仏サノフィ、欧州の後発医薬品部門を売却へ
仏製薬大手サノフィは17日、欧州の後発医薬品子会社ゼンティバの売却について、米投資会社アドベント・インターナショナルと独占交渉を行っていることを明らかにした。19億ユーロで売却する方向で協議を進めており、年内の合意、売却 […]
仏製薬大手サノフィは17日、欧州の後発医薬品子会社ゼンティバの売却について、米投資会社アドベント・インターナショナルと独占交渉を行っていることを明らかにした。19億ユーロで売却する方向で協議を進めており、年内の合意、売却 […]
独化学労組IG BCEは12日、今夏に始まる次期労使交渉の要求方針を固めた。6%の賃金引き上げや勤務時間の柔軟化を柱としている。組合内での今後の議論を経て最終方針を決定する。 ラルフ・シコルスキー交渉委員長は好景気を背景
遠隔医療のパイロットプロジェクトが16日、西南ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州で始まった。公的健康保険の加入者を対象としたドイツ初の遠隔医療サービス。国内に前例がないものの、試行錯誤を通してドイツの実情に見合ったサー
ポーランドのバイオテクノロジー企業マビオン(Mabion)が増資を実施し、1億7,500万ズロチ(約5,100万ドル)を調達する。資金は国内中部ウッジ近郊のコンスタンティヌフ・ウツキの工場拡張と、多発性硬化症の治療薬とし
コンタクトレンズ大手の米クーパービジョンがブダペストの南東に位置するジャール工場を強化する。使い捨てレンズ「クラリティ」の需要が増えていることに対応する措置で、今後2年間で80億フォリント(約2,560万ユーロ)を投じ、
欧州製薬大手のノバルティス(スイス)は9日、遺伝子治療を手掛ける米エイベックシスを買収することで合意したと発表した。遺伝子治療薬部門の強化が狙いで、買収額は87億ドルに上る。 1株当たりの買い取り価格は218ドル。前営業
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は11日、デジタル農業事業を独競合BASFに売却することを明らかにした。米農業化学大手モンサントを買収するために当局から要求されたためで、一部の種子処理剤事業についても他社に売
スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は9日、遺伝子治療薬開発の米エイベックシスを買収することで両社が合意したと発表した。自社の当該事業を強化する考え。買収手続きが年央までに完了すると見込んでいる。 エイベックシスを株
医薬品開発の独エボテック(ハンブルク)が3月28日発表した2017年12月期決算の売上高は前期比57%増の2億5,763万ユーロと大きく拡大した。独バイエル、仏サノフィなど協業先の製薬会社から得るマイルストーン収入のほか
ラトビアの医薬品メーカーSVCは先ごろ、ウズベキスタン東部ジザフの現地政府との間で医薬品工場を建設するための基本合意書を締結した。新工場が建設されるのは同地のゾミン・ファーム自由経済地域(FEZ)で、主にウズベキスタンと
武田薬品工業は3月28日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収を検討していることを明らかにした。希少病医薬品に強みを持つシャイアーを取り込むことで、同分野を強化するほか、武田が重点領域とするがん、消化器系疾患、神経精神
スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は27日、英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同で設立した一般医薬品分野の合弁会社から資本を全面的に引き上げると発表した。経営資源を中核事業に絞り込む考えで、同合弁の資本3
安全性試験(毒性試験)の受託機関である仏シトックスラブ(Citoxlab)は12日、輸送タンパク質(トランスポーター)の世界的大手であるハンガリーのソルボ・バイオテクノロジー(SOLVO)を買収すると発表した。これにより
トルコのテキスタイルメーカー、アキナル繊維(Akinal Tekstil)は先ごろ、エストニアに工場の設置を計画していることを明らかにした。子会社のアストン合成(Aston Synthetics)を通じ、主に乳幼児向け衣
独研究開発型製薬工業会(VFA)は13日付の声明で、英国が欧州連合(EU)から離脱すると、欧州の医薬品認可手続きに大きな支障が出る恐れがあると警鐘を鳴らした。英国は認可手続きで大きな役割を果たしていることから、その穴を埋
心筋梗塞など急性冠症候群の患者に投与する「アスピリン」の供給がドイツで不足している。品質不良問題が発生したためで、同国で唯一の供給元であるバイエルは病院への引き渡しを制限中だ。供給不足は長期化する見通しで、医療関係者は神
欧州特許庁(EPO)は7日、2017年の特許統計の詳細を発表した。それによると、中国の華為技術は前年比0.3%増の2,398件と小幅な伸びにとどまったものの、前年の2位から1位へと浮上し、中国企業で初めて首位を獲得した。
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が8日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前期比1.7%減の44億1,400万ユーロへと落ち込んだ。液晶価格の下落などを受けてパフォーマン
独化学工業会(VCI)は7日、同国化学・製薬業界の今年の生産成長率を従来予測の2%から3.5%へと大幅に引き上げた。昨年第4四半期に業界の景気が一段と加速したうえ、今年に入っても堅調を保っているためで、売上高についても4
ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月28日発表した2017年12月期の営業利益(EBITDA、特別費を除く)は前期比0.3%減の92億8,800万ユーロ(非継続事業を除く)へと落ち込んだ。農薬と一般医
スペインの美容・食品会社カペラのリトアニア子会社、カペラ・バルティカ(Capella Baltika)は先ごろ、同国のクライペダ自由経済地域(FEZ)に工場を建設する計画を明らかにした。1,000万ユーロを投じパウダーや
総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)は26日、後発医薬品子会社フレゼニウス・カービによる米同業エイコーンの買収計画を見直していることを明らかにした。新製品の認可手続きでエイコーンが不正を行っていた容疑が浮上
感染症治療薬の開発を手がける独アイクリス(ブッパータール)は22日、同社が創薬し米メルク(MSD)が製品化した新薬「プレビミス(Prevymis)」の独発売に合わせて開催した催しで、買収を検討していることを明らかにした。
スイス製薬大手のロシュ(バーゼル)は15日、がん患者と医師のためのデータ解析プラットフォームを手がける米フラットアイアン・ヘルスを19億ドルで買収すると発表した。フラットアイアンが持つ腫瘍に特化した電子医療記録(EMR)
ドイツ連邦統計局が15日発表した2017年の国内医療費支出は前年比4.9%増の3,742億ユーロとなり、伸び率は前年の同3.8%を上回った。介護保険法の施行で医療費の増加幅が押し上げられた格好。1日当たりの医療費10億2
ラトビアの製薬大手オラインファーム(Olainfarm)は13日、ベラルーシ子会社で医療用ハーブを生産するNPKビオテストがオラインファーム製品を現地生産する計画を明らかにした。NPKが現地の認証を取得したことを受けたも
スイス製薬大手のロシュは15日、がん患者と医師のためのデータ解析プラットフォームを手がける米フラットアイアン・ヘルスを19億ドルで買収すると発表した。フラットアイアンが持つ腫瘍に特化した電子医療記録(EMR)などの技術を
欧州医薬品庁(EMA)は9日、ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンの子宮筋腫治療薬「エスミヤ(esmya)」(一般名:ウリプリスタール酢酸エステル)の新規投与を当面見合わせるよう改めて勧告した。同剤の服用と重篤な肝機能障
独製薬・化学大手のバイエルは5日、米農業化学大手モンサントを買収する計画について、EUの欧州委員会に新たな競争上の是正策を提示したことを明らかにした。これを受けて欧州委は買収審査の期限を4月初めまで延長し、改めて買収の可
欧州委員会は1月31日、安全で革新的な医薬品や医療機器の迅速な投入を可能にするため、国ごとに行う従来の医療技術評価に代わり、EU加盟国が合同で臨床評価を行う仕組みの導入を提案した。EU全体で医療資源の効率的利用を促進し、
仏製薬大手サノフィは1月29日、ベルギーのバイオ医薬品企業アブリンクスを39億ユーロで買収することで合意したと発表した。患者が少ない希少疾病用治療薬部門の強化が狙い。アブリンクスにはデンマーク製薬大手ノボ・ノルディスクが
ドイツ企業を対象とする中国資本のM&A(企業の合併・買収)活動は昨年も活発だった。件数自体は前年を21%下回ったものの、金額ベースではダントツの過去最高となった前年を9%上回る136億8,400万ユーロへと拡大
仏製薬大手サノフィ(パリ)は29日、ベルギーのバイオ医薬品企業アブリンクスを39億ユーロで買収することで合意したと発表した。患者が少ない希少疾病用治療薬部門の強化が狙い。アブリンクスにはデンマーク製薬大手ノボ・ノルディス
スイス製薬大手のノバルティスが24日発表した2017年12月通期決算の純利益は77億300万ドルとなり、前期から15%増加した。主力の白血病治療薬「グリベック」が特許切れで不振だったが、乾癬(かんせん)治療薬「コセンティ
人口が少ない地方部でネット通販の需要が増えている。都市部への人口集中などを受けて地方の人口が減りスーパーや専門店も少なくなっているためだ。独電子商取引・通販全国連盟(BEVH)のクリストフ・ヴェンケフィッシャー専務理事は
英バイオ医薬品大手アムリットファーマ(Amryt Pharma)は30日、ルーマニアの医薬品卸会社ロマストル・トレーディング(Romastru Trading、ブカレスト)とルーマニアおよびブルガリアにおけるライセンス契
武田薬品工業は26日、米医薬品会社ユニファームから複数の一般用医薬品および食品サプリメントの販売権を取得したと発表した。同社の製品を武田薬品が重要市場と位置付けるロシアを中心に販売し、同国の一般用医薬品市場における地位を
欧州復興開発銀行(EBRD)がベラルーシの医薬品販売大手アプテカ・グループ(Apteka Group)に500万ユーロを融資する。現地通信社ベルタが25日、EBRDベラルーシ事務所のピヴォヴァルスキー所長の談話として報じ
仏製薬大手サノフィは22日、血友病治療薬などを手がける米バイオベラティブを116億ドルで買収すると発表した。血友病を含む血液疾患の治療薬部門を強化するのが狙いで、サノフィにとって2011年に米バイオ医薬大手ジェンザイムを
スイス製薬大手のノバルティスが24日発表した2017年12月通期決算の純利益は77億300万ドルとなり、前期から15%増加した。主力の白血病治療薬「グリベック」が特許切れで不振だったが、乾癬(かんせん)治療薬「コセンティ
血液製剤製造の独ビオテスト(ドライアイヒ)は19日、中国の投資会社、科瑞集団が同社を友好的に買収する計画を米国の対米外国投資委員会(CFIUS)が承認したと発表した。ビオテストの米国子会社売却を条件に許可を取り付けた。
仏製薬大手サノフィ(パリ)は22日、血友病治療薬などを手がける米バイオベラティブを116億ドルで買収すると発表した。血友病を含む血液疾患の治療薬部門を強化するのが狙いで、サノフィにとって2011年に米バイオ医薬大手ジェン
独医療機器メーカーのBブラウン・メディカルがハンガリー東部のギョンギョシュにある拠点を強化する。同国のシーヤールト外務貿易相が18日に明らかにしたもので、307億フォリント(約1億ユーロ)を投じて点滴用器具の生産棟を新設
ギリシャの製薬会社サランティスグループは先ごろ、スロバキア同業のサネカ(Saneca)を買収した。16日付の現地紙『スロバキア・スペクテイター』によると、関連企業も含めた買収額は850万ユーロ。サネカはスロバキアとチェコ
セルビア倒産監督庁(ALSU)は19日、破産した製薬会社ユーゴレメディヤ(Jugoremedija)の資産を入札にかけると発表した。来月19日に応札を締切り、同日中に希望関係者立ち合いの下で開札する。推定時価は38億8,
ドイツ連邦統計局が16日発表した2017年の卸売物価指数は前年比3.5%増となり、6年来の高い伸びを記録した(グラフ参照)。同物価の上昇は5年ぶり。鉱石・金属が9.4%、石炭・石油製品が8.8%の幅で伸びて全体を強く押し
後発医薬品製造の独デルマファーム(グリュンヴァルト)は15日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。市場資金を調達して事業の国際化を推し進める考えで、採用基準が厳しいフランクフルト証券取引所の「プライム・スタンダード」で
製薬・農薬大手の独バイエルは10日夜、旧樹脂子会社コベストロの保有株10.4%を機関投資家に売却し、直接的な出資比率を従来の24.6%から14.2%へと引き下げた。需要が旺盛だったため、売却益は当初予想の15億ユーロを上
ドイツのスタートアップ企業が2017年に投資家から調達した資金の総額は前年比88%増の42億7,600万ユーロと大幅に拡大し、15年に記録した過去最高(33億600万ユーロ)を上回ったことが、コンサルティング大手アーンス