事業は分離へ―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は11月29日、競争力強化計画を発表した。収益力の向上が狙いで、一部事業や製品を放出。動物薬部門については戦略的なオプションを検討する。これらの措置に伴い従業員11万8,

メルク―液晶技術者を中心に400人削減―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が機能性材料部門で人員削減を実施する。7月に打ち出した同部門の業績改善計画「ブライト・フューチャー」に基づく措置で、液晶分野の技術者を中心に400人を整理する予定だ。解雇や早期

化学・製薬業界が生産成長率予測引き下げ

独化学工業会(VCI)は4日の年次記者会見で、同国化学・製薬業界の2018年の生産成長率を引き下げた。欧州連合(EU)からの英国の「無秩序離脱」懸念や通商摩擦を背景に下半期に景気が減速したためで、従来予測の3.5%から2

バイエルが再編、動物薬事業は分離へ

独バイエルは11月29日、競争力強化計画を発表した。収益力の向上が狙いで、一部事業や製品を放出。動物薬部門については戦略的なオプションを検討する。これらの措置に伴い、従業員11万8,200人のうち約1万2,000人を整理

武田薬品のシャイアー買収、欧州委が承認

欧州委員会は20日、武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを買収する計画を承認したと発表した。武田は条件として、シャイアーが開発している炎症性腸疾患の新薬を他企業に売却することを求められる。 武田は5月、シャイアー

メルクが米ソフト会社と合弁、がん研究支援へ

独製薬大手メルクは19日、米国のソフト会社パランティア・テクノロジーズと合弁会社を設立する計画を明らかにした。研究機関によるがん研究を加速させることが狙い。出資比率や出資額は明らかにしていない。 新会社の名称はシントロピ

BASF―収益力強化へ、組織再編も―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は20日、収益力強化戦略を発表した。生産効率の引き上げとコスト削減、組織再編、中国事業の強化を通して2019~21年の3年間に営業利益(EBITDA)を20億ユーロ拡大。E

メルク―がん研究支援へ、米ソフト会社と合弁―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は19日、米国のソフト会社パランティア・テクノロジーズと共同で合弁会社を設立する計画を明らかにした。科学者や研究機関のがん研究を加速させることが狙い。出資比率や出資額は明らかにしてい

製造業の固定資産投資、昨年は2.6%増加

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の固定資本投資額(捕捉対象は従業員20人以上の企業)は昨年637億ユーロとなり、前年比で2.6%増加した。伸び率が最も大きかったのは電算機器/電子・光学製品業界で、22.3%拡

ハンガリー製薬大手エギス、生産増強に80億フォリント投資

ハンガリー製薬大手エギス(Egis)は13日、国内西部のケルメンド工場の拡張計画を明らかにした。売上拡大を加速させるため生産能力を引き上げる。投資額は80億フォリント(2,480万ユーロ)。シーヤールト外務貿易相によると

ハンガリー製薬大手エギス、生産増強に80億フォリント投資

ハンガリー製薬大手エギスは13日、国内西部のケルメンド工場の拡張計画を明らかにした。売上拡大を加速させるため生産能力を引き上げる。投資額は80億フォリント(2,480万ユーロ)。シーヤールト外務貿易相によると、政府が11

バイエル―営業利益がやや減少、7-9月期-0.1%に―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が13日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDAベース、特別項目を除く)は前年同期比0.1%減の22億200万ユーロとやや落ち込んだ。為替差

シーメンス・ヘルシニアーズ―18年9月期は減益に―

独電機大手シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)が5日発表した2018年9月通期決算の営業利益は前期比12%減の21億1,000万ユーロへと落ち込んだ。新規株式公開(IPO)と人員削減のコス

クリスマス手当の平均、今年は2583ユーロに

賃金協定が適用される企業の被用者が今年、受給するクリスマス手当の額は平均2,583ユーロとなり、前年を2.3%上回ることが、連邦統計局の発表で分かった。西部地区は2,595ユーロで、東部地区(2,449ユーロ)を3.8%

第一三共製薬のトルコ事業、元従業員が不正を告発

第一三共製薬がトルコに持つグループ会社の元従業員が現地幹部の不正行為について告発したことがこのほどわかった。同社が現地紙『ヒュリエット』に対し明らかにした。元従業員が大統領府広報センターに対し行った告発によると、本来秘匿

英医療機器のインターサージカル、リトアニアに追加投資

医療機器大手の英インターサージカルがリトアニアに追加投資する。東部パブラデ工場に自動倉庫を新設するほか、北東部ヴィサギナスに新工場を建設する。今年と来年の2年間で両拠点に最大5,000万ユーロを投じる計画だ。 パブラデ工

トルコとの関係正常化を政府が模索、経済相がアンカラ訪問

ドイツのペーター・アルトマイヤー経済相は25日から2日間、トルコの首都アンカラを訪問した。2016年のクーデター未遂事件をきっかけに悪化した両国の経済関係を正常化することが狙い。経済が急速に悪化するトルコ側も外資を呼び込

グリューネンタール―同業から医薬品のライセンス取得―

独製薬大手グリューネンタール(アーヘン)は30日、英同業アストラゼネカから医薬品の販売ライセンスを取得することで合意したと発表した。売上高の拡大目標を達成するための措置。独禁当局の審査を経て取得手続きが12月に完了すると

英離脱に伴うEU2機関の移転、欧州議会が承認

欧州議会は25日、EU離脱を決めた英国にあるEU2機関の移転を承認した。EUの薬事規制を統括する欧州医薬品庁(EMA)はオランダのアムステルダム、銀行監督を担当する欧州銀行監督機構(EBA)は仏パリに移転する。 英国の離

ノバルティス―米放射性医薬品企業を買収―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は18日、放射性医薬品を手がける米国のエンドサイトを21億ドルで買収すると発表した。ノバルティスは中核の医療用医薬品事業に経営資源を集中させる取り組みを進めており、エンドサイトの買

FMC―業績予測引き下げ―

総合医療大手フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホムブルク)は16日、2018年12月期の売上・利益見通しを引き下げた。控えめな業績予測で知られるFMCの下方修正に市場は敏感に反応

中国企業による独中小企業のM&Aが減少傾向

政策金融機関のドイツ金融公庫(KfW)は16日、ドイツの中小企業(KMU)を対象とするM&A活動の調査レポートを発表した。それによると、中国資本によるM&Aは2016年まで増加傾向にあったものの、17

ノバルティス、米放射性医薬品企業を21億ドルで買収

スイスの製薬大手ノバルティスは18日、放射性医薬品を手がける米国のエンドサイトを21億ドルで買収すると発表した。ノバルティスは中核の医療用医薬品事業に経営資源を集中させる取り組みを進めており、エンドサイトの買収もその一環

バイエル―動物薬部門の売却検討―

製薬・農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が動物薬部門の売却を検討しているもようだ。一般医薬品部門の不振や特許薬部門の先行き懸念、米モンサント買収に伴う巨大リスクの抱え込みを受けて事業の見直しを求める投資家の圧力が

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